最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「異能バトルは日常系のなかで」 5→6 ほどよくまとまる良作だったんじゃないでしょうかね。今期はこうして「あ、意外と悪くない」って感じでジワジワはまっていく作品が多かったですわ。 加点したのはひょっとしたら衝撃の第7話の影響が大きすぎるかもしれないが、まぁ、TRIGGERによる映像面の良さを加味すれば、多少下駄を履かせても問題無いレベルだと思う。1話目では「あれ? TRIGGERでこんなもんか?」と訝しんだものだが、2話目以降でキャラデザの安定感を取り戻し、要所で「らしい」動画にも繋げることが出来た。無体なバトル描写なんかはサブカテゴリでしかない能力バトルの方にしか活かせなかったのでやや勿体ない気もしたのだが、そうすることで「日常」と「異能」のギャップを大きく広げることが出来て物語に振れ幅が出来るのは悪くないアイディアだと思う。日常パートでは丸っこいデザインのキャラクターが常に可愛らしく描かれており、コロコロ変わるヒロイン勢の表情だけでも充分楽しむことは出来た。個人的なお気に入りポイントは鳩子の困り眉です。っつうか、鳩子全般です。海でのシーンもなかなか良かったよね。 「日常」と「異能」という構成について、「異能バトル部分が完全に余計」という趣旨の意見を目にすることが多かった本作。まぁ、正直この意見については同意する部分も多いのであるが、決して「完全に無駄な要素」ではなかっただろう。最終話で何となくまとまった風に見えるのは異能との絡みで「日常」を引き立たせたためであるし、ああやって命懸けのシチュエーションを演出することで安藤の男前っぷりを非常に分かりやすく出すことが出来るので、手っ取り早く「それっぽいメインシナリオ」をまとめる機能はあったと思うし。いや、「最終話で刺客が1人襲ってきた時点で今後の安寧が一切約束されず、安藤達は不安の中で生きていかなきゃいけないはずなのにお気楽すぎるだろ」とか、「彩弓さんは相模があれだけ直接的に絡んできたんだから、どう足掻いても裏世界との接触は避けられないだろ」とか、「安藤って単なる高校生のくせに、足突き刺されたり手を切断しても平気っていう時点でよっぽど異能だよね」とか疑問の残る部分も多いんだけど、まぁ、1クールの締めですから。この後バトル突入不可避だったとしても、アニメシリーズとしての欠点にはなるまいよ。 こうして「異能」と「日常」を混ぜ込んでネタ化させた意味というのは、おそらく原作者側の意図としては「最強なのに役立たず日常系」という出落ちネタだったのではないかと推測する。「ラノベは日常ものとバトルものがほとんどで、その2つを変な方向で混ぜたら面白くね?」というのは割と単純な発想で、「アウトブレイクカンパニー」や「勇しぶ」も大体同じ発想なので、取り立てて目新しいものではない。今作でそれがオリジナル要素たり得たのは、主人公の安藤のキャラが良くも悪くもぶれずに固定されていたおかげだろう。彼が恋愛要素を一切考慮しない朴念仁であり、厨二設定を堂々と振りかざす阿呆でありながら、なぜか道徳観念だけは非常に達者であり、ヒロイン4人(会長も含めれば5人)から惚れられてもそこまで違和感の無いマジカルワールドを産みだしている。「異能に悩める女の子」を「異能マスター」が導いてやるというのは、変則的ながらも「超絶有能イケメンが迷える女の子のピンチに駆けつける」シチュエーションと本質的に大差ないため、こんなヘンテコ主人公でもモテていい世界になっているのである。そういう意味では、このハイブリッド設定も単なる思いつきから一段上がって「意味のある設定」ではある。また、こうして「異能前提」を設定していたからこそ鳩子バーストのような一種の反則技も効果的に見せることが出来たわけで、決して考え無しに異能設定を無駄遣いしているわけではないだろう。まぁ、やっぱり視点が安藤達から外れてしまうと退屈になったのは事実だと思うけどさ。 退屈だと思うなら、鳩子や灯代といった優秀なヒロイン勢を思い出して脳内補完すればいいじゃない。今作のMVPは早見沙織、そして岡本信彦のツートップであるが、山崎はるかも新ヒロインとしてきっちり仕事をしていた。灯代の設定って全部「どっかで見たことある」気はするのだけど、総合すると割と新鮮な気もするのよね。その他彩弓さんに千冬ちゃん、会長にくっきーまで。ヒロイン全員がしっかり安藤にアプローチしながら魅力を発揮する、良いラブコメでございました。でも、僕は鳩子派です。当ブログは恵まれない幼なじみセカンドヒロインを応援します。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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