最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
ごっつ普通やった、第3話。無事に1話完結のショートストーリー風に戻っては来たけど、なんかあんまりカタルシスが無いな。1話目が特殊すぎたか。 「地獄少女」と同じように、今作も毎回やらなければならないお約束ごとというのがいくつか用意されている。お客さんの入場からゲームスタートまでのくだりだ。ただ、「地獄少女」ならば毎回違った導入から地獄コントを演じることが出来たし、お約束になっているのは藁人形受け渡しの儀くらいだった。今作の場合、毎回入場者が記憶を失っているので、どうしたって同じようなやりとりになってしまうのが辛そう。まだ実質2回目(デス・ビリヤードも合わせても3回目)なのでそこまでマンネリ化はしていないが、毎回毎回入店してくる男女の反応が同じだと流石にシリーズアニメとしては大変だ。その辺の「はしょれる部分をどうやって削って、自然な流れをみせるか」っていうのも今後の注目点となってくるだろう。 もちろん、そうした部分については制作陣も意識しているのだろう。相変わらず緊張感のある画面は維持されており、特に退屈なシーンというのが無いのは偉い。今回は冒頭のシーンで「女性の方は全ての記憶が無い」という特異点が存在していることに加え、黒髪の瀬戸ちゃん(仮名)が合いの手を入れて説明を盛り上げてくれてたりするので、そっちの方に興味を引かれて退屈さを紛らせるように出来ている。前回のダーツ対決の時が初回見学だった瀬戸ちゃんだったが、今回は割と手慣れた様子でデキムの説明に付き合っていたので、あれから何度か場数を踏んで「裁定者」としても馴染んできたのだろう。そういう時間の流れをわざわざ説明せずにそぶりだけで伝えてくれるのはありがたい。 そして今回のゲームはボウリング。ダーツのように直接的に互いにダメージを与え合う要素は一切無く、単に「心臓がモチーフの球だからお互いの心理状態が分かるよ」というのが今回唯一のギミック。正直、あまりそれが大事な話だったとも思わないし、結局2人して幸せのうちに転生ルートへと導かれているので、終わってみれば単にカップルがいちゃいちゃボウリングを楽しんで退場していっただけという、信じられない内容になっているのである。隠されていたネタばらしがあまりに大したものじゃなくて肩透かしをくらった感は否めないし、2回目にしてすでに「命を賭けたゲーム」っていう緊迫感は欠片も無い。元々死んでる連中にゲームをやってもらうわけで、そんなことを言っても記憶さえ戻っちゃえば何の意味もないんだけど……今回は男も女も2人して「命を賭けて」の部分を完全に忘れてボウリングデートしてただけだからな。なんか思ってたんと違う方向のお話作りである。当然一捻り加えられてはいるが、ぶっちゃけ、わずか30分のお話なので、女の正体がどっちだったところで大した問題ではない。一応「同じ風景を覚えていた者どうしだったけど、実はもう1人隠れていた第三者の方だったんだよ」というところがちょっとした叙述トリックみたいに組み込まれているのだが……これ、もう少し効果的に見せる方法はあったと思うんだけどね。 まぁ、こうして安穏として山場が感じ取りにくい終わり方になったのは、今回の男側が非常に良い奴で、波風たてずに幸せな物語を選択してくれたおかげでもある。もし、万一記憶が戻った段階で「お前詐欺やないか! この嘘つき女め! 死んでしまえ!」ってなことになっていたら、多分男の方が虚無行きを命じられていたのでしょうね。どうやらこのクイーンデキムにやってくる来客ってのは本当に「とにかく死んだ奴」というくくりでしかなく、特に闇を抱えているとか、生前に問題のある行動をしていた奴ばかりが来る場所ではないようだ。それなら、こういう「普通の」お客さんも処理しなきゃね。このバーの「日常回」という風に理解しておけばいいのではないかしら。これからずっとこの調子だと流石にダレてしまう気がするけども。 ところで、ノーナさんどこいった。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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