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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 サトリナキャラの入浴シーン! しかも無修正! 第34話。うん……ちょっと望んでたのと違うんだが……小学校低学年の子供ならちんこも無修正OKなんですよね。あれ、ってことは、同じ学年の女の子も無修正で大丈夫なんですかね? もし違うならとんだ性差別だ! ……まぁ、乳首とかにも同じようなことが言えるので今更なんですがね。

 さておき、ようやくこのサブタイトルも最後。結局4回やるのかよ、と思ったわけだが、結局スタンドバトル3つに加えて「ボクのパパはパパじゃない」も合わせてトータル4つのエピソードを混ぜ合わせて4話分なので、まぁ、これなら確かに尺調整としての意味は大きかったかな、という感じではある。ただなぁ、端折り方にしろ作画リソースにしろ、やっぱりもうちょっと丁寧にやってもらいたかったというのが正直なところ。これについてはもう毎週愚痴ってるな。今回も色々と適当な作画が多かったからなぁ。3部に比べていくらか簡略化してアニメにしやすいデザインを狙っていたはずなのに、結果的には3部に比べてかなりヘナヘナの作画になってしまったのは残念である。もし5部があるなら、多少の待ち時間は我慢するから、充分に準備ができたところで始めて欲しいもんだ。

 そんなわけで、今回は作画リソース節約気味のチープトリック戦。4部でも屈指のヘンテコバトルであり、原作では「素敵なステップで背中合わせに歩く露伴先生」や「青筋立ててキレてんのに歩き続けるチンピラ」などの愉快な絵面が多く楽しめたお話。本当はこれの前に「耳栓で対抗する露伴に対し、チープトリックは大量に出前を頼むことでハメようとする」っていうくだりがあるのだが、そこは尺の関係でカット。荒木先生渾身の「それ家事ね」のギャグも当然カットである。まぁ、確かになくてもいいパートだが、露伴がチープトリック対策をそれなりに講じたという事実や、それを上回って「案外色々出来るスタンドなんやで」というあたりが切れてしまうのはちょっと残念。ちなみに、康一君が露伴邸を訪れた後のくだりも、康一が立ち去る際の台詞が変わっており、シナリオを詰めたことで康一を含むメンバー全員に緊張感が出ていることが分かる。ただ、原作だと「相変わらず悪戯好きだなぁ」みたいに冗談めかして出て行っちゃったのに対し、アニメ版だと割とマジトーンで愛想を尽かしているように見えてしまうので、なんか康一君の好感度が下がりそうな改変だった。

 で、その後の移動シーンについては割とそのまま。楽しみにしていた露伴の背中合わせダンスは作画部分であんまりそれっぽくなっていなかったのでしょんぼり。どう考えても「背中合わせに他人と歩く」構図っておかしいからどんな動きになるんだろうって楽しみにしていたのだが、なかなか「それっぽい」画を作るのは難しかったようだ。あとはまぁ、頭がイカレちゃった露伴とか、不気味さの際だつ「小道の霊」とかも描写としては今ひとつか。うーむ、難しい画なのは間違いなかろうが……。

 それにしても、原作時点で不思議に思ったことだが、「チープトリックの本体は露伴」という認定を本人が下しているにも関わらず、露伴が小道の「現象」に賭けて行動に出たことはあんまりリスク部分が語られてないのよね。明確なルールが示されたわけではないのだからチープトリックごと露伴もあの世行きだった可能性は充分あったわけで、やっぱりあんな強引な解決法にすがったのは破れかぶれだったんじゃないかと、今でも思っている。ネタとしては「本来脅威であるはずのルールを逆手にとって利用する」というジョジョのお手本とも言える見事な展開なのだけども。

 結局、チープトリックというのはどういう存在だったのだろうか。「本体が移動する」という時点で割とレアなわけだが、そこに「スタンド自身の意志」が介在するというのが最大の特徴だろう。「背中云々」のルールについては乙雅三という男の精神性がもたらした能力であると説明出来るのだが、チープトリックが明らかに他者に害を為そうとしていたのは本当に謎である。いや、具体的には「写真焼いて」だから「吉良の益になる行動」を取っていたのだ。普通に考えたら、乙雅三はもちろんだが、チープトリックにもそんなことをする動機はない。おそらく写真の親父に命令されたことなのだろうが、別に恩義があるわけでもなし、そんな命令に従う理由が無いのだ。まぁ、「生んでくれたこと」に対する感謝とか、後付けで適当に理由は考えられるのだけど。一応、スタンドの持つ唯一のアイデンティティが「背中からの乗り移り」だけであると仮定すると、チープトリックの持ちうる動機は、例えば「色々な背中に移りたい」という本能が考えられる。この場合、露伴を煽って行動させようとしていたことには一応説明が付く……かなぁ。それにしても、ボーイⅡマンに取られたり、チープトリックと同居したり、ヘヴンズドアーってのも色々苦労性のスタンドである。

 チープトリック戦を終えて、残ったパートは原作では「ボクのパパはパパじゃない」と銘打たれたエピソード。実は、この部分は構成をいじったせいで完全におかしな事になってしまった。いや、別に矛盾はないのだが手順がおかしいのだ。前回、承太郎は「行方不明者リスト」というのをSW財団から受け取り、それを元に捜査を開始した。つまり、「吉良に消された者」を巡ろうという考えだ。しかし、今回登場した「美那子」は、先週示された資料によれば「家族に捜索願を出されているが、男のところに転がり込んでいると思われる」という、割とどうでもいいヤツなのである。承太郎はたまたま安否確認のためにトオル(相手の男)のところを尋ねたのだろうか。普通に考えたらもっと「深刻な行方不明者」の方が吉良の犠牲者っぽいのだが。つまり、今回承太郎が思わせぶりに血痕を確かめたりしていかにもサスペンス調に「捜査して犯人に迫ってます」感を出していたのは、ものすごい偶然が重なった単なるラッキーなのである。いや、別に承太郎があの現場を見つけたことが特にプラスにも働いていないのだが。何故原作を改編してあのようなシーンを挟み込んだのかはよく分からないが、前回仗助の送り迎えにも承太郎が出張っていたことを考えると、原作よりも承太郎成分を増やそうという演出意図があるのかもしれない。ちなみに、殺された美那子さんのCVは朝井彩加。あやちゅ、最近色んなところでチョイ役やってるのを見かけるね。事務所に推されてるのかな。声優専科の事務所じゃないので、若手で推される選択肢が限られて出番が多くなってるのかもね。

 そして最後は親子水入らずの素敵なお風呂シーン。吉良さんの渾身の肉体美が「ダビデ像みたい」です。もう、駅前に新しくオープンしたジムとか行く必要ねぇよ。ラストのキラークイーンがぞわぞわと湧き出して早人に襲い掛かろうとするカットは、今回唯一ナイスと思えたカットだったかも。いや、覚醒した早人も充分男前だったな。「自分の入浴しているところをカメラで撮影する」という謎の機転が利くスーパー小学生・川尻早人。残るは最終戦のみだ。早人の活躍にも乞うご期待。まぁ、総計で2回くらい死ぬんですけど。

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