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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 神・回・確・定、第4話。うおぉぉぉお! アツいぜイカすぜデスマスク! 自分で貶めた蟹座の地位、たたき直して引っ張り上げるのは、やっぱりあんたの仕事だよ!

 いやぁ、今回は無闇に盛り上がりました。なんだろ、ワシひょっとしてデスマスクのこと大好きだったのかな。いや、絶対そんなはずないんだけどね。子供心に「最低やなコイツ」って思ってたのは間違いないし。ネタキャラとしていじられるのが定番になって笑えるようになったのって、ある程度ヒネた大人になってからよね。でも、今回のデスマスクはネタ抜きで格好良い。いや、ぶっちゃけ「今まで不良だったヤツが更生したら一般人よりも良く見える」理論なんだけども、それでもさ、彼のこれまでの人生を考えるとさ、今回の一件は色々と妄想が膨らむのですよ。あのおっさん顔にも、色々と苦労があったんだろうなぁ、ってさ。

 さて、ひとまず全体を確認しようか。まず、前回鳴り物入りで登場した黄金聖闘士最強の男(の一人)、サガ。ミロが死にかけた爆炎を手刀一閃で吹き飛ばし、そのまま特に説明も無しにいきなりのギャラクシアン・エクスプロージョンという身も蓋もない攻撃。すげぇ、この一切空気を読まない感じはまさにサガ。一切融通が利かないせいで自壊しちゃう悲しい男、サガ。しかし悲しいかな、銀河も砕くその一撃も今や「百分の一の力もでない」状態とのこと。まぁ、「銀河を砕く」力なら1%でも地球くらい壊せる気もするのだが、今回は神闘士が相手ということで、相手は「無傷だとッ」な元気モード。ついでにカミュも元気(ずるい)。相手は3人がかりで(しかも前回と同じように氷と炎を同時に放つというとても効率の悪い方法で)攻め立てるが、今度は改めて伝家の宝刀、アナザー・ディメンションを発動。「ヒャッハー! 次元の果てまで飛んでいけー!」と思いきや、なんとこれ、瞬間移動の手段として使った模様。すげぇ、そんな使い方もあるのかよ。便利すぎるな。いや、黄金聖闘士って元々光速で移動出来るはずだからあんまり必要ない気もするけども。私、未だに初期のアイオリアがギリシャ・日本間を移動した時の「黄金聖闘士は光速で動けるからな、ちょっと歩いて来たわ」っていうびっくり発言を忘れちゃいないからな(アニメオリジナルだったかな?)。

 まー、とにかく一時的とはいえミロも助かって良かったよ。でも、ミロさんはすぐに立ち上がって再びカミュのお仕置きに向かうという。ミロって情に厚い性格だったイメージはあるんだけど、こんなに熱しやすい性格だったっけ。基本的に他人を疑うってことを知らないピュアなヤツだから、「裏切ったよ」って言ってるカミュのことをすっかり信じて許せなくなってるんだろうなぁ。でもさ、確かにアイオリアも言っていたように、「復活した目的が分からないし、この場にアテナもいないから何をするにも個人の自由」っていう考え方は一理あるんだよね。アテナの聖闘士が「アテナ」っていう縛りを外されたら、何をしたって別に怒られるわけではないだろう。カミュはたまたま他のみんなとスタンスがずれちゃっただけなんだよね。

