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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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Adriana’s Valor アドリアナの武勇 C

策略

秘策

あなたのコントロールする選ばれた名前のクリーチャーが1体攻撃するたび、あなたは(W)を支払っても良い。そうしたなら、そのクリーチャーはターン終了時まで破壊不能を得る。

 秘策カードはその性質上カード自体に色がないわけだが、そこに色特性を与える為に考え出されたのが今回のコモン秘策サイクルである。特定タイミングで色マナを要求することで、事実上の色つきカードとして扱えるわけだ。そのため、カード枠もそれ用の色つきのものになっている(枠自体は色つきのドラフト時能力を持つカードと同じもの)。さておき、そんなサイクルの白は分かりやすく前のめり。「ナヒリの策謀」効果がやろうと思えば複数のクリーチャーに伝播するというのだからアタック時の安定感は格別。コモンとは思えない影響を与えることも。でもまぁ、あくまでもクリーチャー1体が対象で、他のタイミングでの除去なら自由自在となると、そこまで激烈な結果にはならないかな。アタック時誘発能力を持つカードをサポートしてやるのには丁度良いので、今回のカードなら「銅角笛の斥候」あたりがちょうどいいかも。

 




Assemble the Rank and Vile 雑兵の召集 C

策略

秘策

あなたのコントロールする、選ばれた名前のクリーチャーは、「このクリーチャーが死亡した時、あなたは(B)を支払っても良い。そうしたなら、2/2で黒のゾンビ・クリーチャー・トークンを1体タップ状態で戦場に出す」を持つ。

 コモン策略サイクルの黒はゾンビのおまけを付与する能力。基本的にカード1枚からトークン1枚なので特別強いわけではないのだが、同じ名前のカードが3枚も4枚も集まると結構な事件。それを見越して不人気クリーチャーを集めまくるのは立派な盤外戦術の1つといえるだろう。狙ってみます? しかし、イラストに描いてあるゾンビの1体は、なんで頭に鳥籠つけてんだろ?

 

Echoing Boon 残響する加護 U

策略

秘策

あなたが指定された名前のクリーチャーを対象とするインスタントやソーサリー・呪文を唱えるたび、それをコピーし、新しい対象を選んでも良い。

 秘策カードはそのルール上「特定のクリーチャーの名前」を刻印する必要があるわけだが、それを使って何とかインスタントやソーサリーをフィーチャー出来ないかと試行錯誤した結果がこちら。コピーする呪文次第ではかなりの爆発力を持つようになるが、これをピックし、指定のクリーチャーを出し、さらにそこに呪文を打ち込むという、二重三重の前提条件があるためになかなか運用はめんどくさい。自軍クリーチャーに限定されるから除去やドロー呪文なんかはコピー出来ず、あくまで増強方面にしか使えないしなぁ。今回一番意味がありそうな呪文は「数の力」かね。「Berserk」も意味があるけど、神話レアだしなぁ。

 

Emissary’s Ploy 使者の策謀 R

策略

あなたがゲーム開始時にカードを引く前に、1か2か3を選ぶ。

あなたは、選ばれた数字の点数で見たマナコストを持つクリーチャー・呪文を唱えるために、任意のマナを好きな色のマナとして支払ってもよい。

 マナコストで線引きしてはいるが、ほとんどの場合は特定クリーチャーを色マナ無視で唱えるために使うカードだろう。面白いのは、普通タッチするクリーチャーというのはある程度マナコストの重いものになるというところ。タッチカラーはマナを引きこむのも中盤以降になる可能性が高く、序盤にこそ意味がある低マナ域のクリーチャーを1枚2枚さす意味がないためだ。しかし、このカードならばそんな低マナ域のクリーチャーこそタッチしやすくなる。極端な話、これがある前提なら「2マナ域を埋めるカード」がほしい場合に何色のカードをピックしても補填出来るようになる。この安定感は「通常のドラフトなら」値千金である。もちろん、コンスピドラフトでもある程度意味はあるが、まー、どうせ乱戦になるからあんまりマナカーブに神経質になる意味がないんだよね。3マナくらいならマナカーブ云々を抜きにしても強力なクリーチャーも多くなってくるので、節操なく多色連合軍を構成するのは割と現実的。見た目以上に効果のでかい1枚だ。

