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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 思わず「なるほど」と膝を打つ第7話。確かに、その配役ならそうなるやろ。相変わらず鷹揚な演出方向も、ここまでビッグネームが出揃った会談の場だとしたらしゃーなしやな。

 今週は「ぐんぐん塔を登っていく比水くん」の巻。中盤、階数とかいう概念を無視して超スピードで登っていく謎の発光現象の描写があったから「これもう各フロアに警備おいても意味ないし、隔壁とか役にたたんやろ」と思ったのだけど、そっからアンナとの試合になったらちゃんとビルの中をのんびり飛んでましたね。ミハシラタワーの構造と規模がさっぱり分かりませんわ。あれだけの高層建築でどこにどういう階段ついてんだよ。大体階段なら1カ所を延々上に登るはずやろ。加えて紫ちゃんがあっさり床をくり抜いて下の階に移動してたんだから、やろうと思えば逆に天井ぶち抜いてショートカットするのも余裕やろ。そもそも、アンナと比水が併走してるシーンは2人ともほとんど飛んでるようなもんなんだから(一応比水は跳躍してる描写になってるが)、もうシロたちと同じように外壁伝って行った方が早いやんけ。シチュエーションだけを見たら突っ込みどころしかないぞ。

 そして、今作の特徴として、「アクションシーンは気合い入ってるんだけど、やってるバトルはドラゴンボールばりに雰囲気だけ」という点も。「アンナと比水は直接ぶつかるとどっちが強いんだろう?!」とか気になったのに、お互いに赤いエネルギー弾と緑のエネルギー弾をぶつけ合ってるだけだからあんまり「王どうしの戦い」っていうスケール感が出ないし、攻撃自体は単調。スクナみたいに武器を駆使して戦うと見た目にも映えて本作の売りである大仰すぎるアクションでもしっくりくるんだけども。まー、今回の比水の特攻はあくまで前座ってことで納得しておきましょうかね。一応彼の能力にも説明が付され、「実はリビングデッドだったけど特殊能力で心臓などの生体をコントロールしており、その運動をチャージ&ブーストさせて今回みたいな無茶なことも出来るよ」とのこと。つまり1年に1日分しか心臓を鼓動させないことで若さを保っていた聖闘士星矢の老師と同じ理屈だ。普段拘束具で極力運動を制御していたのも、この日のために運動量をセーブするためだったってことか。いや、別に拘束せんでもいいとは思うけどね……。

 こうして比水が突っ込んできたわけだが、もちろん彼の運動能力についてのネタが割れていたおかげでラストの宗像スラッシュであえなくガス欠。ドレスデン石板を前にして、これまで対面することの無かった2人の王がゆっくり対話する機会を得た。すげぇ余談だが、この「王どうしの対話」における各々のクランのイデオロギーについては、Magicのカラーホイールと対応させると割と面白い。これまで「緑ってなんでネット関係の能力者なんやろ?」と不思議だったのだが、彼らの理念はあくまでも「生命の有るべき姿を有るべきままに」というもの。「野放図」というのは別に弱肉強食の野生にだけ適用される概念ではなく、「人間としてやりたいことをやる」という自由さの尺度にもなる。ネットの中で好き放題遊んでいるスクナだって、立派に緑のクラン・ジャングルの体現者だったということだ。自然の摂理に任せることを奨め、人間が必要以上にコントロールすることを嫌うのはまさにMagicにおける緑の立ち位置そのものだったのである。そうすると、緑が青のクランと仲が悪いのは必然なんだよね。シロ(白?)とはそこそこ話が出来るのも分かる。ただ、Magicと違って緑と赤も仲が悪いんですよ。おそらく緑の使っている道具立てが野性味からはほど遠いものだったせいなんだろうなぁ。ジャングルの理念はグルール・ゼナゴスあたりの赤緑の理念が近いんだけどなぁ。これで赤の王がアンナじゃなくて尊だったらまた話は違ってたのかもね。

 Magicのカラーホイールでは白・青・赤・緑があり、これに無色や黄金(多色?)などが加わるわけだが、残る「黒」だけはこのKには登場していなかった(クロはいるけどね)。そこで、今週のびっくりどっきりであるイワさんの正体だ。何と、緑の王は何も単体で他の3つのクランに喧嘩を売っているだけではなかった。黄金の王の死を確認し、残るクランは無色を除いて5つ。その残る1つのクラン・灰色が緑と手を組んでいたのである。「灰色」の持つ特性は現時点では謎に包まれているが、イワさんが塔を登る際に用いた霧の魔術や、「死んだと思わせて登場する」という手管などから、少なくとも単なるパワー馬鹿でないことは間違いない。っつうか、あの風体、あの声で単なる悪者は出てくるまいよ。さて、予想外の戦力の参戦で、目の前の石板を巡るバトルはどうなっていくのか。今回淡島さんがずっと辛そうな顔してたし……宗像も間もなく……。

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