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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 改めて見るとナッシェタニアの手(籠手?)とか足(すね当て? ブーツ?)って無闇に可愛いよな、第7話。ゴルドフさんの「何か聞こえませんでした?」っていう問いに「別に」って答えたところで視聴者の8割は「でかいウサ耳も役に立たねぇな!」って思ったはず。

 事態は進展しましたが、特に新しく判明した事実は増えていません。いや、サブタイ通りにアドレットとフレミーの過去話については一応新事実も出てきてるのだろうけど、これだけ時間を割いても、2人の「切実な過去」というのがどんなものなのかイメージしにくいんだよね。多分、この世界における凶魔ってのがどの程度の立ち位置なのかが分からないのが最大の理由だとは思うのだけども。

 まずはアドレットの過去。回想シーンでは羽が生えた豪華なリザードマンみたいな「魔神」が登場し、これまで作中で描かれてきた凶魔の粗野で凶暴な性質とはかなり異質なキャラ設定になっている。何しろCVが石田彰なのだ。まともな奴じゃないのは間違いないだろうが、少なくとも馬鹿ではないだろう。こうしてアドレットの幼少期CVがみゆきちだった影響もあり(??)、強制的に石田彰との関係はつながってしまうのである。とにかく、ただひたすらに人間を殺すことだけを目的とするのではない薄気味悪い魔神の手によって、アドレットの過去はズタズタにされる。ただ、もったいぶって話し始めた割には、要約すると「魔神が来た、村が滅んだ、回りの人間がいっぱい犠牲になったけど俺だけ生き延びた」っていうだけのお話なので、この世界においては特段珍しい話でもない気がするんだけどね。とりあえず、今回の回想シーンは「魔神っていうなんかヤバい敵もいるんだよ」っていう顔見せ程度の意味だと考えておけばいいか。後々関わってこないはずがないし。

 一方、フレミーの過去話については、回想シーンは一切無い画面で、全て彼女自身の独白で説明された。本人が「嘘だと思わないの?」と問いかけていたことを考えると、ひょっとしたら作り話って可能性もなくはないけども、アドレットの過去話同様になかなか悲惨なのは間違いないので、ちゃんと映像作ってほしかった。ひょっとしたらフレミーの「母親」って設定画とか作ってないのかも。あと、「凶魔の社会」っていうのは描こうとしたらものすごく手間がかかる画になるので、今回はスピードアップとコストカットを兼ねて簡易説明でまとめたのかもしれない。まぁ、そこはしょうがないか。ここでフレミーだけ執拗に過去を描写したら、彼女が完全に容疑者から外れちゃうかもしれないからね。

 フレミーの過去は以前彼女が説明したことに加え、「せっかく六花殺戮専用兵器として生み出されたのに、大して役にも立たずチャモに負けちゃったせいで、凶魔側からはあっさりお払い箱にされてしまった」という事実が補足された。彼女が六花側に回って凶魔討伐を志すには充分な動機ではあるか。ただ、今回の説明だけだと時系列がいまいちはっきりしてないのが気になる。彼女が火薬の聖者になり、六花候補を始末し始めたのはいつ頃の話で、チャモに返り討ちに遭って凶魔側と決別することになったのはいつ頃の話なのだろうか。2〜3話あたりの「六花殺し」についてのアドレットたちの話しぶりからすると、てっきり「六花殺し」はリアルタイムで凶行を重ねているのだとばかり思っていたのだが、フレミーのあの様子だと、ここ最近は凶魔から逃げるので手一杯であり、人間を殺すことからは綺麗さっぱり足を洗っているように思えるのだが。チャモに負けたのがいつなのか、っていうのだけでも分かればすっきりするんだけど。今より幼いチャモに負けたのかな……流石リアル六花は格が違うということか(まぁ、チャモが7人目の可能性もわずかにあるけど)。