 

Hired Heist 雇われ夜盗 C

策略

秘策

あなたのコントロールする、選ばれた名前のクリーチャーがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたは(U)を支払っても良い。そうしたなら、カードを1枚引く。

 コモン策略の青は「泥棒カササギ」。一応サイクルは何らかのタイミングでマナを支払うことで色が定義されているため、正確にはカササギではなくマナを費やしてカードを受け取るコスト支払い型になっている。自動でカササギ化する「沿岸の海賊行為(8ED)」とくらべればそりゃ弱いが、こちらはコスト無しを前提条件として使えるカードなのだから当然の措置。効果がはっきりしているので、付与すべきクリーチャーも想定しやすく、フライヤーなどの回避能力持ちに集中させることでごっそりとアドバンテージを狙うことが出来るだろう。まぁ、「カードを引きまくる」ってのは一番分かりやすくヘイトを溜める行為なので、あんまり使いすぎると袋叩きにあうだけな気もするが。

 

Hold the Permeter 防衛線の維持 R

策略

あなたの最初のアップキープの開始時に1/2で防衛を持つ、白の兵士・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。

他の各プレイヤーの最初のアップキープの開始時に、そのプレイヤーは1/1で「このクリーチャーではブロック出来ない」を持つ赤のゴブリン・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。

 旧コンスピラシーには1/1防衛を生み出す「歩哨の出勤(CNS)」があったが、今回はそれが1/2にちょっとだけパワーアップした代わりに何故か相手にゴブリンをプレゼントするようになった。さらに、何故かレアリティが一気にレアに格上げ……なんだろ、何か兵士トークンを駆使するボーナスギミックでも存在しているのだろうか。今ひとつ存在意義が分からないカード。

 

Hymn of the Wilds 野生の讃歌 M

策略

あなたが各ターンに最初に唱えるクリーチャー呪文のコストは(1)少なくなる。

あなたはインスタントとソーサリー呪文を唱えられない。

 脳筋専用策略。インスタントとソーサリーを捨てる代わりに、クリーチャーの運用効率を上げてやろうというセルヴァラさんのお力添えである。普通のドラフトデッキなら、大体土地でないカードの6〜7割はクリーチャー。そちらに恩恵が与えられるのは確かに大きいのだが……「もうソーサリーもインスタントも絶対に唱えません」という宣誓によって相手に与える安心感もまた格別。流石に1ターンに1マナ分の得程度ではペイしないような気がするのだが……。お肉好きの人はチャレンジしてもいいですけどね。

 

Incendiary Dissent 煽動的な異論 C

策略

秘策

あなたのコントロールする選ばれた名前のクリーチャーは「(R):このクリーチャーはターン終了時まで+1/+0の修正を受ける」を持つ。

 赤のコモン秘策はブレスを与える。他の色の秘策は一応タッチでの運用もあり得るが、このカードだけは絶対に赤を使ってないと駄目なヤツ。該当するクリーチャーが1体程度では完全に「炎のブレス(M12)」なのでデッキインに足る性能ではない。せめて3体は同名クリーチャーを用意したいところ。もしくは飛行、先制攻撃などを持っててこれがあることで劇的に戦力が変わるメインピースをきっちり規定できる場合の運用か。まぁ、慌ててとる必要はないと思うが。

 

Natural Unity 自然な団結 C

策略

秘策

あなたのコントロールする、選ばれた名前のクリーチャーは、「あなたのターンの戦闘開始時に、あなたは(G)を支払っても良い。そうしたなら、このクリーチャーの上に+1/+1カウンターを1つ置く」を持つ。

