最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
俺に解けないパズルはねぇ! 第2話。いやー、懐かしいね、ファイブレイン。なかなかの秀作だったのに全然知名度が無いんだよ。みんな見ようぜ。 先週の時点で「何アニメか分からないからどこにいくのか予想がつかない」と言っていたわけだが、どうやら正解は「吹奏楽アニメ」でも「学園青春アニメ」でも「ガチホモ三角関係アニメ」でもなく、「日常の謎解きアニメ」のようだ。もちろんその他の要素もあるのだろうが、少なくとも「全力で吹奏楽部の魅力を描こう」なんて方向性ではないようだ。ただ、残念ながらわたしゃ「櫻子さん」の時にもちょっと触れたが、あんまり日常の謎系は得意じゃないんだよね。「氷菓」からずっと(いや、そんなに作品数ないけど)。 例えば今回のお話を例にとってみよう。今回与えられた謎は「一面真っ白なルービックキューブ」という謎。一応「一面真っ白なのにどうやったら正解が分かるのか」というのが問題なわけだが、実際にはそんなもんに正解があるわけがないので、「出題者は何を考えていたのか」という問題に還元される。つまり、結局は理屈の面で解決し得ない人の心の問題なのだ。謎解きというよりもカウンセリング、気の持ちようでいくらでも解決がある。今回、依頼人の成島さんはハルタが彼女の情に訴えかけるような演出を施したためにあれが「正解」であるかのように思わされたが、実際にはそんなことはどこにも書いていない。簡単にまとめれば「剥がれる塗料が塗られており、その下に正解が書かれていた」だけの話。もし成島さんが「白いままで解けるわけがない」と思い、ガリガリと爪で削ったり、何らかの溶剤で溶かしてしまっていたら、ハルタがやった「キューブに色を塗る」という過程は経ずに正解の文字列が現れてしまい、簡単に「メッセージ」まで行き着いてしまう。その場合、「なんや、単に隠していただけやんけ」で終わってしまうだろう。 そして、実際に今回のパズルは「隠していただけ」なのである。成島さんは遺品だから絶対に傷つけまいと思っていたために「剥がす」という選択が出来なかったが、普通の人間が手にとれば、十人中九人は「上から色塗ったんだから、その下になんかあるだろ」と思うはず。真の正解がその一歩上をいけば謎としても、謎解きとしてもエレガントなのに、この話では、その十人中九人が思い至る第一歩こそが正解。つまり、何のひねりもない。せめて塗料の剥がし方に何か一手間あるとかなら意味もあるかもしれないが、本当にやろうとしたら塗料の性質を調べ、さらに剥離のために時間をおいて待つというあまりに地味な行程が待っている。そんなもん、正解を確信してからでないと出来るわけがなく、遺品を傷つけられない成島にとって、事実上正解など無かったのだ。まぁ、「油絵の具を塗る」なんて正解は普通行き着けるとは思わないが……とにかく正解を正常な思考から導けない時点で、そんなものはパズルとは言わないだろう。 もちろん、だからこそハルタという外的要因が介入し、彼女の閉じた心をぶっ壊すというお話が成立するわけだが、今回のハルタの口ぶりでは「成島さんが自ら気付くべきだった」的なニュアンスになっている。弟君が、姉の克己を促し、自分の死後一人で歩けるように、一歩目のはっぱをかける目的だったように語られている。もし実際にそうだったら、弟君は何ともスパルタな人間だったということに。そして、「克己したら姉はこのキューブに油絵の具を塗ってくれる」と考えたと。訳が分からない。 結局この手のお話は「ハルタが示したのはあくまでも『ハルタの考えではそう』なだけで、正解がない」というのがもやっとする原因。加えて今回は「白いキューブって言われてたけど、白いはず無いやん」というあまりに無体な選択肢が解答として与えられたせいでさらにもやっと。あんまりこの先の謎の展開にも期待が持てない気がする。まぁ、誰か人が死ねば……いやぁ、死なないだろうなぁ。 救いがあるとしたら、タイトルの通りにチカとハルタの関係性は見ていて面白いってところ。「頭の悪いヒロイン」ってのは多々あるが、ここまで主人公にぼろくそ言われる下等扱いのヒロインってのはなかなかいない。ハルタのあまりにストレート過ぎるチカディスが際だっている。ここまで悪く言われたらイラッとする部分はあるのだが、ハルタの場合はマジで女の子に興味なさそうだからしょうがないんだよなぁ。ホモ強いなぁ。 PR |
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