最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
なんかもう、わやくちゃだな、第4話。前回のフクちゃん登場については、1巻の内容から3巻まで飛んだだけなのでまだ「順序整理」って感じでまとめられたが、今回のお話は2巻の「委員長が充電忘れて外部ユニットをおいて来ちゃう話」と、8巻の「小さい委員長がみかんに見つかっちゃう話」の複合。流石に飛びすぎですわ。 これだけ飛んでいてもそこまで違和感がないのは毎回同じようなことをやってるギャグ漫画ならではの出来事であるが、獅穂も校長も正式に出てない状態でのお話になっているために、色んな部分がカットなり改変なりを受けてかなり意味合いを異にしている。わざわざ原作厨を気取るつもりも無いが、ここはせっかくなので両者を比較してアニメ制作陣がどのように脚本をとりまとめているのかを推測してみることにしよう。 今回のエピソード、前半部分(委員長が外部ユニットの充電を忘れちゃった話)だけならば、普通に4話目に入っておかしくない話。獅穂がいないので保健室の痴女絡みの話こそカットされるが、主題である委員長のドジっ子設定を掘りさげ、彼女が朝陽と秘密を共有して関係を深めるためのエピソードとしては丁度良い。本来ならばそこでこのお話は終わるはずだったのだ。しかし、そこに8巻から話が乱入してくる。実際には、原作8巻は既に白神・朝陽・委員長の三角関係が煮詰まった状態でのお話になっており、触手と恋愛の関係性などもその状態の委員長だったから意味があった。もちろん校長は登場済みなので、ちゃんと校長自らが「助けてやろう」と言い置いてから委員長を巨大化させている。しかし、アニメでは未だ現れない「角女」こと校長は千里眼でのぞき見した上で、単に面白そうだから一時的に委員長を巨大化させたという設定になっている。どうなんだろ、アニメで初見の人たちはこのあたりの展開には振り回されなかっただろうか。正直、あまりスムーズな接続とは言えないのでこの改変はちょいと問題有りだ。 何故そうまでして、わざわざ委員長のエピソード挿入を早めたかといえば、おそらくは「さっさと委員長が三角関係の舞台に上がってこないと面倒だから」というのが最も説得力のある推論ではなかろうか。アニメがどこまでのお話になるのかは定かでないが、ここまでの展開から、みかんの扱いもやや軽くなっていることが分かり、それはつまり白神・朝陽・委員長の3者関係がアニメでは大きくフィーチャーされるテーマとなっているということである(もちろん原作だってそうなのだが、回りを取り囲むドタバタの範囲が大きく、この三角関係が進展するスピードは非常にゆっくりである。委員長は行ったり来たりするのでなおさらのこと)。委員長をさっさと「白神さんの対抗馬」のポジションまで引き上げるため、多少強引ではあるが、既に「出来上がった」委員長を巡るお話だったはずの8巻のエピソードを先に回し、彼女が朝陽に近づくための口実にしたのではなかろうか。 この改変によって、回りのキャラクターも少なからず影響は受けている。特に、今回原作になかった動きをしたのは嶋だ。原作では委員長フィギュアを巡るドタバタに嶋は参加しておらず、あくまでみかん・白神・委員長の女性3人VS朝陽の構図だった。そこに嶋を絡めてさらにドタバタを増すことで多少無理な接続を可能にしているわけだが、そのおかげで、嶋の残念キャラが加速している。ただ、原作だともう少し根深い狂気を絡んだキャラになっているが、今のところ、アニメの嶋は「単なる性的な好奇心が旺盛な馬鹿」という程度である。おそらくアニメの期間内では嶋の最終形態まではいかないだろうから、案外この子供っぽいキャラで落ち着くのかも。委員長の兄貴も出てくるかどうか怪しいくらいだからなぁ。そして、校長のキャラもだいぶ怪しげに匂わせながら、未だ朝陽たちとの接触はない。まー、校長が正式に参戦すると、余計なところをかき回すせいでますます進行が遅くなる恐れがあるからな。このまま謎の角女のままで……は終わらないだろうけども。次回あたりでそろそろ本格的に絡んでくるかな? そして、未だ影も形も見えないのが可哀相な獅穂。原作での登場は2巻で校長よりも早いんだけどね。最大の問題は、同じく秋田書店の作品である「みつどもえ」のアニメ内で用いることができなかった「痴女」というタームである。「みつどもえ」の場合は「痴女」という単語を使わずに強引に(とても強引に)ごまかしていたが、流石に獅穂のキャラクターを描写する上で「痴女」という言葉は避けて通れないはずなのだが……そのあたりの設定が面倒なせいで登場が遅れてるのかもしれない。登場してから最初の数話くらいだったら「痴女」っていう言葉を使わなくても何とかなるので、おそらく獅穂の活躍パートはアニメではかなり減らされるんじゃなかろうか。 まぁ、こんだけ色々といじっても、とにかく「じつわた」ワールド特有の無茶なボケまくりが盛り込まれてればそれで盛り上がるからいいんだけどね。今回もフィギュアを巡るシーンでのテンポはとても良かったですわ。原作でもページまたぎでカットをガンガン入れ替える作画法が主なので、アニメにしたときに盛り上がりが作りやすくてよいね。 PR |
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