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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「デンキ街の本屋さん」 5→6

 先生ちゃんがとても可愛かったですよっ!(半ギレ) もうそれでいいじゃない!

 オタクネタを中心に展開するのかと思っていた作品だったのだが、割と序盤からガチラブコメが臆面もなく展開され、1つのバイト店舗の中に惚れた腫れたが3組4組。なんやこの店。常時発情しなきゃいけない呪いでもかかってるんですかね? しかもそのうち一組のカップルは「昔の女」がマジで未練を持って絡んでくるという胃に悪い修羅場展開まであり、可愛い絵柄とは裏腹に回避不能のマジ恋モード。個人的にはつもりんを応援したくもあるのだが(CVのせい)、いかんせんひおたんも可愛いのでどうしていいのかよく分からなくなる。本当に迷惑な作品ですこと!

 とにかく、この恥も外聞もないキャラ設定が本作の勝負どころである。ひおたん→阿漕可愛い。先生ちゃん→オタクに媚び阿漕可愛い。ふがちゃん→竹達可愛い。カメ子→さりげなくも阿漕可愛い。つもりん→声をメインに積極的阿漕可愛い。Gメン→ん、まぁ。 ……つまり、全ヒロインが堂々とズルく可愛いのである。これはいけない。とてもいけない。結局、最初の方は「もー、こういうオタク層をテーマにした漫画やラノベなんて飽き飽きだろうに〜」とかいいながら流し見してただけなのに、気付くとつもりんの隠しきれない女の情念にやきもきし、先生ちゃんの充実しすぎた私生活に涙を抑えられなかったりした。我ながらちょろいもんである。でもね、仕方ないよね、作品としては割と安定して画面のクオリティも維持されてたし、途中でダレそうになると割と大胆にお話のフレーバーをいじってくるので、オムニバス形式の単なるギャグとしても退屈せずに見られるし。1クールもののアニメとしては、ドロドロラブコメとしても、ベタなオタクギャグとしても機能してかなりの高密度。男キャラの押し出しが強くなく、とっ散らかったヒロイン勢だけを楽しめる、いかにも野郎が考えそうな模範的な萌えアニメでございました。スタンスとしてはやっぱり「WORKING!」と同じとこに落ち着くのだけど、あれよりも更に男の影が薄く、キャラの丸さもあって女の子の攻めが強い。こういうのばっかりだと食傷気味になるが、1期に一本ぐらいだととても良いエネルギー補給源になるので悪くないと思いました。まる。

 でもやっぱり先生ちゃんなんだよ。女子力回が2回もあって徹底的に貶められているのも分かりやすい素敵ポイントだが、幼児退行の遠慮のなさとか、時々見せる女子力をあげるための健気な努力が本当に愛らしい。津田美波の代表役の2つ目としてカウントしていいのではなかろうか(1つ目は櫟井唯さんです。船見の方の結衣さんはまだ演技が固まってないから)。時折漏れ聞こえてくる津田ちゃんのTケメンぶりとの相乗効果もおいしかったのであった。その他も、当然つもりんの中の人であるしゅが美、ひおたんの中の人である高森奈津美といったメインの引っかき回し役も画面のクオリティに負けないだけのパワーを持っている。実に賑やかで楽しい作品だった。多分、今期終了アニメの中では原作コミックを買う危険性が一番高いので、今必死に抗っているところである。

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