最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ!」 6→6 良いアニメでしたね。この作品に望まれた要素はほぼ理想的に出し切っていたのではないかと。まぁ、真面目なFateシリーズのテイストを持ち込んじゃう人にとってはノイズ以外の何物でもないんだろうけど。違う作品なんだから違うものが出てきて当然である。 「望まれた要素」と言ったが、それは一体何か。毎度の感想で書いた通り、最大にして最高の1つ目は、当然「幼女」である。女子小学生魔法少女が3人、各々に愛があり、友情があり、おちゃらけがあり、シリアスがある。1期でそこまではっちゃけられなかった理由は美遊ちゃんがあまりに優等生的過ぎて、どっちかっていうと巻き込まれて振り回されることで輝くイリヤの被害者体質が、そうした方面には活かされなかったことがあげられると思う(いや、魔法の杖には散々いじり倒されていたけども)。その点、この2期はクロという理想的な「かき回し役」が加わり、イリヤのパーソナリティもより見やすくなっている。三つ巴の絡みが展開することで相対的に美遊・イリヤ間の関係性も浮き上がってくることになるし、素直にクロが良いキャラだったので「幼女らしさ」を損なうことなく、きちんとギャグやシリアスに舵取り出来ていた。もちろん、そうしたメインヒロイン勢を盛り上げるための幼女軍団の活躍は今期の売りの1つであり、タッツンを中心としたフリーダムワールドが広がり、いくらか手狭だった世界にも、新しい可能性がいくつも見いだされた。これだけのキャラクターが揃っていれば、まだまだ続く3期目にも充分期待が持てるというものだ。 「望まれた要素」の2つ目は、正確には開始直後には望んですらいなかったものなのだが、毎回の戦闘描写のクオリティがやたらに高く、アクションアニメとしても遺憾なく魅力を発揮出来たという点。「魔法少女のアクション描写」なんてものは最近ではどんどん高いレベルが要求されるようになってきており、なのはを皮切りにまどかに繋がった「少女と言っても命張ってるねんで」テイストは、ロボットもの、格闘ものと並んで、各制作会社の動画スタッフがしのぎを削る主戦場といえる。そして、SILVER LINKは見事にこの重責を果たした。単なる「魔法少女バトル」というならエフェクトどかーんで効果バリバリなら適当にごまかせるところだろうが、本作はどれだけスピンオフしたといっても、一応看板には「Fate」シリーズの名前がかかっている。「Fate/Zero」から入った人間からは、ufotable/あおきえいクラスのものすら要求されてしまうかもしれないというこの難題を、今回は見事にクリアしたのである。中盤の美遊・クロ戦や、無駄に勢いのあるドッジボール描写、そしてクライマックスとなったバゼット戦など、魔法とステゴロの混じったいかにも「らしい」無茶苦茶な戦闘形態は、ギリギリ「魔法少女バトル」の形を残しながらも新しい楽しさを提供してくれた。今回、この「プリズマイリヤ」の新しい魅力として「可愛く激しいバトルシーン」を印象づけてくれた神保監督の手腕は相応に評価されるべきものであろう。是非とも3期も同じスタッフで続けて欲しいものである。神保さんらしい無茶苦茶さは後半ではなりを潜めたが、監督としてここまで作品のイメージをコントロール出来るというなら、今後の舵取りも充分期待出来るだろう。 というわけで、かなりハイレベルにまとまった一本。全10話で終わっちゃうのが本当に勿体ないけど、早めに3期がやってくるのを待ちたいと思う。どんどんアニメタイトルが長くなってるのはどうかと思うけどもね。あと、中の人たちのますますの頑張りにも期待は募る。3人の魔法少女の中の人が気付けば全員人妻だったりする時代の流れを感じながらも、やっぱりわしゃぁこの年代の声優が一番好きなんじゃ。バゼットさんも結婚してしまっているので、どうしても凜が一人身なのが目立つな……(サファイアの中の人には触れない)。 PR |
ブログ内検索
リンク
最新記事
(11/21)
(11/20)
(11/19)
(11/19)
(11/18)
(11/17)
(11/17)
(11/16)
(11/15)
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
アーカイブ
|