最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「ふらいんぐうぃっち」 6 読売名物、BSなので二週間遅れ枠。まぁ、放送されるだけでもありがたいと思わないと。 原作未読、っつうか未知。タイトルだけを見て「地球侵略を目論むネウロイに立ち向かう鋼鉄の乙女たちの話かな?」とか思ってたら、予想の斜め上、斜め下、ねじれの位置の作品が出てきました。もう、なんだこれ。徹底的なまったり感。そうか、今期は「のんのんびより」の後続に川面さんの「田中くん」があるのかと思っていたが、真の田舎アニメはこちらだったか。 いわゆる「日常系」の良さがそこかしこにあふれている作品で、そのユルさは主人公・真琴に全てが集約されている。いやー、分かってるんだよ? タイトル見てるんだから「この子は魔法使いなんやろなぁ」ってのは分かってるんだよ。でも、未だかつて、魔法少女が主人公なのにこんなにも何気なく「浮く」作品があっただろうか。ホウキのグリップを確認してるあたりで「なんだ、そういう古式ゆかしい魔法使いっぽいこともするんやなぁ、でも、妹ちゃんの前でそれを説明するわけにもいかないし、どういう言い訳して買うんかなぁ」と思ったら、飛ぶ。何の前触れもなしに飛ぶ。平気で。もう、爆笑してしまった。しかもいわゆるロケット的な推進力を一切感じさせずに、そのままホバリングで浮く。この揚力は確かに魔法以外あり得ないわ。呆然とする妹ちゃん、そして幼馴染みの娘。あまりにも唐突に浮いたもんだから「え? この世界ってそういうのOKなの?」って思ったら、当然OKじゃないんだよな。みんなで目を丸くしてるけど、男の子だけ平気。親族だからな。「あれ? こういうのってばれてもかまわないんやな、なんだ、たまたま妹ちゃんたちが知らなかっただけなんか」って思ったら、今度はやっぱり秘密にしなきゃいけないとか言われる。もう、何がなんやら。この娘、絶対色々あかん。極めつけは「人が死ぬこともあるんですよ」というマンドレイクである。青森のその辺の空き地にぽつんと1つだけ自生してるマンドレイクの時点で突っ込み待ちだし、その匂いは遠くからでも分かるアンモニア臭。この世界、ひょっとしてそこら中に魔術トラップがしかけられているのでは……。 何がすごいって、これだけ無茶苦茶やってるにも関わらず、1話目では特に「分からない」ことが無い。真琴のキャラがすんなりと入ってきて、さも「ずっと前から知り合いでした」みたいな顔で堂々と居座っている。魔法がこの世界でどう扱われているか、なんて問題もいつのまにか「それでOKやな」という位置に納まっている。何もかもが、弘前の町に違和感なく溶け込み、「それはそれとして適当に日常ものをやりましょう」という空気が完成している。このケロッとした世界観はなかなか癖になる。監督は桜美かつし。最近はあまりヒットに恵まれなかったが、彼には「あさっての方向」という秀作を作りあげた実績があるし、細かい仕事の実績では充分に力があることは知っている。久しぶりに、しっかり肌に合いそうなお仕事が回ってきた感があり、期待感は高まる。製作を担当するJ.C.STAFFも最近は安定して良い仕事が増えており、今作でもゆったりした青森の景色の中で的確な写実性と美術性が共存している。いい画が作れているし、これでいい話が出来れば完璧ですね。今期日常ものの筆頭はこれでいいんじゃないかなー。 中の人は、主人公の真琴役は篠田みなみという初めて見る名前。まだ若手のようだが、すっとぼけた真琴のキャラに良い具合にはまっていてとても聞きやすい。多分、割と好きなタイプの役者だ。ぶっちゃけ「青森が舞台」ってことで「ここはのじょさんに仕事が回ってくるチャンス……」と思ってたら違ったのでがっかりしたのだが、篠田とは同じ事務所でかなり親密な先輩後輩なのね。ひょっとしたら青森要素の指導なんかも受けているのかしら。なお、もう一人の青森系声優・みかしーはちゃっかりレギュラー役を勝ち取っている模様。まぁ、弘前と三沢じゃだいぶ離れてるからのじょさんに関係ないのも仕方ないし……(そうか?) PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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