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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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7月8日 ドラフト模様(AKH×3)

ピック順 【Sangriter】→【Thraxi】→【Serra】→【Mei】→【Alessi】→【Chrolony】→

 

 環境最終戦。とは言っても、今回も開催試合数は環境を通して10回とそこまで多くはなかったのだが。次回からは新環境になるわけですが、今回はプレリに参加出来なかったのでホントに手探りになりそうだ。そして、当然新たな変化はカードだけに起こるわけではない……。来週我々は一体何を目撃することになるのだろうか。待て次回。

 ちなみに、現状「場所が使えないのではないか」という情報の裏が取れていません。もし余裕があれば確認とりたいところなんだけど、詳細が分かった人は誰か教えてください。場所使えない場合は……時間ずらすわけにはいかなそうだし、場所変更ですかねぇ。

 

 

 




 

 

    AL SE TH SA ME CH

AL  ー  ◎  ◎  ×  ×  ×  2ー3 5 ○

SE  ×  ー  ×  ○  ×  ×  1ー4 6

TH  ×  ○  ー  ×  ○  ○  3ー2 2

SA  ◎  ×  ◎  ー  ○  ○  4ー1 1 ○○

ME  ◎  ○  ×  ×  ー  ×  2ー3 4 ○

CH  ○  ○  ×  ×  ○  ー  3ー2 3

 

 

1位 【Sangriter】 白赤 <突風歩き 激情の試練 激情のカルトーシュ>

 最終戦の優勝を飾ったのはこの男でした。実は、環境が終わってみれば優勝回数こそ譲るが、どさくさに紛れて最優秀勝率をかっさらったのは実はこいつなのである(メイン6人の戦績のみで算出)。2回欠席してるから規定打席数に届いてないと見ることも出来るが……何故か若い世代に対する勝率がやたらよくて、年寄り連中が振るわない中で後輩食いをしている。まぁ、星を一番吐き出してるのは実は俺なんだけど。憤懣である。さておき、なんと先週に続いて2戦連続でボロスが優勝している。まぁ、白が環境最強色であるというのが世間の認識らしいのでそのこと自体は驚くことではないのかもしれないが、こうしてみると本当に細かい部分でデッキのアプローチが異なるのが面白い。前回のボロスは本当にひたすらの前のめりで土地15枚を実現した「漢のボロス」。その構築に信念を感じたが、今回のボロスはそこまで速くなく、土地は17枚。デッキには「打擲場のマンティコア」も2枚採用され、そこまでマナカーブは前に偏っていない。そんな状態のボロスで今回何故このデッキが勝ったかというと、どうやら「とにかく『激情の試練』が回りまくった」ということらしい。デッキに1枚しか入っていない「試練」なのだが、これがとにかく序盤から確実に発射され、デッキに3枚入ったカルトーシュが延々使い回し続ける。「単に試練4回撃っただけやん」とかいうし、私との試合でもマリガンで出遅れた私に対し、「3ターン目試練で除去」→「4ターン目白カルトーシュから更に試練で除去」とかいう回りをされ、そらボロスの速さをそんな理不尽なアドバンテージゲームで回された勝てるわけがないのである。他の試合でも「試練」は大活躍だったようで、つくづく環境に愛されていたことが確認出来る。まぁ、その他のカードも充分強いので別に優勝に文句はないが……。理不尽。

 

 

<漢の信念……は無さそうなボロス、っていうか鬼試練>

山×8 平地×9

 

<クリーチャー類> 14

血に飢えた振起者 束縛のミイラ

突風歩き 選定の司祭

死者の番人 血怒りの喧嘩屋

献身的な門友 アン一門の壊し屋

ミノタウルスの名射手 オナガトカゲ

ター一門の精鋭 打擲場のマンティコア×2

砂漠セロドン

 

<その他> 9

結束のカルトーシュ×2 激情のカルトーシュ

デジェルの決意 焼き尽くす熱情

強制的永眠 投げ飛ばし

激情の試練 嘲笑/負傷

 

