最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
どんな悪逆非道なキャラであろうとも、飼い猫を捨てることだけは許されません、第7話。捨てるな、死ぬまで面倒を見るんだ。ちなみに私事ですが、かつて幼い頃に猫嫌いだった祖父が勝手に我が家の猫を捨てる、という大事件があったのです。でも、帰ってきました。負けるな、猫。 というわけで、サブタイトルの「カゲ」は凛々しい顔の黒猫、チェルシーに象徴される公生の過去の闇である。宮園との出会いである程度は打開出来ていたかと思われた母親との因縁であるが、流石にそう簡単に全撤廃というわけにはいかない。まずは「ピアノを弾く決意が出来る」ところまでの回復であり、そこから更に先、「コンクールでピアノを弾く」となるとまた一段ハードルがあがってしまう。技術的な難しさもさることながら、音楽室で宮園さんと2人だけの空間なら大丈夫だが、コンクールの会場には数々のオーディエンスと、ライバルがいるのである。ライバルたちの目に映るのは、かつての「悪名」である有馬公生。2年前までに培われた母親の残滓である。どれだけ振り払おうとも、回りから次々に過去は訪れる。その重圧を乗り越えるのは、並大抵のことではないのだ。 チェルシーとの対話において、公生ははっきりと「譜面を追うだけの姿勢」とは決別することを示してみせた。それはかつての自分、つまり母親の幻影と戦っていくことの決意であり、新たな契機となった「宮園イズム」を継承し、初めて手にした「音楽の楽しさ」と改めて向き合う行為だ。未だに演奏中は自分の音は聞こえてこず、ただ演奏するだけでも大きなビハインドを背負った状態から、公生は一体どのような演奏を見せることになるのだろうか。宮園さんの示してくれた「公生の手」の真実はいかに。 今回はコンクールの演奏開始前で終了するという「タメ」のエピソードだったので大きな動きはないのだが、前回ちょろっと登場した2人のライバルのキャラが大きく取り上げられ、公生にはっきりとした「目指すべき目標」があることを示している。つんつん頭の少年、相座武士は、並々ならぬライバル意識を持っており、それを糧にしたのか、現在では同年代ではトップを走る奏者となっている模様。負けず嫌いでガンガン公生にぶつかっていく姿勢のようだが、はたして「生まれ変わった」公生を見たら何を思うのだろうか。興味深いのは、圧倒的自信に裏打ちされているように見える相座であるが、やっぱり演奏前にはしっかり緊張しているのが分かるところ。そりゃまだみんな中学3年生だしね。そう簡単に演奏を自由自在にコントロール出来るわけではないか。 そしてもう1人、目力強めの黒髪の女の子は井川絵見。外見はクールだが内面はアツい、なかなか可愛らしい子である。相座とはコンビみたいな立ち位置になっているのだが、この2人だってあくまでライバルどうしには違いない。「有馬公生」という大きな打倒目標が再び眼前に表れたことで、この3人の関係性はどう動いていくのだろうか。 ちなみに、それ以外の外野では渡が試合に負けて中学校時代の青春に幕を閉じるなんてお話もあった。あの場面で「ヒーローはお前に任せる」なんてサラッと言えるあたりが、やっぱりいい奴。渡は渡で色々と熱意のある良い青春を謳歌してるよなぁ。そして椿と組んだ時のコンビ芸の安定感。今回、コンクールを見るためにいつもように客席に入っていたわけだが、ここで宮園と並んで座るんじゃなくて、間に椿が挟まってるのがちょっと気になる立ち位置なんだよね。普通、椿の立場だったら「一応それらしいカップル」になっているはずの2人は並べるはずなのだが……まぁ、特になにも考えてないだけなのかもしれないけど。前回の一件ですっきりしてしまったためか、今回は椿の内面は一切描かれなかったからなぁ。 あ、チャーリーブラウンもいいこと言うよね。 PR |
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Thraxi
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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