最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「こんがらがる」の語源は不明だという、第17話。せっかくなので軽くネットで調べてみたけど、だいぶあやふやな説がいくつかある状態で、あんまりはっきりと出自は判明していないようだ。あと、僕は「こんがら『か』る」だと思ってたんですけどね。これも諸説あるみたいで、ひょっとしたら地方によっても違うのかもしれません。あぁ、こんがらかってきた。 今回はもう、サブタイトル通りのお話でした。トミーメイン回ということで、1期同様になんだか不思議と明るいイメージになるお話。他のメンバーだとひょっとしたらこんな風にポジティブな終わり方は出来なかったかもしれない。特に颯あたりは必要以上に難しく考える傾向があるからな。最後もこんがらがってたし。 トミーが今回置かれた状況ってのも、ちょいと微妙なものである。まず、「1人抜擢されてドラマ出演」は当然誇らしいことだろう。少ハリはシャチョウやてっしーによってどのように売り出しが行われているのかは定かじゃないが、1期の頃にはライブ以外にも歌番組やバラエティに出演していたわけで、ハリウッド東京を出てもそれなりに知名度のある「アイドル」にはなっている。そんな中、そこまで個々のスキルに差はないだろうし、実績にも差はない(キラだけちょっと特殊だけど)ところから、トミーだけが俳優業をやるということになった。どうやら先代トミーの声がけもあったようだ。この、言ってしまえば「出世のチャンス」で、トミーはどちらかというと浮かない顔で、劇場の方を心配してみたり、上手く演技が出来ずにへこんでみたり。その落ち込みの原因の1つに、「自分は先代トミーのように上手く出来ない」という負い目がある。先代トミーは現在でもきちんと役者業をこなしており、現トミーもそうした先輩に憧れてこの道に飛び込んだだけに、なんとか真似をして上手く役者業をこなしたいと思っている。しかし、もちろんまだまだ素人に毛が生えた程度のもので、そう簡単に上手くは行かずにへこんでしまうのだ。 更に、自分がいないことで少ハリのメンバーに「迷惑をかけている」とも考えている。アイドル業と兼任出来ずに片方で手一杯の自分に限界を感じ、こんなことをしていていいものかと悩んでしまう。5人で少年ハリウッドというのがこれまずっと維持してきた形なわけで、それが崩れてしまうことに拒否反応を示すのは致し方ないだろう。 しかし、そうしたトミーの悩みも、大きく2つの方向から解決することになる。1つはもちろん、先代トミーによるありがたいお言葉。現場で先輩から「アイドルじゃないけど、アイドルだ」というサブタイトル通りの言葉を貰える。これにより、必死に先輩の影を追っていたトミーも目から鱗。多少なりとも気は楽になり、メンタル面が軽くなれば役者業も上手く回りやすい。そしてもう1つは、色々と思い悩んでいるトミーを他所に、平気で盛り上がっている残りの4人の脳天気さである。フォーメーションの変更など、面倒なことにも文句を言うメンバーはおらず、むしろ普段と少し違う空気を楽しんでいる節すらある。実際、キラなんて楽しんでるのは間違いないし。基本的に行き当たりばったりな連中なので、割とこういう局面は平気のようである。 こうして「トミー抜きの少ハリ」が回っているところを見ていると、状況が状況なら割と不安な展開にも見える。「ひょっとして自分は少ハリにいらないのでは?」と居場所が無くなったように感じるかもしれないし、他のメンバーだって、「トミーばっかりソロで仕事があってずるい」と思いはじめるかもしれない。そういうドラマだって充分あり得る話。ただ、幸いこの面々はそういうシリアスとは無縁だった。4人はケロッとした顔で「トミー頑張れよ」と言ってくれているし、トミーはトミーで、自分のいない少ハリのステージを観ても「うわぁ、良いステージだぁ」と感心するばかり。うーむ、やっぱりこいつメンタル強いな。いや、実際に普段自分が中にいるはずのステージを外から観たら新鮮に映るのだろうけど。全ての要素はトミーにとってプラスの方に転がり、無事に「アイドル」としての意識を取り戻せたトミー。相変わらず「運気上昇担当」らしい安定したハッピーエンドであった。 それにしても、そんなトミーを見ていてもなんだかもやっとしてる颯の野郎がな……あんな可愛い妹がいるのに、何を悩むことがあるんや。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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