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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「エンドライド」 4→4

 突然の番組感想!! そう、実は夏クール最終回アニメはまだ残っていたのだよ。私が見ようと思ったら日テレプラスでしか視聴出来なかったせいで、なんと他のアニメに比べて一ヶ月以上遅れての最終回だ。まぁ、全くもって追いかける元気の無かった作品だったので、いつ終わろうと割とどうでもいいのだが。

 最終配点は4→4だが、正確には4→2→4のように遷移している。これが始まった春クール中は、「聖戦ケルベロス」と並んでソシャゲ糞アニメの双璧を成し、マジで救いようが無い作品だった。作画はへなちょこ、ファンタジー世界の設定も適当だし、ドラマに新規性が無くなんの魅力も感じない。今作で一番の衝撃を受けたのは、夏を迎えたある日にまさかの「14話目」があり、「これ、2クールも続くの!?」と絶望したときなのである。

 しかし、正直言うとこの「2クールあるの?」は面白い方向に働いた。ぶっちゃけ、序盤の展開を見ていてエンドラから地上世界に戻る展開があるとは思っていなかったためだ。あまりにあっさりとした地上への帰還、そして瞬とエミリオの訳の分からない(その割にお約束の)関係性、そして父性を扱った二重写しのストーリーライン。序盤に登場したモブっぽいキャラだけでこの「第2部」を引っ張る節約運行など、なんだか中盤以降の展開は「ならでは」の魅力が出てきたように思う。いや、面白くはないのだが……個人的にはイベルダさんのあまりにも雑な扱いとか、そういう気が利いてるんだか投げっぱなしなんだかよく分からない部分が割とツボったのよね。中盤以降、案外作画も安定したし、残念ながら「聖戦ケルベロス」のような手放しで褒められる(!?)糞アニメにはならなかったのである。瞬の親父さんが化宝具を繰り出すシュールな様子とか、製作者の抱えてるファンタジー感に疑問しか出てこない画面はなかなかのものだったよ。

 繰り返しておくが、クソアニメはクソアニメである。しかし、「なんか気になるクソ」はそれはそれで価値があるんじゃないかと、そう思える優しい心も大事だってことだ。まぁ、もう一回最初から見ろって言われたら流石に勘弁してくださいというしかないけども……。イグナーツ絡みのホントどうでもいい諸々とか、普通は視聴辞めるわなぁ。

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