 そして、他にもスタンスが違うお二人さん。すっかり仲良しの雰囲気が出ている魚座・蟹座コンビである。水棲生物星座どうしで相性がいいのか、デスマスクも「意外と気が合うじゃねぇか」とまんざらでもない様子。主義信条だけを考えれば真逆みたいな2人なのに、こういう時の呼吸が合うのはそれだけで面白い。あ、でもアフロディーテは綺麗なものが大好きで、デスマスクも綺麗なおねーちゃんが大好きなんだから、そこだけでも意見は一致しているのか。「他人の死」をたくさん見てご満悦の人生を送ってきたデスマスクさんは、今やポーカーで相手の死相を見る単なる飲んだくれ。愉快な町で酒とギャンブルがあればいいや、ってんだから、確かに聖闘士としては最低の部類である。でもね、多分これ、彼の人生にとってはとても新鮮で、貴重な体験だったんだろうよ。生きるのに必死だった時代もあっただろうし、黄金聖闘士っていう肩書きが色々邪魔した時代もあっただろう。皮肉なことに、死んでしまって初めて、彼は素のままの「デスマスク」として人生を謳歌してたんだと思う。「死」ばかりを見せられていたからこそ、精一杯生きていたヘレナにあそこまで惹かれたんだと思うのよね。

 ヘレナの事件、あのマッドサイエンティスト・ファフナーによる誘拐事件。いち早くその危機を察知して現場に駆けつけたのはアフロディーテの方。彼も彼で「植物の専門家」という新しい属性を確立させており、「ユグドラシルだって植物なんだから、私にかかればまるっと全部お見通し」とのこと。一方的にファフナーを追い詰め、正義を謳いながら戦うアフロディーテは、ひょっとしたらシリーズ史上もっとも格好良いシーンだったのではなかろうか。アフロディーテがあんなに頼りになるヤツだと思ったのは初めてだよ。薔薇くわえて戦うなんてふざけたスタイルなのに、無闇に恰好よく見えるのが素晴らしい。3D劇場版の魚座の悲劇を払拭するために、元祖魚座も頑張って戦っている。

 あぁしかし、だがしかし、悲劇はそこに訪れる。なんと、圧倒するアフロディーテの前には最悪の敵、「ラスボス」アンドレアスが現れてしまった。流石にユグドラシルの結界がある状態でいきなりラスボス戦は勝ち目無し。しかし、そんな絶望的な状況でもアフロディーテは「美しいもの」、つまり女の子を助けるために命を投げ捨てる。嗚呼、アテナの聖闘士! くそぅ、完全に負け組ポジションを背負わされて損してるはずなのに、ちゃんと恰好よく見えたぞ。短い出番だったけどもお疲れ様、アフロディーテ。

 さぁ、そしてデスマスクである。「こんな俺と、もう一度一緒に戦ってくれるってのかよ! キャンサー!!」もう、この一言で充分でしたよ。「黄金魂」史上もっとも格好良い聖衣装着シーン。そして神聖衣への覚醒。もう、黄金最弱なんて言わせない。もう、彼は死の淵のどす黒い番人なんかじゃない。「生きるのを諦めるんじゃねぇ」。生きることを望み、生きる強さを学んだ今、彼は間違いなく、立派なアテナの聖闘士だ。それだけに、ヘレナの最期はどうしようもない悲しさがあったなぁ……あそこで救われないのがデスマスクの辛いところだよな……何とか積尸気まで出向いてヘレナを迎えて欲しいものです。そのためには、まずこのアスガルドの地でユグドラシルの呪縛から抜け出さないとね。

 さて、ついに12人のうち一柱が欠けてしまった黄金チーム。倒されたアフロディーテはアンドレアスに持ち帰られ、なんかよく分からない生け贄にされていた。これ、残りの11人でも続ける気なんだろうか。いや、そもそもアイオロスがどこにいるかも分からんけども。そういえば、7人の神闘士の中に1人正体不明のヤツがいたけど……あれ、誰なんだろう。流石にあの描写で全くの新キャラってことは無い気がするのだが……アスガルド編はほとんど覚えてないので、アニメ旧作絡みだとお手上げだなぁ。黄金聖闘士絡みでこのタイミングに暇そうな関係者って誰かいるかな……。

 あ、シュラさん、次回ようやくお出ましですね。これで大体全員揃った。ムウに言われたらそろそろシャカも重い腰を上げてくれる……かなぁ? やっぱり今まで殆ど描かれなかった「黄金どうしの対話シーン」を見てるだけで面白いのは色々ずるいわ。

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