忍者ブログ
最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
[375] [374] [373] [372] [371] [370] [369] [368] [367] [366] [365]

 なずな氏がしゃべってるシーンは背景が白っぽいと本当に画面が真っ白になる気がする第7話。漫画とかだと普通は画面構成が単調になるのは「作画泣かせ」なはずなんだけど、この作品の場合、妙な色の統一感はかえって味になってるかもしれないな。

 さておき、今回は智花の登場回ということで、当然完全アニメオリジナルの回である。1期はオチを務める唯一のオリキャラとして登場した智花だが、2期には登場回が増え、気付けば随分その存在感が増した。今期は原作のストックも少ないということで、折り返し点となる7話での登場である。まぁ、遊びに来るタイミングとしてはゴールデンウィークがちょうどいいし、時系列順に進行している3期ならここしかないのか。ただ、せっかくの貴重な登場回でいささか残念だったのは、やはり作画の調子が戻っていなかったこと。Aパートはなかなか頑張っていたのに、Bパートで目に見えて崩れてしまったのは残念至極。ほんと、今じゃ「ひだまり」は看板商品なんだからしっかり作って欲しいものであるが。

 とはいっても、オリジナルながらなかなかまとまった空気をもったエピソードになっており、特に新1年生と同い年の智花というセッティングは、原作でも見たことのない「同年代を相手にする乃莉なずな」が見られて興味深い。確か一期で智花が登場する際には原作者のウメス自らキャラを起こしたり、設定を考えたりしていたはずなので、きちんとひだまりの空気を壊さず「沙英の妹」という要項を見たし、なおかつ新1年生とも自然に絡めるという、かなり完成度の高いキャラクターになっている。今回は特に普通科どうしで親交を深めたなずなとの関係性が面白く、最後に「メールするから」となずなが珍しく積極的だったところで、2人の親密さが伺える。まぁ、裏を返せばなずな氏はひだまり荘で肩身の狭い思いをしてるかもしれないってことなんだけどね……

 その他のシーンでも、今回は女子高生7人が一部屋にひしめき合うというかなり窮屈なシチュエーションがほとんどだったにもかかわらず、きちんと各々のキャラクターが自己主張をしており、それが錯綜せずに「何となくひだまりっぽい会話劇」として成立していたのは見事なもの。ま、乃莉と智花の「イモリ」発言はちょっとひどいと思うけど……これも姉妹だから出来る芸当なんでしょうな。ヒロさんは今回完全にお母さん役であまり表に出てこなかったけど、女子高生の一人暮らしでパエリア鍋を持ってるのが驚きだよ。あんなでかくて用途の少ない物、なんで準備してたんだろうな。

 そして、今回深く掘り下げられたのは、当然智花である。「歌舞伎好き」「ブラバン所属でアルトサックス」など、よく分からない属性が一気に判明。伝統芸能に音楽活動と、芸術方面に触れているのはやはり沙英の妹だからか。姉が絵画と文芸、妹が舞踊と音楽。うまいこと棲み分けたもんだな。1人で歌舞伎座に出かけたり、初対面の相手とも分け隔てなく接することが出来る肝の据わったところも、高校生にして執筆活動を続けている沙英に近い部分もある。ほんと、説得力のあるキャラクターになったなぁ。原作で登場するのはいつになるんでしょうかね。

 最後に、何故か連休中にも関わらず登校して運動することになった校長と吉野屋先生の両名……やっぱり校長先生は根本的に吉野屋先生が好きなんだよね。ただ、冷静に考えると30前後の妙齢の女性に体操着+ブルマで2人っきりの運動を強要する校長ってかなり危ない。吉野屋先生じゃなかったら確実にアウトですがな。すげぇ学校だ。

 次回のサブタイ、「ゆのクラブ」。……ゆのの体重が軽くなる話……じゃないんだけどね。 

拍手

PR

コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


忍者ブログ [PR]
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
2
22 23
24 25 26 27 28 29 30
ブログ内検索
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
ーーーーーーーーーー
↑越えられない壁
沢城みゆき 斎藤千和 
中原麻衣  田中理恵  
渡辺明乃 能登麻美子
佐藤利奈  佐藤聡美
高垣彩陽   悠木碧
最新CM
[10/21 seachicken]
[10/11 Serra]
[10/07 とみしの]
[10/05 NONAME]
[09/29 NONAME]
バーコード