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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「探偵歌劇ミルキィホームズTD」 5→4

 ん〜〜〜〜、いや、決してつまらないアニメではなかったんだ。充分ギャグのエッジは効いてたし、割と端々に「あのミルキィ」の片鱗は見えていたと思うのだが……なんだろう、体が慣らされてしまったのだわ、びくんびくん。

 結局何がいけないかを考えていたら、「ミルキィホームズの面々がトイズを使っているのを見るだけで違和感を覚える」という私の状態がいけないのである。そりゃこの世界のミルキィは名探偵なのだからしょうがない。何もせずとも「伏線の壺」を抱えていられるような連中なのだからしょうがない。クライマックスにはそれなりのシリアスピンチも迎えるだろうし、その中には人情芝居だって入ってくるだろう。1クールのアニメなんだから、シリーズ全体で起承転結がきちんと作られているのは、むしろいい事なのである。……でも、ラードの神もいないし、トゥエンティもいなかったんだよね(いたけども)……僕らのアルセーヌ様はほぼ声を発さず、代わりに出てくるのは白と黒のフェザーズのみ。……うん、別にフェザーズも嫌いじゃないけどね……どうせシナリオに大した絡み方しないんだから、もう「ミルキィは6色です」っていうアピールはいいんじゃないかな……。やっぱり刺激がまだまだ足りないのさ。ミルキィホームズはお馬鹿には違いないが、「間違った犯罪捜査を行う馬鹿」ではないんだ。「犯罪捜査って何なのか知らない馬鹿」なんだよ。そのあたりのパンチはやっぱり1期2期には及ばないんだよなぁ。まぁ、今回は我らが名探偵ミルキィではなく、「アイドル請負人ミルキィ」だったから、色々と制約があったのはしょうがない。あくまでメインヒロイン茉莉音ちゃんの引き立て役なんだから……でも、その茉莉音ちゃんがあんまりキャラ立ちしてなかった気もするんだけどね。エレメントもたくさん出てきて、それぞれのキャラでもっとバリエーション増やせそうなもんなんだから、ガンガン吹っ切れた脚本書けた気はするんだけどなぁ……ちょっとキャラが多くなりすぎた弊害なのか、あんまり常識外れなことは出来なくなっちゃったよな(まぁ、それでも充分不条理ではあるのだが)。

 あかんな、歳を取ったせいか、古い作品に対する印象が随分美化されている気もする。進化し続けるミルキィが明日はどちらの方向を向いているのか、懲りずに見守っていくよ。

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