最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
オープニングうるせぇ! 第9話。曲とSEの音量バランスって案外難しいなぁ。 さて、お話の方はどんどん混沌としてきています。もう、何がどうなって誰がどう悪いやら。聖闘士星矢の最大の売りの1つに「善悪とか余計なこと考える必要も無く悪い奴は悪い」っていう少年漫画らしいシンプルさがあると思うのだけど、今作は神闘士の方にもそれなりの大義名分があるのでなかなか難しいですね。アンドレアスさんはシンプルに悪い奴なんだろうけど、今回メインの敵役だったシグムンドさんもフロディさんも、どうやらいい奴だったみたいなのでなんだかすっきりしないのである。Ωの十二宮編でもミケーネさんあたりは微妙だったのでその辺がすっきりしなかったんだけど、あっちはアモールさんという最大級のオチがちゃんと用意されていたのですっきりしたんだ。今作はもうウートガルザしか残ってないんだけど、あいつの動きもいまいち分からんしなぁ。 1つずつ戦闘を見ていこう。まず、今回最大の謎となったのは童虎のマッチ。ウートガルザさんはリフィア軍勢(つまりオーディン軍勢)からの伏兵なのだろうと思っていた。実際、あまりにも脆くて発泡スチロールかと思うようなソフトな像を一発で破壊してさっさと逃げる様子からは、どう考えてもユグドラシルを守ろうとしているようには見えないのである。童虎もまさかそんな展開になるとは思ってなかったのでびっくり仰天。そのまま、ウートガルザを追いかけるわけでもなく、再び孤立してしまった。ユグドラシル内部ってどんだけ複雑な迷路になってるんでしょうね。そして、童虎をまいたウートガルザは勇者の間に現れてまさかのリフィア消し。あれ? 仲間ではないのか? アンドレアスさんとツーカーで繋がってる感もあるし、結局ヤツは悪い側なんだろうか。ラストの流れ的に考えてフロディさんは完全に味方サイドになっちゃったわけで、そこで対峙するウートガルザさんは必然的に悪側ってことになるのだが……未だにアンドレアスの狙いが読めないので本当に大混乱である。リフィアが黄金聖闘士たちを蘇らせたことも最初から知ってた風だし、それでも別にOKみたいな顔してたし、ウートガルザさんが像をぶっ壊したことについてもお咎めなしだし……どういうことなんだってばよ。 そんなごちゃごちゃした展開を他所に、サガとシグムンドさんの戦いは非常に分かりやすい。なにしろ「タイマンでサガがぽっと出の新キャラに負けるはずがない」からだ。元々、このアニメが始まった時には「黄金聖闘士が格好悪い戦いをするのは見たくないなぁ、でも苦戦しないと作品にならないしなぁ」と心配したこともあった。実際、そのために初期のアイオリアなんかは制限有りの状態でのバトルを強いられ、「黄金聖闘士でもこれだけアウェーなら苦戦してもしょうがない」ということを何とか納得していたのだが、サガさんはそんなん知らん。空気を読んで接戦にしてやる心遣いなどありはしない。「聖闘士に同じ技は通じぬ」と豪語し、返す刀でギャラクシアンエクスプロージョン2連発という、あまりに大人げない戦い方。必死に「弟ガー、弟ガー」と哀願するシグムンドさんを容赦無くボコボコにするのである。これはこれで、潔く斬新な展開と言えるのかもしれない。「強いから強いのだ」という至極当たり前の結果である。まー、我々とてサガの苦戦してるところは見たくないので、これはこれでいいのかもしれません。シグムンドさんも、バトルでは一切いい所無しの雑魚認定は不可避だが、その分人間性は正しい人として描写されていたので、少なくともファフナーさんよりは扱いがいいとも言えるんだ(ただ、数ヶ月後に忘れられるとしたら間違いなくシグムンドさんの方だ)。 それにしても、今回のサガ・シグムンド戦の因縁の付け方、話の展開の適当さはなかなかのものである。初手、シグムンドさんは「弟が殺されたのはおまえらアテナのせい! オリンポスの神々のせい!」と訴え、「まぁ、確かにアテナ軍が嫌いになる気持ちは分かるけど」という同情をちょっとだけ引く。ただ、サガはそんなの気にしない。「俺にも弟がいるんだけどさ……」と切り出すとシグムンドさんも「え? 何? なんか面白い話でもあるの?」とサガの目の前で攻撃の手を止める。