最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
この世界におけるジャポニズムとは、第9話。どう考えても名前からして日系人でもない連中がなんでこんな任侠の世界やねん、とか思ったけど、一応母船の名前だけは漢字表記なのね。 順調に出世街道を進んでいる鉄華団。どんな物語でも「主人公パーティーがレベルアップしていく様子」ってのを見守るのは楽しいもので、きちんと頑張っている様子が分かるし、道理にあった成長物語であるならば安心して見ていられる。今回のオルガたちの場合、多少名瀬さんが優しすぎる気がしないでもないが、まぁ、それなりに苦労してるわけだし、「男と男の絆」としては妥当なものだろう。名瀬さんが特に「家族」っていう言葉を大事にしてくれるイタリア人気質なのはありがたかった。ついでにテイワズのトップであるバリストン氏(CV・石塚運昇)も割と話の分かる人で、オルガの盃は一発OK、さらに姫様との会談も割と物わかりが良く、その上できちんと世間の厳しさ、現実の難しさを教える度量の深さを持つ。かててくわえてあっさりさっぱりの三日月の気立てにも好感を持ったようで、なんとバルバドスが無償修理&パワーアップまで約束された。流石にここまでくるとちょっと上手くいきすぎている感。まぁ、おっちゃん達から見たら鉄華団は「立ち上げたばかりのベンチャー企業」みたいなものだし、右も左も分からない若僧に早いうちから恩を売っておけば、万一大きくなった時には色々とボロい話もある、っていう計算もあるんだろうけど。とにかく、時流に乗れたことで今回はみんな笑顔ばっかりである。 これまで鉄臭い船の中であれこれ悩んでばかりだった若者たちにも一時の休息。血気盛んな若者たちの娯楽といえば、飲む・食う・そしてヤる。……確かにぁ、タービンズとの合流後の環境は、野郎だらけの船内では完全にお預け状態だったもんなぁ……みんな溜まってるはずやで。何の反応も見せずに平然としているミカやオルガはひょっとしたらホモなんですかね。あ、アキヒロは間違いなくホモです(偏見)。ミカの場合はまだそのあたりの感心が薄い子供、ってことで片付けるとして、オルガは立場もあるから、どういう風に発散したらいいか分からないんだろうね。見ず知らずの美人さんにハンカチをもらっておいて「女くせぇ」って、勿体ないわね。ちなみに、謎の綺麗なお姉さんはCV田中理恵ですよ。エラい久しぶりの仕事やな。 今回最も見るべき点は、やっぱり本作における「女」の扱いだろうか。タービンズにおける女性像、そして鉄華団が持てあます「女」という存在、姫様やアトラちゃんが奮起し克己する女性の戦い。そしてタービンズにおける愛の形。必要以上に「女とは何か」という問題を掘りさげるこのシナリオライン、いかにも岡田麿里の脚本らしい生臭さ。こういうシナリオラインにしてもらうと、本当に色んな女性像が見られて楽しいのですよ。いや、富野ガンダムにおける女性像も色々あって楽しいけども……基本的に「全員キチガイだし全員富野ワールド」だから何もかもぶっ飛んでて怖いからね……。今作で「女」というファクターが掘りさげられることにはきちんと理由があって、それはメインテーマとして「家族」が掲げられているから。本来「家族」といえば男女の繋がりが始めに有るべきだが、実際には鉄華団の掲げる「家族」は野郎臭さ満載である。そこできちんと「女」という存在をクローズアップすることで、本来あるべき家族像を鉄華団の持つ「家族」の意味と対比させることでオルガ・ミカの関係性を掘りさげることになっているわけだ。本当に卒のない脚本である。 それにしても、回を重ねる事にどんどんオルガがメインヒロインとしての地位を固めているよな……べろべろに酔ったオルガの守ってあげたい感は異常。 PR |
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Thraxi
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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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