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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 フミたん……フミたぁぁぁぁあぁぁあああん!! 第16話。いや、分かってたけどさ! そりゃそうなるんだけどさ! でもゆるさねぇ!

 つらいよなぁ、クーデリアとの過去話でさ、スラムに置き去りにするところさ、あれは徹底した実地教育なわけじゃない。安易な思考でもって施しをしてしまったお嬢を放置して、自分のやったことを後悔させた上で、住んでる世界が違うんだってことを骨の髄までたたき込む教育じゃん。そりゃま、あのまま放置して逃げたら極悪人だっただろうけど、あの時代からフミたんはすでにフミたんだったわけで、ちゃんと救助に入って、お嬢に世間をたたき込むことに成功したはずじゃん。それなのに、クーデリアは曲がらないんだ。あれから10年が立っても、このお嬢は頭の中身が変わらないんだ。それをフミたんは「眩しい」と思ってしまったわけだけど、傍から見れば単なるおめでたいお嬢様なんだよ。ミカにも怒られるような、駄目駄目な世間知らずなんだよ。それでも、人生の修羅場をくぐり抜けて今の地位に辿り付いた苦労人のフミたんからすると、憧れの存在にもうつってしまうし、ここまで浮世離れしてしまうと、ひょっとしたらそれは変革の兆しなのかも、と思ってしまうわけなんだ。……辛いなぁ。

 現時点において、私の中のクーデリア・バーンスタインは「フミたんを殺す元凶となった阿呆」でしかない。彼女の言動に未来は感じないし、フミたんが命を賭してまで守る価値がある人間だとはとても思えない。だからこそ、クーデリアにはここから大きくなってもらわねばならない。幸か不幸か回りの百戦錬磨の大人たちは彼女に価値を見出して、彼女の挙動に注目している。回りの世界が、勝手に彼女を革命の女神に仕立て上げる準備を整えている。クーデリアも、目の前で最愛の人を失ったという極限状態を経験したのだから、ようやくここから本当に大人になることも出来るだろう。皮肉なことだが、「守る価値も無かった馬鹿」をフミたんが守ったことで、彼女には「守るべき価値」が産まれたのかもしれないのだ。そういう意味で、フミたんこそが革命の女神である。エプロンドレスの似合う、紛う事なき女神なのである。

 でも、来週からもうフミたんが出てこない……フミたんのいないオルフェンズなんて……………………。

 辛うじて救われるのは、ミカは相変わらずミカだったからちゃんと世界観が維持されてる、っていう部分かな。この期に及んで寝言を漏らすクーデリアに対して放った「それはもうフミタンじゃない」の一言は流石の三日月。彼がクーデリアになんとかして生きることの厳しさをたたき込んでやって欲しい。それでこそ、フミたんも浮かばれるというものだ。

 フミタン・アドモスに、改めて哀悼の意を。

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