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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 完全シリアス展開だとDr.モローのアイキャッチがなんだか浮いてしまう第21話。まさかのカボチャプリンマン再登場だったけど、空気読めてない感がたまりませんね。

 敵本拠地に単身乗り込んだアスクール達だったが、クフィーユに続いてガクトエルが登場し、気付けば要塞ワープを追えたシャドウワーカーズが全員集合。こんだけ重要なイベントが始まってるんだから、そりゃ全員集まるだろう。本当に何の策も無しに乗り込んできたアスクールが逆に驚きだ。そして、8人で頑張ってもなかなかアスクールを捕獲できないシャドウワーカーの空気っぷりも何とも情けない。そりゃディアの援護があるのでアスクールだって一方的にやられるわけじゃないだろうが、糸、氷、幻術と「殺さずに捕らえる」仕事に向いてる連中ばかりが集まって、ほいほい逃げられてちゃ世話無い。ガクトエルもいざキスしようと頑張って何度も何度も逃がしており、頭目としての面目は丸つぶれ。あげく「最悪生きてりゃかまやしねぇ」と負けフラグびんびんの台詞まで発してしまい、ここに来て少しずつメッキははがれてきている。ホント、この作品はこういう意味のない冗長さが何とかならないと、どうしようもないぞ。

 しかしまぁ、今回ようやく判明したガクトエル一家の不遇の過去は、これまでのシナリオから納得出来るレベルの悲劇には仕上がっており、彼のアスクールに対する執着心も理解出来るレベルではある。「確実に宇宙空間で全壊してたラボからどうやって脱出したんだよ」とか、「ガクトエルの能力が完全時間停止と瞬間移動の合わせ技だとしたら、登場時の反乱分子にバラ刺し殺してた奴は案外面倒な事やってたんだな」とか、そういう突っ込みはもう面倒だからいいや。

 そしてクライマックスは記憶を(一応)取り戻したアスクールを巡って、クフィーユの処分が決定するバトル。シャドウワーカーの中にも温度差があるのはこれまでしつこく描写してきた部分なのでなかなか面白い構図になっていて、クフィーユとの友情が成立しかけていたリトゥーシャ・パウークコンビは戸惑い、基本的に正義感を理念としたトーチも、直情で動くリュビスもガクトエルのあまりの心変わりに躊躇している。そんな中、真っ先にクフィーユに手を出したのがサフィルで、それに追従したのがシェイドだった。この2人は最後の最後までガクトエル側だろうが、今後の展開としてはトーチが説得側に回ってシェイドと一悶着だろうか。リトゥーシャ組はどういう決着を見せるかは気になるところだ。

 そしてクライマックスは、サブタイトル通りに「記憶が蘇ったアスクール」が兄よりもパートナーを優先し、クフィーユの「記憶が蘇る」。ガクトエルの時間停止を吹き飛ばす2人の能力覚醒はどう見てもスタープラチナなんだが、涙ながらにクフィーユを求め続けるアスクールのシーンからの繋ぎは、なかなか盛り上がる場面ではなかろうか。最初はシナリオのグダグダさでげんなりしていたのだが、後半は何とか盛り返して次週以降の最終決戦に繋いでくれた。誰の手によるコンテかと思ったら、サトジュンだったからコーヒー吹いた。

 さて、あと残り何話か分からんけど……エクリュミコンビの復活はあるのかなぁ。個人的には、「ディアの後ろから背後霊のようにエクリプス召喚」っていうシーンが見たいです。 

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