忍者ブログ
最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
[3637] [3636] [3635] [3634] [3633] [3632] [3631] [3630] [3629] [3628] [3627]

「繰繰れ!コックリさん」 5→6

 わぁい、もふもふだぁ。良かったんじゃないでしょうか。身の丈にあったギャグの振れ幅と、愛らしい動物キャラ、ちょいと毒を含んだギャグを絡めて、重たかったり下衆かったりするアニメが多い中での一服の清涼剤のような存在に(いや、これも充分ゲスいんだけどさ)。

 当初予定していたよりも割と好きになった作品である。そういう意味では今期「デンキ街の本屋さん」とは双璧かな。ただ、「デンキ街」はある意味ドストレートな「萌え」で、ヒロイン勢で売っていたのに対し、こちらのメインウェポンはモフり成分である。なんでコックリさんは余計な人間形態などという小手先芸を使うのだろうか。大人しくずっと狐の姿でいれば良いものを……。アニマルフォームのキャラクターたちはどれも本当に愛らしく、至極まっとうな子供向けアニメのデザインのごとき愛らしさ。狗神や信楽も(やっていることはさておき)外見はとても可愛らしいし、そこにじめ子さんやタマも混ざって「異種間ドタバタコメディ」としては充分な陣容。考えてみれば、一つ屋根の下に人と狐と犬と狸が同居する設定の時点で私の大好きな「長屋もの」ジャンルと言えなくもないな。

 更に、こういう設定だとキャラを出した時点で大体パターンが決まってあとはダラダラすることが多いのだが、今作は割と話のバリエーションが多く、1話1話でちょいちょい目先が変わったのも飽きずに見られた要因だったんじゃなかろうか。中盤の信楽大活躍っぷりが余計な背伸びにも見えたけど、やっぱりおぢさん格好いいからしょうがないんだ。声の占める割合が無闇に高い気もするけども……いや、でも今作のキャストはクド過ぎるくらいに完璧だったからな。「猫のもののけ」のキャラが出てくるのにそこに千和が絡んでないキャスティングって初めて見たかもしれんな。

 というわけで濃密すぎた中の人成分だが、やっぱり本作で一番大事だったのは涼さんのこひなだろうか。久しぶりに「これぞ広橋!」という独特の台詞回しは、一度聞いたら癖になる怪しさがたまらない。こういう武器があるとやっぱり役者は強い。そしていつものポジションの小野Dも、獣化したり女体化したり幼児化したりするので意外と演技のバリエーションが多くて楽しめる。それは狗神・信楽コンビも同じこと。このコンビについてはオープニングテーマの合いの手でも良いお仕事をしておられたね。そういやナレーションのおねーさんまでカロリーが高かった。実に耳に良い作品でした。けもけも。

拍手

PR

コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


忍者ブログ [PR]
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
2
22 23
24 25 26 27 28 29 30
ブログ内検索
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
ーーーーーーーーーー
↑越えられない壁
沢城みゆき 斎藤千和 
中原麻衣  田中理恵  
渡辺明乃 能登麻美子
佐藤利奈  佐藤聡美
高垣彩陽   悠木碧
最新CM
[10/21 seachicken]
[10/11 Serra]
[10/07 とみしの]
[10/05 NONAME]
[09/29 NONAME]
バーコード