「おまもりひまり」 4→3
まぁ、まともに評価出来るほど真剣に見てたわけじゃないんですけど……どういう層がこれを欲しているのかがいまいち分かりません。エロが云々言っても、どうせあの画だしなぁ。無闇やたらとビーム修正が入ってた回なんかもあって、頑張りたいのか、そうじゃないのかもよく分かりませんでした。
ヒロインのキャラクターは、まぁ悪くなかったと思う。特に松岡ボイスがいい味出してたくえすは人物の背景もそれなりに考えてあったし、きちんと志のある描写はあったのでいくらか好感の持てる仕上がり。もちろんメインヒロインのひまりはそれ以上に頑張っていただろう。ただ、ひまりの場合、ブチ切れモードへの変化というファクターが何とも儀礼的で、いかにも平川主人公といった印象の優人が本当に魅力のない人物であるために、その必死さも空回りしてしまっている。エロなくせに変なとこで奥手に振る舞ってみせたり、とにかくその場その場で印象の良さそうな行動に出ているように見えてしまい、最後まで感情移入しにくいキャラクターであった。中の人は頑張ってたんだけどなぁ。
他のキャラクターもあれだけ大量に出てきて充分に描写が与えられたのはせいぜいしずくくらいで、せっかく妖怪大集合という好みのセッティングなのに全く特性が活かせていなかったのは拍子抜け。一本ダタラとか、チョイスは渋いのに……萌えキャラ化したらあかんのかな。
ま、ジワジワアニメの本数が減っているとは言っても、まだこういう作品も残ってるし、ニーズはあるってことだろう。今後似たようなコンセプトで妖怪娘を集めるなら、是非つるべ落とし、あまめはぎ、おとろしの「個人的にビジュアルが怖い妖怪3体」の萌えキャラ化をお願いします。……あかん、もう「ゆっくり」しか浮かばねぇ。やっつけ↓
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