 コモン秘策サイクルの緑。単純明快に強いので、かき集めればコモンとは思えない決定力になり得るガチ兵器。クリーチャー1体に1回なら分かるのだが、戦闘のたびに膨れあがるというのは、クリーチャー能力としてはレアクラスのバケモノ。それがコモンで手軽に付与出来るのはけっこう事件である。まぁ、カード(とピック)2枚を使って1枚を補強するシステムなので相対的に強くしても大丈夫ってことなんだろうが。白緑でデッキを組んで適当なフライヤーにこれを背負わせるだけでもお手軽殺戮が可能。まぁ、多人数戦だし、誰か何とかしてくれるやろ。

 

Sovereign’s Realm 君主の領域 M

策略

あなたのデッキに基本土地を入れることが出来ず、あなたは手札5枚でゲームを開始する。

あなたの手札を1枚追放する:このターン、あなたはゲーム外から基本土地をプレイしても良い。

あなたのコントロールする基本土地は、「(T):あなたのマナ・プールに好きな色のマナを1点加える」を持つ。

 旧コンスピでいうと「世界編み(CNS)」に該当するカード。あちらは「ドラフトしたカードは全部デッキインしろよ!」という縛りのカードだったが、今回は「基本土地を入れるなよ」である。一見すると全然違うように見えるが、基本土地がデッキイン出来ずともデッキ40枚制限は守る必要があるわけで、ドラフトでピック出来るカードは普通45枚。どっちにしろほぼ全突っ込み。というか、これ自身も含めて策略カードはデッキイン出来ないわけで、最高でも44枚。策略カードを5枚以上ピックするとその時点でこの策略デッキが成立しなくなるという。無茶苦茶ではあるが、色マナを気にせずに好き放題カードを連打出来るのは楽しいといえば楽しい。1引きして「僕の引いた最強のドラフトプール」ゲームがしたい人向け。

 

Summoner’s Bond 召喚者の絆 U

策略

両策

あなたが選ばれた名前のクリーチャー呪文の片方を唱えるたび、あなたのライブラリからもう片方の選ばれた名前のクリーチャー・カードを探し、それを公開して手札に加えても良い。その後、あなたのライブラリを切り直す。

 「両策」はカード名を2枚記録する形の秘策カードである。そして、蓋を開けてみたらなんと今回収録された「両策」カードはこの1枚だけ……。わざわざ能力語にする必要あったんですかね? 英語名だと「秘策」が「Hidden agenda」で「両策」が「Double agenda」。まぁ、日本語訳のルールとして間違っちゃいないが……「二策」とかでは……駄目か。旧コンスピだと同名カードを引っ張り出す「秘密の召喚(CNS)」に相当するカード。あちらがとにかく同名カードをかき集める必要があったのに対し、今回は2種類のカードをなるべく多く集めることが目的になるのでやや制約がゆるくなった。上手いこと該当カードが3枚ずつ集まったりすれば、Aを唱えてBを手札に入れ、そのBから再びA,B,A、Bとチェーンをつなぐことが出来るようになる。カードの質にもよるが、割と手軽に爆アドカードだ。どこかの次元で、これによってつながれるギセラとブルーナがいれば面白いのだが……。ちなみに、イラストに描かれているのは相変わらず象が大好きな「帰還した探検者、セルヴァラ(CNS)」さん。街中に平気で象とかぶっ込んでくる彼女はマジで何者なのよ。

 

Weight  Advantage 重量的優位 R

策略

あなたのコントロールする各クリーチャーは、パワーではなくタフネスで戦闘ダメージを与える。

 包囲の塔、ドラン(LRW)」状態でゲームが開始される策略。「突撃陣形(DTK)」状態とも言う。これらの先輩カードと決定的に違うのは、ゲーム開始時から置ける上に除去される心配が無く、望もうが望むまいがこの効果は絶対に動かないということだ。序盤に引けていればこれを前提にピックが可能なため、他人とは違った尺度でピックを進められる。卓内で1人これを引いてくれている人がいれば随分ピックに差が出そうなので、色が被った人は有利だ。まぁ、タフネス偏重のカードは白青緑あたりがメインなので、その辺の色合いに限定されそうだけど。

 

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