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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「ガンダムビルドファイターズトライ」 6→5

 多分世の中の多くの人が持っている感想と大体同じ意見になってると思うのだが、「1期ほど盛り上がらなかったな……」というのが正直なところ。まぁ、今になって思えば1期のハードルってめちゃめちゃ高いからしょうがないのだろうけども。

 普通に考えて、1期で世界大会やっておいて2期目が中高生の部の全国大会っていう時点で何かおかしいんだよな。安定したシリーズ製作に向けて、より地に足がついた世界設定を考え直したのだろうか。確かにセイとレイジの場合、かたやいうても中学生、かたやガンプラどころか世間の常識もよく分からない異界の王子様で、なんでそんなに強いんや、っていう無茶苦茶な設定だったわけで、それを是正し、ある程度身の丈に合った部分でのスポ根ものをやり直すというのは1期の呪縛を払う手段としては充分アリだったろう。そのおかげで、シンプルな筋立てて様々なライバル関係も見やすくなったし、「3人で戦う」という条件のせいで課せられた「無闇に大量の人間を活躍させなきゃいけない」という制限もなんとかクリア。最低限の品質は充分にケア出来ているはずだ。その上で、かっ飛んだガンプラがたくさん出てきていつも通りの超絶バトルを見せてくれるのなら、ちょっと設定が違うとはいえ、1期と同等の盛り上がりを見せることは不可能ではなかったとも思う。

 ただ、実際にはどうしてもユルんでしまった部分はある。一番の原因はセカイのバトルスタイルなんだろうなぁ。1期の頃から散々「結局ゲンコツかよ」とは言われていたわけで、セカイはレイジ以上に攻撃がワンパターン。普通に考えればどんなロングレンジの攻撃もありで、合体、超必、さらには修復までもが戦略の一部として可能になった状況で、「単なるパンチ」の主人公が勝ち残って盛り上げるのはかなりの難行である。1期の頃だって泥臭い白兵戦の様子で色々と格好良いシーンはあったものの、それはあくまで他にも「格好良い戦闘」があった上での敢えてのステゴロ。全部が全部同じでは、いくらなんでも飽きは来るだろう。また、やっぱり「3人チーム」という設定は序盤から完全に持てあまし気味で、誰かにスポットが当たれば誰かは空気になってしまう。全体を通してみればそれなりにバランス良く分配していたのかもしれないが、やはりアニメシリーズ、特に子供向けの時間帯に放送していた作品となると、どうしたって30分の中身を見て判断してしまうことになるだろう。そうなると、いちいち「やっぱりユウマいらないんじゃね?」っていう感情が起こるのはどうしようもないことだ。回りの機体がはっちゃけ過ぎたせいで、主人公チームの機体が全体的に地味に見えてしまったのも残念。「僕の考えたヘンテコMS」がたくさん見られるのが本作の最大の売りなのだから、もっとガンガン機体を投入しても良かったと思うんだけどなぁ。つまり、最終話みたいな話をちょくちょくやれてればもっと盛り上げられたのかもしれないな。大丈夫、どんだけ混乱しても最終的にメイジンが出れば何となくまとまるよ(どうでも良くなるともいう)。

 まー、色々と文句はあるのだが、それでもやっぱり「ガンプラで戦う楽しさ」はしっかり維持されていたし、バトル描写だってやりたい方向性は分かりやすく、品質は高い部類で維持されていたんだ。これで不平をいうのも贅沢というものだろう。このまま次のシリーズにつないで、この世界をどんどん理不尽な方向に膨らませてほしいものである。とりあえずサザキ家の末弟(美形)を早く登場させるんだ。

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