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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 朝日奈さぁぁぁぁぁぁあん!! 第3話。まさかの展開に感情が乱高下。もう、アニメスタッフは「びびらせる」ことしか考えてないやろ。

 というわけで、無事に朝日奈さんが復帰しました。どう考えても「おもちゃのナイフ」が「刺さった状態」で固定されてたのはおかしい気がするのだが……まぁ、セロテープでも使ってたのかな。トマトソースもどこにあったんだよ、っていう。まぁ、生存してたんならもう何だっていいや……ってわけにもいかないんだよな。問題は「何故襲撃者は朝日奈さんにわざわざそんな偽装を施したのか」という部分である。普通に考えて、意味は全く無い。どんだけ便利な睡眠薬なのかは分からないがとにかく全員大体同じ時間に目覚めるわけだし、マジで「苗木(と視聴者)をギョッとさせる」くらいしか意味が無いんだよ。単に苗木に対する嫌がらせのためだけにそんなことをやった、っていう脚本だったら流石にちゃぶ台をひっくり返さなきゃいけなくなるので、当然、あの偽装には意味があった前提で推理を進めていこう。

 パッと思いつく「偽装をする意味」は3つある。1つは、マジで「苗木(もしくは月光ヶ原さん)を一瞬ドキッとさせるだけで意味があった」という考え方。この理由だとすると、本当に苗木が朝日奈さんの異状に気付いたあの瞬間になにか意味があった、例えば早業のトリックを仕掛けたとか、朝日奈さんを抱き起こすことに意味があったとか、そういう理由になる。その場合、犯人候補になるのは月光ヶ原さんだ(目覚めの瞬間にあの場にいなければ意味はないだろう)。ただ、この場合には「朝日奈さんの方が苗木たちよりも早く目覚めるかもしれない可能性」がついて回るため、あんまり現実味はないんだ。

 2つ目の可能性はシンプルに「犯人が、いつでも朝日奈さんを殺せることを見せつける示威行為」という可能性。でも、それだったらさっさと殺してしまえば良かった気もするのだが、ゴズさんの方が後々面倒だったから先に殺したとか。でもなぁ、あの3人だけが潜んでいた場所でゴズさんを易々と殺した時点で示威行動としては完了してるんだよね。苗木たちだって、「自分たちが寝ている目の前でゴズが殺された」という異常事態は承知しているはずだし。

 最後に3つ目の可能性は、脅かすこと以外に偽装の主目的があったという場合。これがミステリ的には一番スマートなアイディアだ。例えば、犯人は圧倒的おっぱいマニアだったため、何とかして朝日奈さんのスーツを脱がせたくてトマトソースで汚していったとか、そういうヤツ。マジであの偽装の前後で変化したことといえば朝日奈さんの服装くらいなので、そこにネタが潜んでいる可能性は低くはないと思うのだが。あとはトマトソースの匂いでなにかをごまかそうとしたとか、そういうのがオーソドックスなネタだが……今のところ答えはない。解答4、「マジで単なるこけおどし」だけは勘弁してほしいです。

 そういう意味では、ゴズさんが何故あんなゴテゴテと飾り付けられていたのか、っていうのも謎の1つなんだよ。直接の死因は刺殺だと思うのだが、あんなに重そうな身体をわざわざ吊し上げるという労力を割いているのは謎である。そういえば雪染さんの死体もわざわざ照明の上に担ぎあげられてたっけ。ひょっとしたら、これって「表示されてるNG行動が襲撃者の行動パターンを制約している」っていうとんでもない状況なのでは? まぁ、一応それならオリジナルのネタにはなりそうだけども。

 というわけでNG行動の話をついでにしておくと、苗木が「廊下を走るな」であることは周知された。一応「廊下じゃない室内なら走ってもセーフ」っていうのが後々効いてくることもあるかも。月光ヶ原さんは「右折禁止」だと思われる。車椅子の彼女の場合、少しでもハンドルを右に切った時点でアウトなのだろうか。まぁ、実際、「右折」をせずとも「左折」×3で済むというのは彼女が証明した通りだが、彼女は移動手段が限定されているため、他の人よりも制限がきつくなっている状態。そして、一番デンジャーなのは朝日奈さんの「パンチ・キックを受ける」である。どのくらいがアウトの判断なんだろう。誰かに褒められて背中をバンバン叩かれてもアウトなのかな。そんな訳の分からない状態でよくもまぁ苗木をおんぶできたもんだ。「受ける」の定義が曖昧だが、多分「食らう」も「防ぐ」も「受ける」に含まれるよなぁ。その他の面々はまだNG行動が明かされていないが、今回のお話でほぼ確定したと思われるのは宗方のNG。わざわざモニタールームに入室するときにガラスを割っていたこと、前回分の思わせぶりな行動からして、彼のNG行動は「ドアの開閉」、もしくは「ドアを通る」だと思われる。これまた移動制限系のNG。大体の人はこうして「戦闘抑止」と「移動制限」に分類されるのかね?

 残った面々の行動を見ていくと、霧切さんは相変わらず冷静。御手洗との関係性はもうちょっと丸いのかと思っていたが、相変わらず氷の女なので爺さんも含めて全員を警戒している様子。爺さんはまだ色々怪しい部分はあるものの、基本的には犯人っぽくないよな。御手洗に関しては、正直「絶望編」との絡みも無視できないために判断保留。現状、一番どうでもいいのが流流歌&十六夜のバカップルであるが、流流歌は過去に忌村との因縁があるという追加設定が設けられ、この3人だけで一悶着ありそうだ。忌村さんは「完成していたのかッ?! ドーピングコーンスープ?!」みたいなよく分からない調剤で人間捨ててましたね。しばらくマスク外さないのかと思ったら全然そんなことなかったぜ。この3人は多分シロやろなぁ。クロだとしても面白くないしなぁ。そんな3人をのんびり眺めていた黄桜先生は怪しすぎるから逆にセーフのパターン。彼の言う「あいつに会わなきゃ」の「あいつ」って誰なんでしょうね。

 そして、真っ向から苗木にぶつかる宗方と、その腰巾着にしか見えない狂犬・逆蔵。逆蔵はあまりに脳筋っぽいので流石に気にしなくて良いと思うのだが、NG行動に戦闘抑止系が何人かいることを考えると、殺人マシーンとして面倒臭い気がする。そして宗方さんは、過去に色々と修羅場をくぐっていたことが改めて確認され、苗木との対立構造が明確化。なるほど、確かに苗木って偉そうなこと言ってるけど、未来機関の歴史から考えればぽっと出の新人なんだよな。希望ヶ峰学園が出来上がるまでに、機関がどれくらいの血を流してきたのかはよく分からないし、積み重ねてきた辛い歴史の中でも、最後の最後でギリギリ堪えるところだけが苗木の担当部分だったわけだ。そりゃ、宗方からすれば面白くないのも理解出来るし、実際、苗木君は何も言ってないに等しい「虚ろさ」だからな。ただ、宗方はそんな苗木と比べて有効な手段を持っているのか、っていうとそうでもないのが悩ましい。一応、彼が言うには「全滅よりもひどい事態」が存在しており、苗木を暴れさせたままだとその「最悪」に転がる危険性があるっていう行動原理なら納得出来なくはない。ただ、そういう前提が無いと、単に殺して頭数を減らそうってのは乱暴過ぎるがね。

 個人的に気になったのは、なんで葉隠がいちいち描かれたんだろう、っていう部分。これまでのシリーズのことを考えれば、「舞台の外」ってのも必ず重要なファクターになっていたわけで……葉隠にもなにか活躍の場があるといいね。ところで十神(略)

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