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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 「三女」のPV,そして「毒舌コンビミムジーとロロ」のPV,はたして作品の放送が待ち遠しいのはどちらだろうか、第17話。私は断然後者なわけですが……おう、10月にちゃんと放送しろや。ロロは今回プールの中で水着着てたわけだが、やっぱり普段は全裸なんやな。これだから熊ってやつは……。

 前回で大きな山を1つ越えたので、今回は軽めのミッションでの中繋ぎエピソード。いや、多分実際の現場では全然軽くないタスクだったんだろうけども。今回与えられた使命はPV作成。普通ならば新番組を作るときには当然スケジュールの一部に組み込まれているものだろうが、今回は例の使えねぇ編集のおかげで突貫作業に。あいつ、これまでのごたごたで反省した様子は欠片も無いのな。前回までのトラブルもある程度は原作者にも責任があったとはいえ、9割はこいつが悪いからな……。1クール目では存在していなかった、分かりやすい「完全な悪役」である。

 PV作成に必要な素材は、それぞれの話数から一部のカットを抜粋したもの。時間にすればわずか1分の内容なのだから作業量はそこまでのものではないのだが、3話、4話のカットにまで及んでいるため、先の予定のカットにも全て現時点で決定している設定で帳尻を合わせなければならない。ごらんの通りに様々な部署が複雑に絡み合ったアニメ制作であるから、先んじて未来の仕事をつまみ食いしていくのはなかなか大変な作業である。今回の井口さんの台詞からすると、まだキャラ原ですら完全に固まっていないみたいだし、他の原画を回された人間も大変だし、各種設定も急ピッチで「使える」レベルにまで固定しなければならず、各セクションに与えた影響はかなり大きい。こんな状況でもきちんと「良いものを作りたいのだ」という意志が統一されている制作部屋は、ムサニの意識の高さを感じさせるところである(平岡除く)。

 もちろん、そんな状況なのでトラブルは起こる。今回ピックアップされた要素は、前回はそれなりに上手く仕事を回していた新人たちに関わるいくつかのトラブル。入社一発目の仕事でいきなり想定外の事態に見舞われた新人たちは、さっそくこの業界の理不尽さをその身で体感することに。自分たちの責任ではないとはいえ、担当部署の人間にいちいち無理難題を言って回るというのはなかなかストレスになる。それをマニュアル通りに慇懃無礼な態度で処理しようとしてしまう佐藤さん、そして、勢い任せに解決しようとしているがやっぱりまだまだ業界の細かいことが分かっていない安藤さん。まー、入社して間もないのだからその辺の機微が分からないのは致し方ないところ。自分勝手に卑怯な方向に逃げないだけ、まだタローよりもマシだろう。まぁ、佐藤さんの方はひょっとしたらあんまり向いてないんじゃないか、って感じもするのだが……根は真面目だし、基本的な能力が無いような描写ではないので、色々と勘所が分かるようになれば機能するタイプの人間なんだろう。方向音痴については……カーナビ見ろカーナビ。

 今回ちょっと面白かったのは、そんな新人たちに対比させるように、タローが案外そつなく仕事をこなしていたこと。もちろん言ってることはいつも通りだし、後輩が絶対に真似したくないと思えるだけのオーラがあるのは流石なのだが、なんだかんだ言っても無難にPV用のカット集めには成功しており、「流石に年季が物を言う部分はあるものだ」とちょっとだけ見直せる。また、まだそこまで修羅場になっていないおかげというのもあるのだろうが、こいつの徹底的にユルくて緊張感のない態度は、ギリギリまで張り詰めてテンパってしまった後輩からすればひょっとしたら良い緩衝材になっているのかもしれない。あー、でも本当に切羽詰まったら単に鬱陶しいだけかな……。扱いづらい平岡に対しても遠慮なく突っ込んで行く様子は、「男の方が肩身の狭そうな制作部屋では是非頑張ってくれ」と応援したくなる部分もあるのである。タローからしたらハーレム状態に映っているのかもしれんがね。

