最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
これぞシビュラさんの本気、第8話。やっぱり局長の目が光ると何かが変わりますな。縢さんの幻影が未だ辺りを漂っているかのようである。 予定通りにあっさり明かされた鹿矛囲の真実。そんなんでええんかと思うようなオチだったが、まぁ、無くもないような……いや、無いだろ。その生い立ちだからってスキャンされないのはまずいだろ。シビュラシステムって別に個人の生い立ちは関係無いやんけ。鹿矛囲が生き返ったなら生き返ったときに改めて認識するように調整しろよ。鹿矛囲だって「スキャンされるように努力した」って言ってるんだから。……むー、まぁ、免罪体質すら上回る「透明人間体質」の正解としてはこれくらいがギリギリなのかねぇ。そりゃま、そんなイレギュラー扱いされたなら鹿矛囲さんがキレるのもしょうがないかもしれんな。 鹿矛囲(の代弁者となった枅岢さん)と雑賀さんの雑談のおかげで色々と過去の設定も明かされており、集団監視システムとしてのパノプティコンの存在と、それが原因となった飛行機事故と鹿矛囲の恨みの根幹。そしてそこにちらつく東金財団の存在。これまで別々に動いていたと思われていたシビュラ・鹿矛囲・東金のすべてが少しずつ繋がっていく。こうして裏側を聞いてみると鹿矛囲の目的意識というのは非常にまっとうな(少なくとも感情的には理解出来る)ものではなかろうか。自分を人間として見てくれないシビュラ、そして事故の原因を作り、フランケンシュタインのごとく自分の身体を作った東金財団。言ってしまえば「今の世の中の全部が憎い」のが鹿矛囲という存在。そして鹿矛囲というのは既に一個人の名ではなく、彼の志を受けた184名の死者と、その代替物としての「身代わり」の集団の総称となっている。彼らは自分を人としてみないシビュラをぶち壊し、そのついでに、仇である東金財団もぶっ潰す狙いである。さぁ、シビュラに認識されず、さばけない大量の「イレギュラー」を相手に、シビュラ様はどのように動くというのか。なお、スキャンされない理由は別にいいとして、鹿矛囲が他人の色相までコントロール出来る能力を持っている理由はめちゃくちゃ適当である。「スキャンされないからこそ禁断の技術も知っちゃったよ」ってそれでいいのか。シビュラはそんなもんがあることを問題視しろよ。 さておき、そんな特異な鹿矛囲という怪物を産みだしてしまった飛行機事故と東金財団の問題だが、これに別角度からアプローチしていた人間がもう一人。もちろん、我らが霜月美佳ちゃんその人である。東金の部屋への不法侵入からヒントを得た彼女は、東金朔夜という怪人物を探るうちに、知らず知らず引き返せないところまで足を突っ込んでしまっていた。飛行機事故における東金財団の関与にいち早く気付き、そこに産みだされた「もう一人の怪物」である東金本人に行き着く。鹿矛囲は財団の力によって望まず産みだされた怪物であったが、東金朔夜は、財団が望む1つの実験過程で産みだされたものであると考えられる。「色相を保つ鹿矛囲」に対して、「色相を濁らせる東金」という対称性。彼は、かの槙島を代表とする免罪体質というシビュラ最大の難題に対し、「色相を濁らせる」ことで対処しようという1つのテストケースだったわけだ。 なるほど、「脳の移植・摘出」という東金財団の特許技術は、なにも鹿矛囲のようなフランケンシュタインの怪物を産みだすためのものではない。そのものずばり、シビュラというシステムを運用し、進化させるための根底を成す技術である。東金美沙子という朔夜の母は、特許を取得し、技術発展のためにそのままシビュラの主要構成要素としてこの都市のシステム深くに潜っていたのである。自分の研究から産みだされたシビュラによって、更なる安定運用を目指すために。そして、シビュラだけでも充分に機能するはずだった世界の中で、免罪体質や鹿矛囲といったイレギュラーが登場したときのための「外付け安全装置」としての東金の存在。シビュラを、局長を指して「母さん」と呼ぶ朔夜は、純粋にシビュラの申し子である。彼の任務はシビュラの保護であり、うっかり近づいた愚か者を組み伏したり、鹿矛囲の追跡に尽力したり、シビュラ始まって以来のイレギュラーである常守朱に張り付いたりしているわけだ。むー、デンジャラス。彼らにとっては、鹿矛囲も槙島も常守も、すべて「シビュラに沿わぬもの」という意味では同等の存在。朱ちゃんは今のところシビュラとは共闘態勢を見せているので消してはいないが、彼女をいじくり回し、免罪体質の謎さえ解けてしまえば、もう用済みになってしまうのは避けられないだろう。東金フィーバーはいつ起こってもおかしくないのである。 で、そんな深淵を除いちゃった可哀想な美佳ちゃん。いや、普通にその謎を同僚である常守さんに報告しておけばここまでひどい目にあわずにすんだかもしれないのだが、彼女が自分だけで掴んだ情報をどう活かしたらいいかと考えて、選んだ答えは「これであのあばずれを左遷しちゃえばあたしハッピーじゃない?」という最低最悪のもの。カフェでノートパソコンを開きながら意気揚々と「カタカタッ!ターン!!」やっている彼女の残念リア充っぷりは見ていて痛々しくなる。最悪の選択と知らずに浮き浮きしてるアホな女の子ってのは、これはこれで萌えるものがありますね。報告書の内容だって、シビュラがあんな存在であるっていうことを一切知らない平和な脳みそであることを除けば、割と的を射たものにはなっていたのだし、決して単なる馬鹿ではないんです。でも、どこまで言っても美佳ちゃんは美佳ちゃん。局長の「やっちゃったなー」みたいな告白の時のぽかん顔とか、その後のびーびー泣きわめく姿を見て気分爽快になった視聴者も多いことだろう。なんとか、最終回までに彼女の汚名返上爆あげ回があるといいですね(まぁ、無くてもいいけどその場合には存分に悲惨な死に方をしてほしいところである)。 さぁ、いよいよおおっぴらに動き始めた東金、これまでの下準備がすべて揃い、いよいよ最大級のテロに走ると思われる鹿矛囲。2人の悪魔を相手に、朱ちゃんはどうなってしまうのだろうか。いよいよおばあちゃんがロックオンされたのはマジでまずい。年寄りを利用するのはなぁ。 あ、あと作画なんとかして下さい。なんでそれなりに人気もでた作品の2期目だってのにこうも作画がガタガタになるのか……このキャラ原画って動かすの難しいのかなぁ。 PR |
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