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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 吉野屋先生と中の人の関係性がどうしようもなく頭を離れない第6話。考えてみるとさ、「アニメ化してキャストが決まって、そのキャストがあまりにはまってたからキャラクターの年齢は中の人と同じ(当時)にします」って、凄い事件だよね。最近原作の吉野屋先生もすっかり中の人に似てきてる気がするし……松来未祐……恐ろしい三十路!

 というわけで、今回はAパートが去年の話で、しかもアニメオリジナル回という珍しい構成。一応ショートストーリーとしてのオチは作っているわけだが、なんだか陳腐で無くても構わないような内容。これなら本当に何も無い日常でも「365」の時のオリジナル吉野屋話(9話の「ナツヤスメナーイ」)の方が面白かったなぁ。なんだか今回は作画にも不安なパートが散見されて、噂(というには割と確度の高い情報)で耳に挟んだ「シャフトスケジュールやべぇ」が実感できる仕上がり。ひだまりが使っているいわゆる新房演出は作画枚数の削減も兼ねているはずなのだが、それでもぼろが出てしまうというのは痛々しい。今回は長めのアイキャッチを増やし、そこのクオリティを維持することで画面全体を誤魔化そうという魂胆に見えるのだが、そのおかげでテンポが悪くなり、乱れがちな部分が余計に浮き彫りになるという皮肉な結果に終わっている。ちょいと残念。また、1回見ただけでも校長が絡んだシーンでの夏目の座り位置がおかしくなっていたりと、単純な繋ぎのミスも確認出来た。今期のひだまりはこれまでのようなエキセントリックな演出が無いだけに、どうしてもこういう些細な部分が目立ってしまうようになっているのだ。何とか頑張ってほしいとは思うのだけれど。あ、でもゆのの入浴シーンで初めて髪を乾かす描写が入っていたのは良かったかも。

 Bパートにいくとシナリオも原作通りのものに戻り、あまり細かいことは気にならない状態になる。ところどころ作画の乱れはあるものの、内容的にほとんど動かないというひだまりの真骨頂ではあるので、相対的にカバー出来た結果だろうか。今回初めてスポットがあたったなずな氏は期待に漏れずなかなか可愛らしく、それまでの微妙な気分をちゃらにしてくれそうないいインパクトがあった。Aパートで吉野屋話をやってくれたおかげでオチもそれなりの着地点に落とせたしね。こうしてみると、やっぱり原作エピソードは地味ながらも安心して見てられるかなぁ。

 今回改めて気になった台詞は、乃莉がみんなに訴えた「もてる女の条件」。「明るくて活発で、スタイル良くてちょっと天然入ってて」……乃莉さん、それってあんたの中の人じゃないのかい? ゆのの中の人も怪しい。ただ、らすちゃん画伯は次回予告でほどよいカオスを演出してくれたから触れないことにする。「ちょっと天然」の「ちょっと」が難しいな。 

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