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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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10月28日 ドラフト模様(KLD×3

ピック順 【Thraxi】→【Sangriter】→【Alessi】→【Serra】→【Sea-chicken】→【Mei】→【Chrolony】→

 

 環境第4戦。とは言いつつ、実際には先週、予期せぬ社蓄が首都圏から突如襲来。ひたすらパックを剥きたいとうなり声を上げながら面子を集め、2週前同様に勢い任せのドラフト2連戦を決行。全員が集まれたわけではなく6人戦、5人戦の2試合マッチに留まったが、何故かこのカラデシュ環境はかつてないくらいのペースで全員が経験値を積んでいるのである。まぁ、割とやってて面白い環境だからいいんですけどね。ピックむずい、試合がやたら派手でアホみたいな展開が多い。そのくせ糞環境とか言われない。Wizards社のリミテッド環境調整、確実に練度が上がってるよな。

 そして、この社蓄乱入事件がきっかけとなり、新規メンバー加入で7人制になったことに続いて、またもや我々の中に新たな改革が起ころうとしている。それが、「競技時間変更案」である。我々はこれまで諸事情により金曜深夜に集まって夜明けまでドラフトをするという非社会的な行為をウン年間も続けてきたのだが、こないだ土曜日にドラフトをやったところ、とある1名が「このリズムがとても良い」と今更(ホント今更)ひどく感心し、ドラフト曜日を金曜ではなく土曜にしようと提案したのである。特に異を唱える人間もいなかったため、次回は試験的に土曜の夕方、つまり人間として至って健全な時間にドラフトが開催される運びとなった。さぁ、10年以上も染みついた生活のリズムが変わることで、私の人生はどうなってしまうのだろうか。いや、多分何も変わらないけど。

 というわけで、次回は金曜の夜に集合しても人はいません。土曜17時開始とのことですので、各人スケジュール調整をよろしくお願いします。しかし、誰ぞが言っていたが、この土曜夕方スケジュールで何の問題も無いのだとしたら、我々のウン年間は本当に一体何だったんだろうな……。

 

 




    AL SE TH SA ME SC CR

AL  ー  ×  ○  ×  ◎  ○  ○  4ー2 4

SE  ○  ー  ×  ×  ○  ○  ◎  4ー2 3 ○

TH  ×  ◎  ー  ◎  ○  ◎  ○  5ー1 1 ○

SA  ◎  ○  ×  ー  ◎  ○  ○  5ー1 2 ○

ME  ×  ×  ×  ×  ー  ○  ◎  2ー4 5

SC  ×  ×  ×  ×  ×  ー  ×  0ー6 7 ○

CR  ×  ×  ×  ×  ×  ○  ー  1ー5 6

 

 

1位 【Thraxi】 緑青 <牙長獣の仔 ピーマの先導 改革派の貨物車>

 よし、この人数で勝ちきった。これまでよりも優勝出来るチャンスが少なくなっているので、ここで一回勝ちきっておくのは重要だった、ありがたい。デッキは先週の5人戦で他の4人をみるも無残に蹂躙した緑青エネルギーのおかわりバージョン。残念ながら5人戦の時に比べて緑のクリーチャーのバランスは悪いのだが、その部分は1パック目で一気に3枚が集まってデッキの基盤を確定させた「理論霊気学者」の占術と、彼らが浴びるほどに提供してくれるエネルギーの運用を考えることでフォローした。以前「つむじ風の巨匠」を軸にした青赤で「エネルギーの消費先が少なすぎる」という問題を抱えていたことからの反省を活かし、今回はエネルギーの注ぎ先に「革新の時代」×2を用意。これで思いっきりダイレイクトにアドバンテージに変換出来るようになった。デッキのもう片方の肝は「改革派の貨物車」×2で、これがあるおかげで「亢進するサイ」のように先手優先のテンポゲームに巻き込まれることなく、常に安定してビートの号令がかけられるようになった。後はグダった後の決め技としての「途方もない夢」ですかね。これのおかげで気軽に相打ちを取っての消耗戦に持ち込めたので気分的に楽だったし。そして、こんだけ色々書いてても今回のMVPは「織木師の組細工」で確定っていうね。何人の心をへし折ったことでしょう。いいデッキでした。今回から(次回どうなるか分からんが)、せっかくなので優勝したデッキはデッキレシピを略式で掲載しておくことにする。初心者さんもいることですし、参考までに。単に優勝したデッキが自慢したいだけ、って言われればそうかもしれない。楽しいデッキでしたよ。

