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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 すごい触角の娘が一口でパフェをほおばる第3話。ようやくカナンの台詞は増えてきたものの、相変わらず登場人物間の関係性はぼんやりとしたままだ。

 気になることから先にピックアップしていくと、まず御法川はどの程度カナンという存在について理解しているのかが分かりにくい。1話では祭りの会場でドンパチしていたのを目撃したし、2話もクレイジータクシーチェイスの後で自分たちを助けてくれたマリアの友達。常人離れした体術と射撃の腕をもっていることくらいは分かっているし、「蛇」と呼ばれる組織のことも聞きかじってはいるみたいだが、普通に考えたら、自分たちの住んでいるホテルを襲撃され、キチ○イじみたじじいにマシンガンを乱射されてまで1人の少女を追いかけるというのはあまりにリスキーな行為である。マリアの友人という繋がりがあるので特ダネとして引っ張りやすいという魅力はあるのかもしれないが、わざわざ命をかけてまでやるほどのことなのかどうか……同じ事はマリアにも言えるのだが、今回のラストシーンで初めてカナンに対して「拒絶」を感じていたということは、ひょっとするとカナンと、命のやりとりをするような荒事という関連性をあまり想定していなかったからこその友達付き合いだったとも考えられる。唯一無二の「友達」であるマリアに拒絶の心を打ち込んだだけでも、今回死んだ少年(クレジットでは「双子・弟」)がカナンに与えたダメージは小さくないのかもしれない。

 とまぁ、各人の行動原理がいまいち分からなかったり、冒頭のエロカラオケ店でマリアが「日本語じゃ通じないんじゃない?」といっており、「じゃ、今までお前ら何語でしゃべってたんだよ」ってな突っ込みもあったりするのだが、やはりそんなことは放っておいても構わないくらいに画面が面白い。今回はこれまでと違って薄暗い地下でのタイマンバトルだったわけだが、相変わらずカナンの流れるような動きは見ていてうっとりする。肩まで露出した衣装のおかげで腕の筋肉のしなりなどもきれいに見えて、「共感覚」なんてうさんくさい超能力の存在もあまり気にならない。もちろん、エフェクトを駆使して表示された「カナン視点」の共感覚表示も決して独りよがりな演出にはなっていない。やけに滑空シーンに見栄えがすると思ったら、コンテを切っていたのは岡村天斎だった。相変わらず見事なアクションを描くなぁ。

 誰か銅線であやとりってのやってみようよ。

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