 とまぁ、そんなこんなで「二人の理由」の説明が終わり、人質だったフレミーさんはあっさり神殿に帰投。アドレットは改めて1人で事態の打開を目指すことに。「チーム六花」側はアドレットが7人目だと決めつけて随分リラックスしているようで、肝心要のモーラさんも割と平気で2人行動を割り振ってしまっている。アドレットが心配していた通り、片方が仲間を襲撃し、その罪をアドレットに押しつける、っていう展開は普通に警戒すべきだと思うのだけども。それほどまでにアドレット犯人説が決定的だったということか。モーラさんは特に理由もつけずに勝手にチーム分けを行い、ミッションを決定しているが、彼女1人にそんなに信頼を寄せてしまっていいものかどうか。でもまぁ、見た感じでは彼女も「ほいほい7人目に騙されてる側」に見えなくもない。率先して2番目に怪しいであろうフレミーとのペアリングを引き受けるあたり、それなりに回りのことも考えてるようではあるし。

 残りのメンバーも軽く確認していくと、まず一番驚きだったのはナッシェタニア。本当に頼りねぇウサギだな、としか思っていなかったが、今回ゴルドフと2人きりになって、ようやく「アドレット犯人じゃないかも論」をスタート。現段階では「何となく信じてるから信じてる」の域を出ないのかもしれないが、ここまで追い詰められてもなお直感でアドレットを信じられるのは見上げた根性だ(彼女だってアドレットと付き合ってる期間が特別長いわけではないのである)。彼女は代案として「ハンス犯人説」を唱えるようだが、さて、これまでの展開に、何かハンスを疑うようなものがあったのかどうか。

 一方、そのハンスさんはフラフラと場をかき回すのに忙しそう。基本的には迷わず真っ直ぐ「アドレット犯人に決まってるじゃん」派の代表になっているわけだが、その割にはフレミーにも噛み付いてみたりして言動が一貫しない。やはり、単に面倒を起こすのが楽しいだけなのかも。今回もアドレットとの対決シーンはトリッキーなアクションでオリジナリティを発揮しており、しなやかな猫の動きを取り入れた格闘スタイルがなかなかよく表現されている。なお、超個人的な感想としては、彼が犯人だったとしたら、あんまり面白くないとは思う。

 ハンスと組む予定だったチャモさんについても、「こいつが犯人だったら考えるのが無駄だな」という奔放さ。すっかりハンス・モーラの「アドレットが犯人に決まってるじゃん」説で油断しきっているのか、単に自分の実力に絶対の自信があるせいなのか、一切まわりに配慮しない子供っぽい行動ばかりである。ただ、ここで大胆に単独行動に出たことまでもが計画のうちだった、という可能性もあるわけで、どこまでが本当の無垢さなのかは計りかねる部分はある。全部モーラさんが甘やかしすぎなのが悪いんや。ちょっとはチームプレイを意識させようよ。あ、モーラさんが犯人っていうパターンは割と面白い展開ではあるので見てみたいけど、なんか上層部の権力闘争とかと結びついてややこしくなりそうだな(モーラ犯人展開が見たいのは、単に「サトリナの悪役が見たい」という理由である)。

 さて、こうして並べて見ると、残ってしまうのはあと1人。ゴルドフさんである。やっぱこいつが一番はっきりしないんだよなぁ。いちいち思わせぶりな表情で姫様を見たり、尺を取ってるシーンが多いのが気になる……単に姫様が心配です、っていうアピールなんだろうか。その割に、フレミーが帰ってきたタイミングではウサギを神殿の中(ハンスやらチャモやら問題児の多そうな場所)に残して、おもてでモーラと立ってたんだよね。普段の言動から考えると姫様にべったりしてそうなものだけど……あのときもモーラの指示で入り口前の見張りを2人交代制でやってたのかなぁ。

 個人的に最有力はゴルドフなんだけど、過去に「てさ部の百合狼でボコボコにされた」っていうみそっかすな実績があるので、自分を一切信頼出来ません。さぁ、「7人目」は荻野可鈴を超えることが出来るかな?!

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