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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 最近クマにフィーチャーしたアニメが多いのは全部ユリ熊の影響、第4話。気になって調べたら、このアニメのエンディングを歌っているユニットもクマがコンセプトらしいじゃない。もう、クマブーム来ちゃうね。クマショックだね。ユニット結成がユリ熊放送より前だろ、とかいうことは気にしたら負けだ。

 さておき、残念ながらこのアニメのメインコンセプトは決してクマではない。そして、何なのかは未だによく分からない。前回、Qmay会という中心になりそうな概念が登場していくらか話もまとまるのかと思っていたら、更にかき回す方向に動いてしまい、本当にどこをどう見て良いのやら。まー、こういう滅茶苦茶な構成ってのも、案外この作品にはマッチしているので決して悪いわけじゃないのだけども。

 なんか嫌いになれない空気だなー、と思ってたら、今回の「宇宙人」という話でようやく思い当たったんだ。「変人しかいないアパート」「誰にも認識されない第3者視点」「刻まれる時刻表示」「最終的に油断すると隕石衝突で世界滅亡」などなどのネタが、とある作品に酷似していたためだ。知ってる人もかなり少ないと思うが、その作品というのは初代PSで発売されたゲーム「UFO -A day in the life-」である。簡単に説明すると、「moon」という「一切モンスターと戦わないRPG」を発売した会社の開発した「ヘンテコ観察ゲーム」の第2弾で、とある宇宙人が、墜落した宇宙船の大量の乗客を回収するという不可思議なテーマの作品。宇宙船「ダイマオー」が墜落したのは何ともみすぼらしいアパートなのだが、その中の日常生活に少しずつ影響を与えながら、個性的な宇宙人が大量に潜り込んでいるのを「写真で撮影して」回収していくというものだった。私はこの会社の作るゲームが大好きで、10年以上経った今でも、たまにプレステ引きずり出してプレイしたりするのである。このアニメは、そんな「UFO」の持っていた「ヘンテコさに特化した住人たちを盗み見る楽しさ」と、「ほとんど触ることが出来ないけど、ほんのちょっとだけ干渉出来ることによるもどかしいミッション」の部分が共通しており、嫌いになれないのじゃなかろうか。

 実際、遊太の「レベル」設定なんかもゲームっぽいよね。流石に「UFO」のように完全ノータッチだとまずいので、レベルアップした遊太はようやくシナモンの瓶くらいなら動かせるようにもなったし、ついに禁断の技である「憑依」もマスターした。ただ、現時点ではラブラ限定らしいのであんまり使えないようだけど。ラブラって「インチキ」だけど「霊媒体質」ではあるのか。「健全な男の子がエロいおねーさんに憑依」の時点でやることは一つじゃねーかと思ったのに、遊太はそれどころじゃなかったのは残念である。

 今回中心となったのはそんなラブラさん。彼女の下にグリーゼという自称宇宙人の外国人男性が訪れて彼女の気をひくというのが主な筋立てだが、カメノエーサやらラフレシアのあたりのネタ回しはあまり面白くない。必死にグリーゼの気をひこうと思っていたラブラさんも途中であっさり諦めちゃうし、彼女の「男日照り」設定がちょっと持てあまし気味なのに加え、グリーゼがラブラに対してどういう感情を持っているのかが全然分からないので、彼の言動の真意がつかめず、なかなか視点が定まらない。おかげで、ギャグをギャグとして認識する前に「一体何が行われているんだ?」という部分から考える必要があり、たとえギャグパートだとしても笑う余裕が無いのである。この辺のシナリオのふわふわした感じは多分あんまり褒められた状態ではないのだろうが、どうも、以前まで引きあいに出していた「ズヴィズダー」や「ロリガ」の「地に足がつかない感じ」とは一線を画すものであるという気もする。「ロリガ」で中心となる設定は石の話と千綾の正体の話だけ。「ズヴィズダー」に至っては後半になっても特にサプライズ展開も無かったが、今作は明確に「まだ隠していること」があるように見える。つまり、「訳が分からない」のは「分からなくしている」からであって、決して我々をもやもやさせるためだけにこんな状態で放置されているわけでもないのだろう。現時点で既に古来館の住人はロボ1人、霊媒体質で未来が見えていたとおぼしき人間が1人である。まだまだ底は見えない。なお、「大体5才くらい」が23年前ってことは、ラブラは既に20代後半である。……意外と歳いってたな。

 そして、そんなラブラに振り回される形で、残りの人間の素性も少しずつあぶり出されていく。ラストで「歌」による過去が引きずり出されたのはみかたん。アバンで映し出された「施設」は、全貌こそ明らかになっていないものの、シンプルに考えるなら何らかの能力開発機関みたいなものだろう。グリチョコパインの3人組は、そこに囚われ、実験体にされた子供たち。パインだけは初登場キャラのようであるが、CVだけを見れば残りの2人は……。でも外見はグリコじゃなくてチョコの方がみかたんなんだよね。あれ、俺CV聞き間違えてる? でも、遊太も「歌」で反応したってことはやっぱり繋がってるんだよな。更に遊太については宮沢賢治との関係性もまだ解決してない。声だけを手がかりにしてると足を掬われるかもしれないが……麻里奈がやたら忙しそうなアニメである。

 さて、こうして「施設の関係者」が2人、「過去に未来予知を行った霊媒体質」が1人、「天才発明家によって開発されたロボ」が1人という状態で、残ったのは単なる一般人(?)となるイトである。彼女は「メイカの兄」とやらにムヒを預けられたとのこと。そして、例の謎動画では命を狙われ、今回Cパートでは実際に殺されたかのような映像も映し出された。彼女が単なる一般人で終わるとも思えないわなぁ。次回、何がでてくることになるのかしら。

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