最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
余すことなく、全てを注ぎ込んで駆け抜けた最終話。特に意外な部分もなく、予定通りの風呂敷のたたみ方だったわけだが、これがこの作品では最善の選択。正直、割と泣いてたりします。 今回、動画部分で無駄に気合いが入っていたのがAパートで、なんと木山先生の車を使ったカーチェイスを交えた屋外バトルという、かなりのイロモノ展開。流石にそういう方向性で盛り上げてくるとは思ってなかった。婚后さんと黒子が真っ先に「ここは任せて先に行け」展開を見せ、固法先輩は大した能力でもないのにあの大爆発の単車からどうやって無事に着地したのかは気になるけどとにかく離脱。残されるのは、便利な張り付き能力を使い、車体の上という斬新なロケーションで巨大ボスと対峙する御坂。正直、テレスティーナさんの乗ってる巨大マシンは一体何なのかがさっぱり分からんし、どう見ても最終回を飾るのにふさわしい迫力があるとは言い難いのだが、そこは高速でかっ飛ばしながらの射撃戦という、難度の高い作画でカバーしている。 そしてBパートは一転して室内での戦闘。「解決かと思ったらキャパシティダウン」から「テレスティーナが真の目的を明かす」「学園都市の存在意義についての対立」「佐天さんホームラン」「テレスティーナさんブチ切れリーサルウェポン」「レールガン対決」と、わずか10分足らずでものすごい密度の展開となっており、少々詰め込み過ぎのきらいはあるのだが、それでもこの展開は大体予測できていたものであるし、ダラダラやるよりは一気に流された方がむしろ有難かったかもしれない。Aパートの御坂・黒子コンビの友情に続き、こちらは「瞬時に状況を判断し、無条件で佐天に全てを託す初春」と、「親友の傷つく姿を目の当たりにしながら、そこに割ってはいることをぐっと堪えて託されたミッションを遂行する佐天」という2人の友情パワーも確認出来るようになっている。初春は今回目立った活躍はしていないのだが、このくだりの判断だけでも見せ場といえるだろう。もちろん、ばっちり予想通りの働きを見せてくれた佐天さんもグッジョブである。まぁ、中央管理のシステムをぶっ壊したら枝先ちゃん達の保護装置とかも危ないんじゃないかって気もするのだが……大丈夫、佐天さんの判断に間違いはない。 そして、最後はやはり主人公である御坂の見せ場。一度はモルモット扱いされた事に激昂した御坂だったが、佐天の魂の籠もったメッセージを聞いて今再びのクールダウン。最後に放ったレールガンを後押ししたのは、木山に対する贖罪の意識でも、テレスティーナに対する怒りや正義感でもなく、仲間達と過ごしてきた街への愛着。そして、かけがえのない友達のために。「女の子たちの友情を描いた物語である」というこの作品の根本部分をきちんと表明し、単に感情だけに振り回されず、きちんと地に足をつけて物事を見てくれる御坂さんのキャラクターもきちんと押し出してくれた実に印象深いシーンである。流れるBGMは、12話と同じく「only my railgun」。やっぱりこの作品はストレートなテーマ性ががっつり表現されるのがありがたいです。作画演出も文句なしで、先週から続く暑苦しいクライマックスとしては満点ではなかろうか。 そして大団円は、ベタベタながらも木山先生を盛り上げる大集合エンド。プログラム起動で一瞬躊躇う木山先生も描写が細かいし、目覚めて真っ先に目の下のクマを指摘する枝先ちゃんが可愛いので万事OKではないでしょうか。婚后さんのスタンスは相変わらずだし、キャラクター総出演(インデックスさん!!)も嬉しいところ。ラストシーンでは御坂が「退屈しないわね、この街は」で締め。クライマックスのレールガン射出シーンでは、音としては聞こえないが、御坂は何かを叫んでいる。なんと叫んでいたのかは、視聴者のご想像にお任せされている。彼女はきっと、同じように叫んでいたんだろう。「この現実が好きだ」と。 終わりよければ全て良し。とりあえず、現在のコメントはこのくらいで。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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