サガさん、「いや、別にオチも何もないねんけど、お前は倒すわ」と油断したところに容赦無く攻撃をたたき込んで神衣破壊。ひどい。必死で立ち上がったシグムンドさんはさらに因縁話を続ける。「俺がヒルダ様の異変に気付いていれば弟は死ななくて済んだかもしれない! 弟が! 弟が!」と連呼。「それ、さっきも聞いたわ」とサガさんギャラクシアンエクスプロージョン。ひどい。もう、単なる弟自慢大会だったわけだが、2人とも大して重要なことを話してるわけでもないので、すげぇ適当な心の交流である。最終的に、「まぁ、同じ長男のよしみやで」と命を助けてくれたサガさんは優しいんだろうけど、なんでお前がドヤ顔でジークフリートの気持ちを代弁していたのかはさっぱり分からないという。なんか、サブタイトル詐欺だった気もする。結論、「サガ強い」。知ってた。異次元に吹き飛ばさなかっただけでもありがたい話よ。 そして残るのは最後の一局、アイオリア対フロディ。しかし、ここも命の削り合いをするのかと思いきや、「どっちがリフィアを信じられるか自慢大会」という謎の口論に発展。先攻フロディさん、「リフィアは大事だけど、今の彼女は間違ってるから正しい道を示してやらないと駄目」。後攻アイオリアさん、「彼女に会ったのはつい最近だし、素性もよく知らないけど、可愛い女の子が困ってたみたいだから全面的に信じるわ」。どう考えてもフロディの方が正しい。アイオリアがリフィアについていく理由ってちょっと弱すぎやしませんかね。確かにここまでの流れでアンドレアス軍が非道な行いをしていたのは間違いないだろうが、それだってファフナーが悪かったり、個人の責任に還元される要素も多いわけで、本当にリフィアが「善」であるかどうかは一切確定してないんだ。「あの女がトチ狂ったんだよ! 昔は良い子だったんだ!」という幼馴染みフロディさんの物言いの方が信憑性が高い気がするんだけど。 まー、そんな話は結局水掛け論。まとまらないのであとは拳の勝負である。「剣なんていらんかったんや」と拳をぶつけ合う戦闘は、今作の中ではそれなりに良く描けていたシーンだと思うのだけど、それもリフィアの乱入で即座に終了。リフィアが「ごめん、黄金聖闘士蘇らせたの私だったみたいだわ」と驚きのカミングアウトをしたことで、何となく信用していたアイオリアは混乱、アンドレアスに「ほら、始末しろよ、そいつが全部悪いんやで」と囁かれたフロディさんも苦悩。まぁ、仮に「リフィアが死者復活を果たして掟を破ったよ」が事実だとしても、それがすぐに「アンドレアス=正義」の図式とは繋がらないんだけどな。フロディさんからしたら、信じてた幼馴染みがおかしくなった末に禁忌まで侵しちゃったってんだから、そりゃボロボロにもなりますよね。必死で女の子のことを考えてるのに途中で邪魔しようとしたアンドレアスが鬱陶しくなり、ひとまずオーディンサファイアをぶっ壊してコントロール奪取。一体何が正しいのか、決めかねていたら背中を押すかのようにウートガルザさんがやってきてリフィアを消し去ってくれたという。そりゃもう、ここで立ち上がらなきゃ男じゃない。変な姿勢で走り出したアイオリアを見送り、今作初の神闘士決戦へともつれ込むのであった。あれ、その部屋の像は壊さなくていいんですかね……。 ……うん、やっぱりよく分からないな。黄金聖闘士12人一挙蘇生なんて荒技が出来るのだからリフィア=オーディン(の依り代)で間違いないと思うのだけど、それをアンドレアスが知ってて黙認していたっていうのがしっくり来ないんだよな。前回のシャカの言葉を借りればアンドレアスは「オーディンではない、邪悪な何ものか」のはずなので。そしてウートガルザさんの立ち位置も相変わらずの謎。童虎をほったらかしにしてフロディとぶつかる必要性とは? リフィアを殺すのが目的だったら、死者の間でさっさと殺してるはずだよね。そして、童虎は今どこで何をしているやら。 次回、いよいよアンドレアスの間に突入、アイオリアが代表して対戦するようだが、残っている黄金面子は童虎、ムウ、そしてサガ。次回予告では当たり前のようにシャカも登場。……アンドレアスさんが勝つ理由が何一つ見あたりません。なんやこのイジメの構図は。 PR |
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