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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 Aパート締めのアイキャッチが実に官能的、第7話。まぁ、全く「パンチラ」ではないのだけど。

 思いっきり体調崩して頭がボーッとしてる状態なので、ややこしいループものの設定回収回はなかなか頭に入ってこないれす。なんか色々と間違って解釈してそう。とりあえず発覚した設定だけをまとめておくと、①パンチラと隕石落下の因果関係は「パンチラ2回で幽体が消滅、そして遊太が死ぬと歴史改変のキーパーツが無くなり自動的にバッドエンド」というものだった。これまで幾度か「遊太が2回目のパンツを見た瞬間にあぼん」みたいな描写があったが、正確にはその間に大晦日までの時間が経過して、改めて人類滅亡という流れだったようだ。②ループ後の遊太は、チラ之助の許可なしに歴史改変をしてはならない。この設定が一番謎なので、後述。そして③グリチョコパインの3人は幼少期にそれぞれ幽体離脱し、各々が入れ替わった状態で成長している。これもかねてから不思議な状態にあった要素だが、今回のことで綺麗に説明がつくようになった。ただでさえ施設孤児トリオは設定がややこしいのだが、更にこれにもう一捻り加わったことになる。現時点において、3人の入れ替わりに大きな意味は提示されていないので、今後は「入れ替わったからこそ」の何かが起きることはほぼ確実である。キーとなるのは未だ未登場のパインの存在ってことになるんだろうか。これでなんも関係無くて「単に幽体離脱するっていう遊太の特性の下敷き」とかだったらどうしよう。徒にややこしくするだけの状態は勘弁してくれ。

 さて、以上のような設定が、今回追加された新事実である。このうち、やはり一番悩ましいのは②「チラ之助の許可」云々だろう。ループものの大前提として遊太には「歴史改変を目論見、かつての経験を基にして悪戦苦闘する」ことが求められているわけだが、何故かチラ之助は「歴史を改変するな」と命じる。その理由は「古来館でのきずなが問題解決には不可欠であり、歴史の流れにそってある程度は友情イベントをこなし、関係性を深める必要があるため」と説明されている。うーむ、分かるような分からないような。つまり、メインの遊太が歩んだルート(メイカ、みかたんの正体やムヒの存在発覚、それを引き起こすための友田の襲来、グリーゼの来訪など)は、「必須イベント」だったと考えて良いのだろうか。1つ前の遊太(宮賢)も、今回と同じようにチラ之助に散々蹴られ続けながら、不承不承でそうした「時代の流れ」を解決していたということか。

 それはそれで良いのだが、問題となるのは「チラ之助はどの程度成功の見込みがあるのか」という問題と、それに伴う「チラ之助の知識保有状況」である。見返していないので定かではないが、どうもチラ之助は1つの時間軸に1体しか存在していないように見える。つまり、「次の遊太」とメインの遊太が対話しているチラ之助(同様に宮賢が対話していたチラ之助)は同一個体と考えられる。このチラ之助は「メイン遊太の経験した時間軸」の知識を持っている。つまり、遊太同様に「更新」されているわけだ。だとすると、次の遊太と接しているチラ之助はバージョンアップしたものということになり、望みとあらば「次の遊太」にも歴史改変のサポートを依頼することも可能。というか、普通に考えるならば、どの時間軸でも「2人の遊太」は協力体制を敷いて万全の知識状態で歴史改変に挑む方が効率が良いのである。しかし、チラ之助は「歴史改変はNG」という錦の御旗の下でこれを頑なに拒否し、結界を張って2人の遊太の接触を拒んだ。遊太自身も、そうした行為に及ぼうという考えは一切無い。これは一体どうしたことなのだろうか。

 そして、チラ之助は裏を返せば「許可を出せば歴史改変しても良い」と言っているわけだが、はたして一体どんな状況ならばOKが出るのだろうか。チラ之助の視点からみれば、いわばあらゆる分岐が可能な覚えゲーにおいて、六十数億体の遊太というプレイヤーキャラを殺しながら、あれも駄目、これも駄目、と1つずつのパターンを試している状態。それだけ試して駄目だったということは、チラ之助自身も「大晦日より先」の未来には干渉出来ておらず、正解は分からないはずなのだ。そうすると、この六重数億回目の「メインの遊太」も本人の言っている通りに「単なる数十億のデータの1つ」でしかなく、気楽に使い潰してしまう可能性もある。彼の言う「許可」は、どれだけ信じられるものなのか。ただ、現時点においても、既に遊太は様々な単独行動によって自身の経験した「過去」からはたくさんのファクターを改変してしまっている。チラ之助がこの辺を認めている(黙認している)のは、次の遊太の相手で忙しかったからなのか、それとも「ある程度はノイズが混じった方が良い」と考えているからなのか。「歴史を変えるな」という禁止事項の拘束力がいまいちはっきりしないので、視聴者側としてはもやもやしてしまう部分である。

 多分、細かい部分ではループものならではのこだわりの描写がいくつも転がっているのだろうが、なかなかきちんと見直してまで細部を確認する余裕が無いのがなぁ。あと、現在の時間軸にしても、不法侵入されてキレたイトが、次の日には何事も無かったかのように遊太と会話していたり、1つ1つの事態がぶつ切りになってる感じが気になる。「どの要素がどうやって歴史改変に関わったのか」っていうのが最終的にちゃんと分かるような描写になればいいんだけどなぁ。

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