 

<緑青エネルギー&貨物車ビート>

森×10 島×7

 

<クリーチャー・機体類>16

クジャールの種子彫刻家 理論霊気学者×3 

シャイラ専有地の賢者×2 牙長獣の仔

ナーナムのコブラ 航空艇 改革派の貨物車×2 

ピーマの先導 野生の放浪者

刃の耕作者 水辺の虎×2

 

<その他>7

織木師の組細工 革新の時代×2 革命的拒絶

人工物への興味×2

途方もない夢

 

 

2位 【Sangriter】 黒赤 <ラスヌーのヘリオン 亢進する地虫 経験豊富な操縦者>

 7人戦ともなると色の分布はなかなか複雑になるが、相変わらずヘボプレイヤーの集まりということもあり、今回なんと黒はここがほぼ独占。ピックの3パック目あたりになると、もう信じられないような黒の流れ方で全員がうんざりしたものである。とはいえ、こうなった事情もちゃんと理解出来るところで、今回黒は誘致するような爆弾レアが1枚もおらず、さらに「何となく黒に行こうか」と思える橋渡しコモンの「ドゥーンドの調査員」や「襲拳会の部隊」の数が少なかった。「鋳造所のコウモリ」に到っては0枚。そして最強除去の「当然の結論」も1枚どまりと、コモンプール全体が黒を否定し続けたのだ。こんなにも偏るものかとちょっと驚きである。そして、こちらのデッキもそんな黒の偏りでおいしい目を見たというほどでもない。ギリギリまで白を使うプランもあったようで、生粋の黒ではなかったはずなのだ。しかし、3パック目で上家から渡された「害悪の機械巨人」で流石に肝を据え、何とか黒赤ビートの最終形に間に合った。「垂涎グレムリン」が2体が基盤になり、「亢進する地虫」あたりの基本カードを、遅めで引けた優良除去でバックアップして推し進む。何しろ「本質の摘出」が7引きだからな。さらに「無許可の分解」も相変わらずの強さで、多少もたついても何とかなるだけの余裕のある布陣だ。もし最初から決められていればもうちょっとアーティファクトに寄せて「グレムリン」の回転力を上げたりも出来ていたのだろうが、その辺はしょうがない。「武器作り狂」が引きたくて引きたくてしょうがない人生だった模様。

 

 

3位 【Serra】 白青 <燻蒸 空中対応員 捕獲飛行機械>

 白を愛し、白に生きた男のラスゴヒストリーはまだまだ続く。ピック前の席決めの際に上家から「コイツとはどうせ神話レアとかに引きずられる形で被るねん」と難癖を付けられていたが、蓋を開けてみたらマジで1引き「燻蒸」からの白被りになっているのは笑える。でもまぁ、今回はしょうがない。黒が上述の通りにほぼ無い色みたいなカウントだったので、実質4色で回っていたのだから。7人中5人が使っていた青よりはまだマシである。ラスゴスタートからは当然の白推しだが、中押し以降の決め手として選択した「つむじ風製造機」や、早めに数を押さえた「航空艇」×2など、「ラスゴ打って得するデザイン」を意識しまくっているあたりが面白い。実際今回はこれがきっちりハマり、一応は白でビートの形を取りながら、この環境にありがちなつぶし合いの展開に入ったらラスゴで一掃、残された状況から確実に得を取っていくデザインは理にかなっていた。まぁ、その分クリーチャー基盤はやや弱くなってしまっているのだろうが、それでも「空中対応員」が1引き出来る強さもあり、各所から「飛行? なにそれ?」という惚けた声が聞こえる卓の中ではかなりおいしいポジションを確保できたようだ。こういう「棲み分け」も面白い選択である。「光り物集めの鶴」のヒット率が低かったことはご愛敬。まぁ、白青だとそこまで活かせないわな(素で充分使えるし)。

