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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 ただひたすら、麻美子に腸をえぐってもらいたい、第3話。もう、とにかくその一点に尽きます。えぇ。

 サブタイトルを見る限りだとここで一段落ってところだろうか。無事に最初のミッションである麻美子「腸狩り」を撃退し、姫様エミリアとのコネクションも繋いだ。これまで全く不安定なままだったスバルの身元もこれで一息つけるようになった。……でもなぁ、これって死に戻りの能力はもう使えないんじゃないのか? いや、回数制限とかそういう話でなくて、今後どこかでまた死んじゃったら最初のリンゴのところまで戻って今回のハードゲームをやり直さなきゃいけないんだろ? いや、もうあの無敵騎士を連れてくればいいことは分かってるんだからハードでも何でもないかもしれないけど、鬱陶しくてそんな話やってられないでしょ。出会いの物語も4周5周もやったらそら飽きるわ。となると、スバルはもう死ねない。だとすると、もう「単なるうざい奴」でしかないわけで……どうすんだこれから。まさか、死に戻りのポイントが前にずれ込むなんてことはないよな。流石にいくらなんでもそれは設定が小狡すぎるが……。

 まぁ、基本的に「スバルがウザいしムカつくし設定が雑だし見てて苛つく」って部分は変わらないのだが、今作は麻美子が素敵なのでそれで万事OKということにしている。いわゆるループものの設定はすっかりやり尽くされた感があるし、今作は特に目新しいコンセプトが盛り込まれているとも思わないのだが、序盤のこの「対腸狩り戦」を延々繰り返す展開は、「徹底的に強すぎるキャラ」を演出するのには悪くない構成だ。普通のファンタジーだとどれだけ「強すぎる」敵キャラが出てきても最終的にはそれを乗り越えて物語が進むので、「強さを存分に見せつつ、それでもなお主人公サイドが勝つ」という展開は非常にデリケートなバランス配分が必要になる。その点、今作は実に分かりやすい。だって、負けてるもん。何回も負けてるもん。スバルは実質「不死」の能力を得ているわけで、最終的にはその個性を使って強敵を打ち倒すという、遠回りな「俺ツエー」設定には違いないのだが、そこにいたるまでに、腸狩りさんは徹底的にスバルをボコってくれているし、まわりの面々にも一切容赦がない。敵キャラの強さを表すのに、「何度もゲームオーバーからのリセット連打」というのは分かりやすくて便利な設定なのである。

 となると、この世界で魅力的に映るのはそのチートクラスの敵キャラの方ってことになってしまうわけだが……。スバルの方が何かよっぽどな知謀知略でこの窮状を打破する設定なら主人公サイドも「格好良い」「強い」ってことになるのだが、残念ながら、結局今回は「別なチートキャラを連れてきておしまい」という、あまり賢くなさそうな解決だった。まぁ、これも一応はコンティニューを繰り返した恩恵なのだから頑張りのご褒美とも言えなくもないが……せっかくのループものの結末としては微妙なところか。ま、最後にもう一回腸を狩られたのだから痛み分けということで良しとしましょう。

 繰り返しになりますが、とにかく「色気の塊の麻美子」VS「僕っこゆーみん」の対決が本当に最高でね。パックのふてぶてしさは良いキャラになってるわ。いっそのこと来週から腸狩りさんを主人公にした殺伐暗殺ファンタジーでも始まらないもんかなぁ。

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