 その他のキャラとしては、絵麻ちゃんの後輩として入ってきた久乃木愛ちゃん。前回から見せていた徹底的なコミュ障っぷりは本当に人として駄目駄目だし、登場後未だに一言たりとも人語を発していないというのは社会人として異次元の領域である。こんなんまで入社させてしまって大丈夫なのか、ムサニ。ただ、そんな鬱陶しくてあり得ないキャラではあるのだが、残念ながら……可愛いな! いや、見た目とかじゃなくて、声がな! CVしーちゃんだからな! もう、奇声を発してるだけでどんどん人らしさが失われていき、絵麻ちゃんが立派なビーストテイマーにしか見えない。良かったな絵麻ちゃん、良いペットが出来て。杉江さんも言ってたけど、元々面倒見の良い質だろうし、下に後輩とかペットがいれば絵麻ちゃんは伸びるタイプ。小笠原さん→井口さん→絵麻→久乃木という原画部屋のヒエラルキーの美しさよ。多分、久乃木ちゃんはゴスロリ様の前に立ったらその気を感じるだけではじけ飛んでしまうに違いない。

 一方、何一つ弁解の余地無く鬱陶しいだけの存在が、制作部屋での平岡である。まー、今まで働いてた別のスタジオではああいう勤務態勢できちんと仕事が出来ていたのだろうし、ぶっちゃけ、ムサニはあの社長が率いている過剰なまでのアットホーム感は抵抗を感じる気持ちも分からないではないので、完全にムカつくだけのキャラではないのだが、流石に空気を読まなすぎるのはやっぱり角が立つ。こういうのを見てイラッとするってことは、やっぱり私も日本人的なムラ社会の意識が強いのかも知れない。「朝礼とかでなくてもいいじゃない」っていういわゆるゆとり的な効率発言って、正面から論破しにくいんだよね。でも、「長いものには巻かれとけよ」っていう年寄りじみた発想が先に浮かぶ。だって、そっちの方が丸く収まるんだからさ。会社組織の中で尖ってたっていい事何一つ無いぞ。せっかく宮森が頑張っているので、平岡には早々にデレて頂きたいところ。多分、この後でグロス蒔いた別スタジオの話があるだろうから、そこでまた一悶着あるんだろうなぁ。

 そんな逆境の中でも、宮森は頑張ってるよなぁ。すっかり先輩としての安定感が出て、佐藤・安藤組からの信頼も厚い。彼女達がトラブルを起こした時の社内の人たちの反応を見る限り、現時点で一番信頼されている進行って、確実に宮森である。まぁ、残ったライバルがタローしかいないからな。矢野さん、早く戻ってきて欲しいよな。本田さんはちょっとだけ戻ってきたけど……ある意味最大の事件だった。そりゃ監督のショックも分かるわ……アニメ制作現場って、太るんやな。確かに、関係者ってデブが多いイメージはあるわ。デスクワークオンリーなんだからしょうがないけども。あ、でも制作進行なら割と外回りも多いか。今回は佐藤・安藤組が同時に移動中のトラブルに巻き込まれており、「制作進行のミスってこういうところから出るのか」ってのが分かってちょっと面白い。そうそう起こることじゃないんだろうけど、四六時中移動しているお仕事なんだから、いつかはこういうミスもあるよな。以前は回収した原画を無くすなんて事件も実際にあったわけだし。……ストレスたまりそう。いいんだぜ、モンブラン2つ食っても。5分でな!(まさに外道)

 そうそう、社外に目を向ければ、美沙ちゃんも順調に仕事を進めている。「前の会社での経験が活きた!」ってことさら嬉しそうだったけど、だからそういうのが役に立つよ、って前の会社の社長も言ってたやんけ。実感するの早いな。あと、ずかちゃんもなんか妙な方向で覚醒の感。このままろこどるになってしまう可能性が?! 魚心くんVSうめぶー。多分、ずかちゃんにバク転は無理だよな。あ、でもダンスは割とキレキレだったので、実は身体能力が半端じゃない可能性も……。

 追伸・ディーゼルさん、更に能力を追加。ますます完璧超人への道を。

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