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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 「どこかで聞いたことのある話ね」、うん、大概の視聴者もそう思ったはずだよ、第15話。結局前回のタイムワープ伏線は何だったんでしょう。時間関係無かったやんけ。

 色々と突っ込みたいところもいじりたいところもあるが、とりあえず事実関係をまとめておこう。まず、スタート地点となっていたのは今回登場した方の、サラマンディーネさんことサラさんのいた地球(これを便宜上「旧地球」と呼ぶ)。ここではドラゴニウムという新しい粒子だかなんかが見つかって、それによって技術革新が進むかと思われたが、当然のように軍事利用されたせいで、この旧地球は滅亡寸前までいってしまった。そこで旧地球の住民の意見は2つに分かれ、チームエンブリヲは、「もう1つの地球を作ればいいじゃん」というので、アンジュ達の生まれ故郷である新たな地球(これを「新地球」と呼ぶ)を生み出し、そこに移住した。エネルギー問題については、ドラゴニウムによって龍化した始祖ドラゴン、アウラを取り込み、身勝手なバッテリーとして運用し、これを世界の中心に秘匿して「マナ」と呼ばれるエネルギー供給を可能にしている。ただし、アウラのエネルギーも当然有限であるので、ドラゴニウムを補充するため、定期的に旧地球との連絡通路を開き、ドラゴニウムで汚染された旧地球民を召喚、討伐して、エネルギー補充に充てているという。

 他方、旧地球に残った穏健派たちは、自らドラゴニウムの力で龍化し、汚染環境を1つ1つ消費することで復興を狙っている。男は主に龍化して各地の徐染作業を、女はその他の生活基盤の安定を図っているという。もちろんエンブリヲ派の身勝手は許すわけにもいかないし、始祖ドラゴンアウラを強奪されたことも許してはおけない。定期的にゲートが開いて新地球に駆り出されて虐殺されるなんてもってのほかである。なんとかエンブリヲを、そして新地球にあるマナシステムを破壊し、自分たちの身の安全とアウラの身柄を確保しなければならないのである。

 なるほど、構図としては非常にすっきりした。これで少なくとも「新地球」の方で起こっていた「偽りの戦争」については大体説明がつくし、アンジュ達が今置かれている状況も理解出来る。初対面では敵対していたアンジュとサラが今後協力していくことになるであろう流れも自然なものである。ただ、未だ現時点では分からないことも少なくないので、こちらもピックアップしておこう。

 1つは、「新地球」とはなんなのか、という部分。サラの言では「エンブリヲが作った」とのことであるが、素直に考えるならばタスクたち「古の民」と呼ばれる連中は、エンブリヲによる「マナ使い」たちが生み出される以前から新地球に住んでいた先住民族と考えるのが自然であろう。いかにエンブリヲ様とて、惑星を1つ新たに生み出すのは流石に不可能であり、手近にあった似たような星をテラフォーミングしたという理解でいいのだろうか? でも、それだったらアウラによるマナシステムなんて面倒なことせずに、汚染された旧地球を脱出してみんなで新地球に住めば良かっただけだよね。やっぱり「作った」っていう理解でいいのかな。タスクたち「古の民」は、マナシステムの実験過程で生まれた試作品であり、マナが完備されなかった世代の遺物とか?

 また、旧地球と新地球をつなぐゲートの開閉についてもはっきりしない部分が残る。現時点ではエンブリヲ陣営には「エネルギー補充」という目的、サラ陣営には「アウラ奪還」という目的で、どちらにもゲートをつなぐ動機がある。ただ、サラの話していた感じでは、普段アルゼナルで対応していた龍の出現は、全てエンブリヲ側(そういやジュリオ陛下がやってたんだっけ?)の主導によるものだったのだと思われる。唯一、サラが新地球に乗り込んだ時だけ、エンブリヲさんサイドも予測していなかったらしいので、あれだけがサラの言っていた「兵器の運用実験」のための転送か。ただ、だとするとエンブリヲ側の手引きによるゲートオープンって、ドラゴン側が積極的に新地球に乗り込む理由は無いよね。無理に進まず、ゲートから引き返せばいいんだし、万一強制的に転送させられたとしても、人間と戦わないで済ませる方法はあったと思うんだけど。過去のドラゴンの振る舞いを見ると、「無理矢理転送されて狩られている」というより、積極的にアルゼナル陣営と戦っているように見えたのだが……なんなの? みんな血気盛んなの?

