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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「ワールドトリガー」 5→5

 1年半の歴史に幕。今期は春クールなので「ダイヤのA」とか「銀魂」とか長期シリーズで終了した作品が多いですね。さらに、この「日曜朝6時半」枠はアニメの枠としての長い歴史そのものに終止符を打つらしい。まぁ、なかなか起きて見てる人もいなかった枠だしなぁ。Ω、松太郎、終わったよ……。

 さておき、本作は元々、原作自体にあまり興味のない作品だった。ジャンプ漫画だから一応通読はしてたんだけど、登場キャラが多い上に全員「ボーダーの隊員」っていうステータスが同じもんだから、なんかごちゃごちゃになって把握するのが面倒になったんだよ。流し読み出来ないタイプの漫画だったしねぇ。そんなわけで始まった当初も「どうせこの時間帯の東映作品だし、アニメも大したことないだろうからそのうち見なくなる作品かもしれん」とか思っていたのだが、全く問題無く見ることが出来た。いや、むしろ、このアニメのおかげで多少なりとも原作の知識が補完され、進行中の原作連載を追いやすくなるという効果まで。そう考えると非常にありがたいアニメだった。

 褒めるってほどでもないんだ。東映作品らしく、へなちょこになるときは本当に駄目駄目だったし、原作にプラスαされた要素があったとも思えない。アニメオリジナルエピソードとか、本当にいかにも「朝の東映作品のオリジナル」っぽい話が入ったけど、やっぱり原作の持つ雰囲気とはどこか違っててユルユルだったし。「アニメだから面白かった」っていう部分はそこまで多く無いはずなのだが、アクションをメインにしている作品なので、とりあえず動けばそれだけでも充分ペイするんだよ。へなちょことは言ったけど、いうてもそこまで低品質というわけでもなく、原作絵がメリハリの効いたアニメ向きのデザインということもあり、ほとんど雰囲気を損なうことなくアニメに落とし込めていた。そこに動きと声をつけて、破綻無くシリーズを終えることが出来たんだからそれで充分じゃないでしょうか。「声」ってやっぱりでかいのよ。ジャンプアニメのありがたいところは、キャスティングに一切迷いが無いところでね。豪華なキャスト陣を惜しげもなくつぎ込んで、要所で重厚な芝居も楽しませてもらいましたし。

 個人的に一番気に入ったのはエネドラ役の古川登志夫。すっかりふてぶてしいマスコットになったエネドラさんだが、アニメでは声の効果もあって本当に愛すべきキャラになってくれた。あとはずっとシリーズを引っ張ってくれたレプリカ&ナレーションの田中秀幸の落ち着いた声じゃないかな。早朝から聞く音声としてなんとも適切。ベテランの方々、まだまだ元気です。

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