 

 

4位 【Alessi】 緑白 <逆毛ハイドラ 楕円競走車 光袖会の職工>

 そんなわけで上家にいた白。ただ、こちらは1引き「逆毛ハイドラ」から意識していたようで、上のデッキのように白の特性を活かす方向性よりは、エネルギー戦術を調整する方向でのピックになっている。そういう意味では一応「棲み分け」は成立してるんだよ。「弱者狩り」より「シャイラ専有地の賢者」を優先する、というあたりにデッキの狙いが表れており、「亢進するサイ」「亢進するアイベックス」×2あたりのための恒久的なエネルギー補給が一見地味な戦線をジワリと押し上げて耐久力を上げている。上手くクリーチャーが育てばあとは「渦跡の鷹」で1体ずつ飛ばしてフィニッシュを決めていくも良し、タフネスの多さを笠に着て「品種改良の力」で強引にまかり通っても良し。あまりエネルギーを活用するイメージが無かった白だが、このデッキではきちんと特性として成立していた。「亢進」シリーズと「光袖会の職工」のような製造クリーチャーが力を合わせたところに舞い降りる「鎧作りの審判者」の存在感は凄まじく、この辺もウィザーズ社が狙って色々出来るようにデザインしていることが確認出来てちょっと楽しくなる。まぁ、やられた方はたまったもんじゃねぇんだけどな。ボクは「渦跡の鷹」で突然空を飛んできた「楕円競走車」に轢き殺されるタイプの人間でした。何あれ。

 

 

5位 【Mei】 白青 <発明の天使 活性機構 渦跡の鷹>

 もひとつおまけに白いデッキだ。こちらも非常に分かりやすく、「発明の天使」1引きからの決め撃ちである。一応白の流れとしては最下流に位置してはいるが、それでもピックで大した不利益が出ているようには感じられないのがこの世界の凄いところだな。このカラーコンビネーションってことで「雲先案内人」が活用出来たことが最大の強みではあったが、やっぱり3人が使っている白と5人が使っている青という組み合わせではピック時に不利益も出てくるってもんで。流石に「発明の天使」に焦点を当てて製造デッキ、みたいなデザインは上にさっさと引き抜かれるので成立しない。そこで、こちらのデッキが見つけた抜け穴はご存じ「歯車襲いの海蛇」×2。今回、青ユーザーこそ多かったものの、黒がショボかったことで必然的にこの海蛇に優先的な意味を見出せたユーザーは少なく、無事にここにおさまることに。あとは出して2回くらい起動すればそれでゲームに勝てるはず。はずだったのだが……やっぱりもう一手間いるってことなんかな。そこまで劇的に活躍しまくったって印象でもないや。海蛇招来のキーカードといえば1枚は「金属紡績工の組細工」で、もう1つは「放射篭手」なんじゃないかって思うんだが、残念ながら今回は「組細工」の枚数が少なく「篭手」や「ゴーグル」のような装備品もほとんど無い。あまり海蛇に優しくない環境だったようだ。「ダッカラの孔雀」だとちょっと遅いんだよなぁ。

 

 

