最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「電波教師」 4 金曜新番より先にリアルタイムで土曜新番を視聴したため、今期はここからスタート。サンデーが「コナン」と合わせてマガジンからもぎ取った土曜夕方枠で、「まじっく快斗」の後番組としてこれが始まった。 大分前から番宣は見ていたし、サンデーなんてここ数年ほぼ読んだことないが、何となくその存在は知っていた程度の原作。しかし、この作品もなかなかに感慨深いものである。なにせ、これの作者である東毅という作家は、なかなかに年季の入った同人作家。古くはえんとっくん名義、しばらくしてきみまる名義に改名して活動を続け、気付けばいつの間にやらメジャー作家として一般誌にデビューしているという。「えんとっくん」名義の頃から見てきた身としては、久しぶりの「エロ絵ばっかり描いてたあの作家がついにアニメ化かぁ」案件なのである。そういう意味では、温かく見守っていきたいところではあるのだが。 ただ、いかんせん1話目はちょいとパンチが弱い。話の骨子が「オタクもの」でありながら、いわゆる教師ものとして機能していることはタイトルを見りゃ明らかなのであるが、そのアンバランスさを調整するための根幹部分に工夫が無いので、初回のインパクトというか、説得力に欠ける。「YD病」とか自称している割に、何故かあっさりと教職に馴染んでおり、文句を言ってる割にはさっさと職務に従っているところに疑問があるし、その部分を単に「天才だから」という一言で処理しているために、彼が熱心に生徒のことを思って活動してしまうことのモチベーションと帳尻が合わない。単に気まぐれで引きこもったりヒーローをやったりするという勝手な奴なんだろうけども、せめてもう少し彼自身のバックグラウンドを描いてくれないと、初回の事件解決の妙なテンションについていきにくいのである。まぁ、その辺は多少なりとも1話目のまとまりを優先した結果だとは思うのだが、このキャラが好きになれるかどうかと言われると、ちょっと自信が無い。 そして、そんな「普通の」シナリオラインであるが、それを支える画が驚くほどに弱い。かつては同じサンデー作品である「ハヤテのごとく!」も画がひどいことがあったが(3期目かな)、今作は1話目からかなりグダグダ。元々角張っていてアクの強いキャラクターデザインだが、それを綺麗に動かそうという意識が見られず、紙芝居動画が多くなってしまっている。そりゃ夕方枠の「金田一」とか「まじっく快斗」だって飛び抜けて作画が素晴らしいなんてことはなかっただろうが、ここまで低品質を感じさせることはそこまでなかったし、せめて記念すべき1話目くらいはなんとかならんもんかと思う。かてて加えて、一番重要な役割と思われる主人公の妹に全く魅力が無いという。原因は明確で「棒」である。また有名人キャストなの? 自ら好きこのんで作品世界を壊していく制作姿勢ってのはいただけないよなぁ。せっかくの「兄妹」ものであるなら、そこに一番力点を置いて阿漕に売り込んでいくべきところだと思うのだが……夕方新番だとそういうのは気にしなくていいのかねぇ。 一応、メタレベルでの楽しみ方といえば、本作唯一にして最大の売りとなっている神谷兄ぃの無茶な台詞に苦笑する、っていう方法はある。「声優は神だ」とか言ってるアジアNo.1声優さん格好良い。あと現時点では「だが断る」ってこの声で言っちゃうのは(出版社的に)確実にアウトなんですけどね。そこまで考えてのキャスティングなのか、単にここまで無茶なキャラでも神谷声ならどうとでもなるということなのか。まぁ、後者だろうけど。一応、天ちゃんが「チョーク声」になったときの演技なんかは上手いな、と素直に感心出来たので、今後のヒロインの立て方次第でもう少し評価も変わってくるかも。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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