 そして、この期に及んで未だ「ミスルギの血」についても明かされてはいない。てっきり旧地球の龍人間たちの血があればヴィルキスが動くのかと思っていたのだが、今回サラは大巫女さまとやらに「ヴィルキスが動かせる珍しい人間だよ!」と言っていたので、どうやら謎が解明された現時点においても、未だヴィルキスは特別な存在であるようだ。エンブリヲさんの開発した特別兵器ってことなんだろうか。だとすると、アンジュの血筋ってエンブリヲの直系とかかな。そうそう、結局ジュリオ兄様にくっついてたサキュバス改め龍人間の副官さんって、どっち陣営だったんだ? サラが知ってたんだから当然サラ陣営なんだろうけど、暗躍の仕方がエンブリヲ側っぽくもあったのだが……単にアホのお兄様をたぶらかして無茶させる役割だったのかな。そんなん出来るなら、サラさん陣営ももっとガンガンスパイとか工作員を送り込んでおけばいいのにな。ジルさんは……関係あるのかなぁ。どことどこが繋がっているのか、その辺は未だにはっきりしていないのである。

 ま、「まだ完全に答えが分かったわけじゃない」ってのはいいとして……アンジュ楽しそうやな。あんだけ誘惑しておいて一週間経ったら完全にお預けモードだよ。そりゃタスクだって性教育でちんこ立てるわ。クンニマスターの仕返しするわ。宮野楽しそうだなヲイ! またサラさんの衣装がアンジュの痴女衣装に輪をかけてエロくてね……この世界の住人には貞操観念とか羞恥心ってものはないのかね(なくていいけど)。そして巷で話題になっているのが、相変わらずの作画のひどさによって拍車をかけられた「嘘ジャポネスク」っぷり。まー、事前に言われてたから「どやねん」とは思って見てたけど、茶道のシーンなんかは正直どうでもよかったね。別に日本のお話じゃないんだし、何してたって間違いじゃないやろ。茶碗に入ってたのだって抹茶ラテの可能性はあるで。どっちかっていうと、手水場で唾吐いてたアンジュの方がいらつくわ。あと、日本文化として突発的に出てくる精霊流しね。「ほほう、お祝い事でそんな文化がねぇ。精霊なが……って飛ぶんかい!」ってなった。フリーダムな世界だなぁ。

 でも、新しい世界が開けたおかげで新キャラも増えてちょっと俺得。御簾の陰に隠れて見えなかった大巫女様はまさかのアスミスである。ついにアスミスがサンライズ作品にまで絡んできましたよ。他にも、「エルシャに似てる」と言われていたヴィヴィアンのママンには中原麻衣。確かに、小清水と中原って声が似てるって言われること多いから(そういうことじゃない?)。なんとも恵まれた声の家系だな。あと、龍人間側の女医さんは渡辺明乃。どんどんキャスティングが濃くなっていくのでたまりません。ヴィヴィアンが人間形態に戻ってくれたのも朗報である。いや、ドラゴラム状態もあれはあれでよかったけどね。

 なお、代わりにアルゼナルメンバーの方は一切登場せず、むしろキャストの数だけで言ったら減っている模様。これ、最終回間際とかになったらすげぇキャストクレジットになりそう。ガールフレンド(仮)の中堅以上声優限定Verみたいなもんである。関さんと宮野には、本当に頑張ってほしい。負けるな男の子。

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