最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
体調悪い時に観るアニメじゃねぇな、第3話。偏頭痛に悩まされてる状態で視聴したんだけど、全然考えまとまんないや。でも考えないと分かんないしなぁ。 今回は外側だけをなぞると、「百合園さん、牙剥くの早すぎ」っていうお話である。前回衝撃の(?)正体を現した熊委員長百合園蜜子さん。彼女は「もっとおいしくなるから」といって前回紅羽を放逐していたわけだが、教室における謎のセレモニー、「排除の儀」によって紅羽が悪であると断定されると、機が熟したと判断して自ら正体を現したのである。彼女の中で一体どんな変化が起こったのか、そして、紅羽にどんな変化が起こったのであろうか。今回特筆すべきは、やはり教室で行われた「排除」ということになる。これまで「人間対熊」という対立構図ばかりがクローズアップされていたが、人間の中にも「透明な存在になるか否か」という選択肢がある。これまでも幾度となく用いられてきた「透明」という言葉。その語感だけで考えると「何者でもなく、無個性で表出しない人格」ということだと漠然と考えていたのであるが、今回の鬼山さんの演説を聞く限り、どうも「透明」にはもう少し積極的な意味があるらしい。それは「同調」。他の人の色に合わせなければいけないという「学校」の世界の中で、「空気を読めない=悪」であるとはっきり断定され、なおかつこの字幕には「ハイジョ」というルビまで振られている。断絶の壁の中、ただでさえ閉鎖された空間であるのに、今作がやたらと「学園」にこだわり、紅羽が熊と対峙する場所が必ず学園の屋上だったのは何故だったのか不思議であったのだが、どうやら、「人間」という檻の中で人々を縛る具体的な枷として、学園は立ち現れてくるようである。 多数の人間に同時に「色」を合わせることなど出来るはずがない。そこで行われるのが「透明化」だ。色は混じれば黒くなり、光は混じれば透明になる。全ての個性を引っくるめて、全ての空気を読んだ先にたどり着くものは「黒」か「透明」しかない。この世界の女学生達は透明になることを絶対条件として掲げ、そこに「混ざれない」ものを悪と断じているのだ。これを単純な現代社会の縮図と見るのは非常に簡単。「学園」という風土もいじめや同調といった動向にしっくりくる場面設定であるが、そんな簡単なことじゃぁつまらないだろう。この世界は「壁」があり「学園」があるのだ。「透明化を強要する学校」を単純に「社会の縮図」とみるのはどこかちぐはぐである。何故なら、その外側に「熊」がいるから。現時点で「透明な熊」「透明な人」「透明でない熊」「透明でない人」という4つの分類があり、それぞれのカテゴリーがすっきりはまる縮図が用いられなければならない。……まぁ、答えは出てないんだけど。 確認までに並べておくと、現時点では、ほとんどのクラスメイトは「透明」であるはず。まぁ、紅羽以外にも「ハイジョ」ランキングに名を連ねた生徒がいるのだから個人差はありそうだが、少なくとも今回何らかのやり玉に挙げられたのは紅羽のみ。つまり、紅羽は「透明でない人間」だ。好きを諦めないかぎり透明にはならないと、紅羽自身も言っている。執拗な回想シーンからも分かる通り、紅羽は純花に対する「好き」を貫くことで透明化を拒否し続ける。 一方の「熊」陣営であるが、まだ排除の儀に参加出来ない銀子とるるは、はっきりとユリ裁判で「透明になる」ことを拒否しており、「透明でない熊」である。ただ、難しいのはこの裁判、未だにその意味が判然としていない。被告席には常にこの2人(2匹?)しか立たないので、他の熊がどういう扱いなのかが分からない。となると、問題となるのは百合園蜜子の存在だ。彼女は「人間として」は、儀式での排除対象とされていないことから透明になっている(もしくはなろうとしている)ようにも見えるのだが、はっきりと「紅羽を食べたい」と言っている時点で、ユリ裁判制度側から見たら透明であるはずがない。ぶっちゃけ、鬼山さんを口説き落とした時の「ユリダーク!」からして、あの百合園さんが「透明である」はずはないだろう。やはり熊は「人を食べる」意志を持っているだけで「透明な存在」であることとは相容れないということか。それが排除の儀のときに問題にならないってことは、単に蜜子さんのステルス能力が高いってことなのかね。 駄目だ、頭痛い。来週がんばろう。あれ、でも来週からあおちゃん出ないのかな? ……百合園さんカムバァァァック! PR |
ブログ内検索
リンク
最新記事
(11/21)
(11/20)
(11/19)
(11/19)
(11/18)
(11/17)
(11/17)
(11/16)
(11/15)
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
アーカイブ
|