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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「ブブキ・ブランキ」 5

 典型的な「よく分からん1話目」だが、この「よく分からん」はあんまり気にならない。おそらく映像を見せて、このデザインに慣れてもらう目的の1話目だ、っていうのが大きな理由かな。また、「分からなくても良い」ように作られているので不明なことがストレスになりにくいのはちゃんと考えられている証拠だ。

 以前の特番でBパートの大部分を観ていたのでそこだけは2回目の視聴と言うことになるが、今回Aパートからちゃんと観ると、主人公アズマがどのような存在なのかが何となくイメージ出来るし、謎の生物(?)「右手ちゃん」のヒントなどもあるためにグッと見やすくなった。異世界で暴れたオーブと呼ばれるなんかでかいロボ的生き物。その制御のためにアズマたちは下界(普通の地球?)に落とされたが、そのときオーブが落ちてきたことで世界が混乱し、そのせいでアズマは「魔女の息子」と呼ばれている。その騒乱の影には、なんか派手な格好したおばちゃんが絡んでいて、「ブブキ警察」と言われるこれまたよく分からん組織を操作していると。アズマに協力している子供たちは全員「ブブキ」を持っており、これはオーブの身体のパーツが由来となっているらしい。ただ、敵側もブブキを持っていたので、そちらはどうなのかはまだ不明。まぁ、1話目で分かることはこんなもんかな。

 「分からん1話」というと前期では「コメットルシファー」なんかがあったわけだが、それに比べても、今作はとにかく映像面での押し出しが強く、そこを見ているだけでも退屈しないので随分印象が違う。なんでも「サンジゲン10周年記念作品」らしく、「アルペジオ」以来の元請け作品となるために割と気合いは入っているようだ。フルCGによる画面作りは、アルペジオでも感じたキャラクターと世界のマッチングに相変わらずの違和感は残っているものの、それでも「アルペジオ」のときよりも進化し、より自然な動かし方が可能になっているように見える。そもそも「アルペジオ」はほとんどのシーンが戦艦によるバトルか艦内、それに海の中なんかの映像ばかりだったため、人物とそれ以外のマッチングの違和感はそこまで傷にならなかったんだ。今作はそうした背景世界による「逃げ」を打たず、正々堂々と世界の全てを構築し、その中でキャラを動かそうとしている。これだけのディティールでもって、ここまで自然に動かせるようになっているのだから、やはりCG技術の進化というのは確実に進んでいるということだ。業界のCG部門を牽引するサンジゲンが、今作でどのような映像技術を見せてくれるのか、今から楽しみだ。ちなみに監督は小松田大全。この人も面白い画を作れる人なので期待したいところだが、こうしたCGメインの作品で真価を発揮出来るかどうかはまだ分からない。ディレクションするのにも慣れが必要な分野な気がするけど、上手くいくといいなぁ。

 中の人については、1話目では金元ボイスの妹ちゃんが可愛かったし、10年後の世界でメインを務めるのは小澤亜李。何ともロリロリしい面子だが、ひーちゃんがどこで再登場するかは気になるところ。これでラスボスとして出てきたら笑うけども。

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