○「12歳。〜ちっちゃなムネのトキメキ〜」 5
なんかもう、俺がタイトル書いただけでそこはかとなく犯罪の匂いがするんですが。でもしょうがない、こちとら右から来たアニメを全て左に受け流す宗派の人ですので、新番組と書いてあったらとりあえずチェックしますよ。まぁ、最近は「バディファイト」とか「アイカツ」とかの朝・夕番組は外すようにしてるから、これも外しても良かった気がするけど。しょうがないじゃん。他局だと朝か夕方の番組みたいだけど、AT-Xの初回放送は夜9時なんだよ! どの層に向けての放送だよ! 俺か! すみません!
というわけで、タイトルから「もう、これ観ない方がいいのでは」と思っていたのだが、始まったらやっぱり観てしまう。原作は当然未読。というかどういうジャンルなのかも知らなかったのでちょっと調べさせてもらったが、掲載誌は「ちゃお」とのことで、まぁ、タイトルは対象となっている読者層ど真ん中がその辺ってことなんだろう。「ちゃお」は幼い頃は姉か妹のどっちかが買っていたので何となく記憶はあるぞ。たしか「水色時代」がこの雑誌だったはず。まぁ、こうしてみると時代が変わってもやってる中身は大して変わらんな。何故「水色時代」を引き合いに出したかというと、当時読んでた中で幼い僕は「なんかエロい」と思っていたからだ。これと同じように生理絡みの話とかもあったんじゃなかったっけ。
とまぁ、あんまり見つからない自分との接点を必死に思い出しながらの視聴だが、なるほど、イメージ通りの「ちゃお」な感じのストーリー。小学6年生ということで、基本的には「男子ってみんなガキよねー」からの、「でも○○君は女子のことを大事にしてくれるし、大人っぽいかも!」への流れ。1話の時点でキスを済ませて既に付き合い始めたみたいなノリになってるが、1クールかけてこの後何をするんでしょうね。製作スタジオはOLM。ぶっちゃけ大したクオリティでもないし、絵柄は子供向けでやや古くさい印象なので最初の数分は「まぁ、あんまり面白くないかな」と思って見ていたのだが、色々とことが起こり始めると画面にも動きが出て案外悪くない。特に、主人公の花日ちゃんは色んな意味で可愛らしく、デフォルメ状態でおたおたと駆け回る様子は実に愛らしい。今作のメインヒロインは、この手の漫画にありがちなちょっと背伸びしたいこまっしゃくれたタイプじゃなくて、割と純朴な子なのです。そして、そんな悩み多き幼女を演じるのが加隈亜衣なのですよ。
そう、僕は12歳の女の子に興味があるわけではないのです。中にいる大人7ちゃいの人に興味があるだけなのです。くまちゃんの幼女は本当に可愛い。花日ちゃんも可愛いのだろうが、声のおかげで4割増し。ということで、この可愛い主人公を観るためにも、しばらく視聴は続けようかと思います。私は決してロリコンではない。繰り返す、私は決してロリコンではない。…………2次と3次にはっきり区別がつく人なだけです。
しかしさぁ、こういうのを見るといっつも思うんだけど、小学校高学年とかの時代に、男子が女子を囃したてていじめるとかいう展開ってそんなにメジャーなものなの? 私の幼い頃の記憶だと、基本的に女子の方が上だったし、男子から積極的に女子に働きかけることってあんまり無かった気がするんだが。スカートめくりとか、見たことねぇんだが。寂しい人生だったのかなぁ。合法なうちにめくっておけばよかった(合法?)。
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