最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「ビッグオーダー」 4 他作品に比べてやや遅れてスタートした作品。今期の角川10話枠ってこれなのかな? 原作未読。「未来日記」の作者の作品ということで製作は同じくアスリード。そのおかげなのか、キャラクターデザインなんかは数年前の懐かしい「未来日記」とほぼ同じ質感で再現されている。「未来日記」は尺の問題もあって、せっかく面白そうだったのになんだか消化不良で終わってしまった気もするアニメだが、基本構造は色々刺激的な部分があったのは間違いないし、決して嫌いな作品ではない。そうなれば、同じ作者が作っている今作も何か興味深いものが得られるのではないかという期待はあるのだが……なんか、全体的にもっちゃりしている。この第一印象を上手く言葉にするのが難しいのだが、全体的に、インパクトが薄い気がする。原作を知らないので勝手な推測だが、この全体的な違和感というか停滞感みたいなものには、おそらく尺の問題が大きく関わってるんじゃないだろうか。 具体例を挙げていくと、例えば主人公が襲ってきたヤンデレっぽい子に無意識に反撃して刀を突き刺してしまうシーン、その女の子が平気で蘇り、妹ちゃんの車椅子を押しながら登場するシーン、さらにその妹ちゃんにあっさりと刀を突き刺し致命傷を与えるシーン。どれもこれもかなり衝撃的な、1話目の掴みとしては充分な熱量を持つシーンだと思うのだが、その全てが、なんだか流れ作業のようでショックが小さい。刀で返り討ちにするシーンなんて、画面の光量が少ない上に構図が見づらいために、あのワンカットだけだと何が起きているのかもピンと来なかったりする。他にも、スタンガンでやられた主人公の目覚めや、返り討ちにしてしまった後の主人公が立ち直って妹のところに行こうとするくだりなど、全てが性急な感じがして、世界の運命を握っていたり、圧倒的な悲劇を背負っていたり、そういう「ビッグ」なバックグラウンドを感じさせるような余裕が無い。画がことさらに悪いわけではないので、こうした難所が出来てしまった理由は、1話のラストまでで主人公の目覚めを終わらせなければいけなかった尺の要請が大きいのではなかろうか。 大抵、こうして駆け足気味になってしまうアニメってのはこの後の構成もきつめになってしまうわけで、物語の筋を追うだけで手一杯だとアニメとしてはちょっとしんどいかな、という予測が立つわけだ。まぁ、何も知らないで勝手に想像しているだけなので、2話目から雰囲気をガラリと変えてこのどこか現実味の乏しいふわっとした世界のオリジナルなドラマが展開するのかもしれないが……前クールに似たようなデザインで色々と肉薄していた「亜人」があっただけに、適当過ぎる主人公の能力設定なんかはちょっと誘致要因として弱いんだよね。能力が強すぎるだけならまだしも、お約束のようにそれをべらべらしゃべってしまう主人公の神経も分からんしなぁ。「他にも知ってる奴がいるんだろうが」って分かってるならネタバレするだけ馬鹿馬鹿しいし、どうせ相手が全部知ってるって思うなら説明する必要も無いし。少年漫画のお約束と言われればそれまでだが、やっぱり違和感は拭えない。そしてこの能力設定だと、他の能力者もやりたい放題の大雑把さだしな。能力バトルものとして楽しめるかなぁ……。 中の人については、少年役をやってるのは久しぶりに聞いた気がする森田せいいちさん。1話目だとちょっと控えめな印象の主人公だったが、このCVってことはこれからいくらかやんちゃになっていくんでしょうか。相方を務めるヒロインにはみかしーがエントリー。メインヒロインって、実はレアな機会だったりするみかしー。知名度は上がってるのになかなか最後の殻が破れない感じがもどかしいなぁ。そして妹ちゃん役には久野ちゃん。久野ちゃんにしては年齢が高いな。圧倒的な「無垢」を感じさせるために、このくらいの年齢設定でも容赦無い久野ちゃんである。この声でお兄ちゃん好き好きだとますます犯罪臭くなるから危ないぞ。 PR |
ブログ内検索
リンク
最新記事
(11/22)
(11/21)
(11/20)
(11/19)
(11/19)
(11/18)
(11/17)
(11/17)
(11/16)
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
アーカイブ
|