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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 逆蔵さん……第3話。少しずつ2つのパートの関係が密になってきている感じがしますね。しかし、今回のエピソードを見る限りじゃ、つまりあの事件を引き起こした原因って元を正せば逆蔵さんが悪かったってことになるのでは……。

 はっきりと描かれるのは当然これが史上初、今回のお話はあの「トワイライト」の顛末である。具体的な中身ははっきり覚えていなかったのだが、事実関係は周知の通りだろうか。ただ、いくつか追加情報も出てきており、一番の情報は九頭竜妹の「超高校級の妹」があくまで自己申告であり、彼女の抱えるコンプレックスの表れでしかなかったということ。このあたりの見解については、どうやらペコ山さんや九頭竜の認識と事実に若干の錯誤が見られるようである。また、意外だったのは想像以上にその内実に日向が迫っていたという事実。あくまで九頭竜回りだけでの事件なのかと思われていたが、当時たまたま予備学科の同じクラスに在籍していた日向は、なんとリアルタイムで、そして特等席で事の顛末を目撃していたのである。もちろん実際に事件当夜に何が起こったかまでは分からないわけだが、ここまで彼がこだわり、最終的に人生の転機となった事件について、将来的にあのような形で再び巡り合わせることになるというのは、何とも哀しい因果である。

 で、今回はそんな感じで「トワイライト」の顛末がざっと紹介されたわけだが、まぁ、それが後々どのように影響するかは「2」で明らかになることだ。九頭竜は妹の亡骸を見て悔しそうにしながらも、自分の立ち位置を理解して動かずにいる。壁を殴って血を流すペコ山さんとの対比は明らかである。この後、2−Bで真昼がどんな気持ちで生活していたのか、2−Bが変質したことのきっかけがもしもこれなのだとしたら、真昼は本当に被害者でしかないんだけどな。

 そして、日向が向かった先の本科で出会ってしまった逆蔵。彼の肩書きは一応「超高校級のボクサー」らしいのだが、選手としての経歴はあの歳ですでに終えてしまっているのか、どうやら世界中を駆け回る宗方のサポートとして、学園の一警備員として落ち着いているようである。流石にもうちょっと活用出来るポジションがある気がするのだが、ひょっとすると、宗方からすると自分が飛び回っているあいだの雪染のボディガードの意味もあるのかもしれない。彼ら3人の団結は固く、宗方の理念を支援しようとする逆蔵・雪染の2人に迷いは無い様子。「学園の暗部の調査」という危険な任務を任されているのも、3人の信頼関係故だろう。

 しかし、不幸にもそんな逆蔵の気遣いが裏目に出る形となり、うちひしがれた日向は「プロジェクト」参加を決意する。その場にいたのは黄桜・天願・そして学園長を任された霧切の父。これまでの印象からすると、この3人であんなプロジェクトを企画するとは思えないのだが……。霧切はシリーズ中一貫して清廉潔白な人物として描かれているし、天願にしてもプロジェクトをあまり快く思っていない様子は先週描かれた。1人黄桜だけが微妙なポジションだが、流石に彼が黒幕って立ち位置でもなさそうだし。未来機関はもっと大きな意志の下で動いているということなのか。

 とりあえず、逆蔵さんは悪い人ではなさそう、っていうのが分かったことが2つのパートをつなぐ上での収穫の1つか。脳筋なのは間違いないだろうが、流石に思慮が全く無いわけでもなさそうだし。今後「未来編」でも活躍出来るかどうか……いやぁ、無理っぽいよなぁ。

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