6位 【Chrolony】 緑黒青赤 <電招の塔 縄張り持ちの大食らい 電招の塔

 公式記録としては参戦3回目であるが、その間にドラフトラッシュイベントがあるため、なんだかもう、すっかりベテランの……というか、ジャンキーの貫禄を持ちつつある、一応初心者。実際にはこの記録に残らないところでちょこちょこ勝ち星も重ねているので初心者扱いする必要もないんじゃねぇか、ッて気もするのだが、実際はまだ始めてから1ヶ月経ってませんのでね。デッキメイクの方は、参加第1戦目で見せた「霊気池の驚異」1引きを思わせる「電招の塔」スタートの夢デッキチェイス。なんと3パック目でもう1枚の「塔」を手に入れるという豪運を見せるも、流石に「塔」を主軸に据えたデッキは初心者の手には余るわけで……、やはり勝ち星には結びつかなかった。でもまぁ、本人は楽しそうにしてたからその辺はいいんじゃないかな。かなり無茶な4色デッキだが(何しろ今回「霊気との調和」がほとんど登場してない)、その割に土地事故っぽいことがほとんど起こらなかったらしいしね。問題はやっぱり完成形を見据えたピック手順、そして、どうしても経験値が物をいう細かいプレイングの妙味だろう。あと、多分上達のための大事な要素の1つは、「必要以上に後悔しない」だと思う。ミスから学ぶのは大事だろうが、全部ミスだと思ってたらきりがないで。

 

7位 【Sea-chicken】 赤青 <エンジン始動 ジャンジーの歩哨 速接会のオオトカゲ>

 初心者よりも下にもう1人います。こちら、2試合目あたりでもう「綺麗に全敗したいですわ、こんなん、糞ザコデッキですわ」とやけっぱちになり、最終的にお望み通りの全敗フィニッシュを向かえてしまった可愛そうなデッキである。デッキの全体像については「エンジン始動」が2枚入っているデッキといえば話は早いだろうか。持ち前の赤LOVE、速攻ビートLOVEを打ち出したいつも通りのデッキメイクで、最終戦では「あー、お前そういうヤツだったわー、そういうデッキだったわー」ととても納得されていた。これまでの環境なら、こうして赤を中心にした乱雑なビートダウンを組んでもそれなりに成立することもあり、各環境で赤単なんて無茶もしょっちゅうやっていたわけだが、この世界は残念ながらそういう気の急いたプレイヤーに優しくない。速攻ビート一辺倒だと、よっぽど上手く組み上げないことには「1手足りない」デザインになっているのである。今回のデッキはまさにそれで、序盤から一気に攻め続けて「撃砕確約」×2が上手く機能するグラウンドに持ち込めれば勝ちも見込めるのだろうが、いかんせんクリーチャーの陣容はどこも拮抗して極端に遅いなんてデッキは無い。赤はそれだけで攻めきれるほどの陣容が揃わず、機体もあまりないために「エンジン始動」が「鼓舞する突撃」の下位互換みたいな扱い。そもそもビートの相方が青になっちゃってる時点で色々微妙である。「つむじ風の巨匠」からの選択だったのだろうが、これのせいでエネルギーにも参入する必要がありピックに四苦八苦。本人も言っていた通り、どこかで黒に舵を切る選択が出来ていれば、また違った結果になったのだろうが。まぁ、しょうがない。前回優勝出来た赤緑エネルギーを見れば分かるように、決して「ビートが組めない環境」では無いのだから、またのチャレンジをお待ちしています。いや、他のデッキでもいいんだけどさ。

 

 

 

今回のピック表

 

Thraxi】(緑青)→【Sangriter】(黒赤)→【Alessi】(緑白)→【Serra】(白青)

                               

 【Chrolony】(緑黒青赤)←【Mei】(白青)←【Sea-chicken】(赤青)

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コメント
無題
えっ、毎週往復2万はキツいなぁ…。
【2016/10/30 04:09】 NAME[metalica] WEBLINK[] EDIT[]
Re:無題
念願の8人戦やね(ニッコリ

実際やってる福岡民より稼いでるやろ、ヘーキヘーキ
【2016/10/30 11:15】


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