2位 【Thraxi】 青赤 <象形の守り手 蓋世の誉れ 主張>

 結局私はこの環境で1度も優勝出来なかった。6人いて優勝回数は上から4・3・2・1ときれいに分かれてるんだから、残りの2人が0・0になるのは仕方ないんや。でもまぁ、今回のデッキはそこまでフラストレーションを溜めることなく、狙った通りの形でそこそこ回せたので、あまり環境に悔いはありません。いや、負け惜しみじゃなくて。えぇ。……どうだろ。今回のスタートは2度目となる「象形の守り手」から。例によって青は不人気なので何の問題も無くメインに据えることが出来て、問題は2色目の選択。1パック目2引き「野望の試練」だったので黒かな、とも思ったし、実際黒でも行けたとは思うが、今回の中心は5引きだった「奇怪なドレイク」。2パック目で赤と黒の両天秤で待っていたら2枚目が現れ、もうこの2枚のドレイクで勝負を決めることにした。デッキパーツとしてはドレイクが2体、それに「ヘクマの歩哨」3体に、「ヒエログリフの輝き」×4という大量の資材がとにかく序盤から捨てるなり引くなりの行動を起こす。バウンスで時間を稼ぎ、「ヘクマの歩哨」で牽制しておけば、いつかはやってくるドレイクビートタイム。一瞬でパワーが3〜5くらいまではあがるし、ドレイクの利点は除去されにくさなので、これさえ守っていれば勝てる。そこにさらに「象形の守り手」までやってくれば盤石だ。以前から散々土地を切り詰めることには無謀だと言ってきたが、今回は調整の結果最終的には土地が15枚になった。サイクリングが多いので土地の総計は切り詰めて計算出来るんだね。一息吐いたし、なんとか次の環境も頑張ろう。

 

 

3位 【Chrolony】 黒緑青 <信念の決闘者 呪われた者の王 ター一門の精鋭>

 何故かピック時点から「デッキを2つ作る」というよく分からない野望に燃えていた謎の男。一体何の得が有るのかさっぱり分からないし、実際に2つ作るなんてことは叶わなかったわけだが、まぁ、それなりにカードを手広く集めて、サイドボードのプランなんかではちょいちょい遊んでいたのだろうか。よく分からない。デッキの方は白の「信念の決闘者」からスタートしたが今回白ユーザーは他に3人いたので収穫はほとんど無し。しばらくは色をつまみながら模索していたが、1パック目7引き8引きで「枯死コウモリ」は流石に黒決定で問題無いだろう。その後は下から「名誉あるハイドラ」を返されてこれで緑も決定。「好戦的な巨口」「横断地のクロコダイル」の怪物パッケージに「魂刺し」がよく似合う。更に青からは「知識の試練」「知識のカルトーシュ」のセットがタッチされ、一応ビートパーツが緑にあり、「呪われた者の王」が率いる「呪われたミノタウルス」や「枯死コウモリ」のパッケージもある。3色なのでバランス調整は難しそうだが、色マナさえ工面できれば充分魅力的なビートリソースは揃っている。特に「呪われたミノタウルス」+「知識のカルトーシュ」のセットはおよそ止める手段がなくなるのでクロックとしての安定感は相当なものだ。最後の最後でやりたかったことがやれたのかどうかは定かじゃないが、勝率は2位タイでのフィニッシュということで、環境戦績に文句はないのじゃなかろうか。

 

 

4位 【Mei】 緑黒白 <媒介者の修練者 イフニルの魔神 疫病吹き

 二位タイの相手がこちら。今回もう少し振るえば引き離せたのだが、どうやら今回はバイオリズムが下に来る方の日だった様子。ちなみに私との対戦では緑と黒のパーツしか見ていないが、確か土地サーチで平地を引っ張ってきていたはずなので一応白も上記の色欄に記載している。何が入っていたかはしらない。ピック表を見る限りでは緑黒だけでも割と色んなことが出来そうな陣容が揃っており、私が個人的に苦しめられたのは「スカラベの巣」である。「苦しめる一射」とのコンボはすでにお約束路線だし、「魂刺し」「潰滅甲虫」のファッティコンビが実に良いお仕事ぶり。更にレアには「イフニルの魔神」「疫病吹き」「媒介者の修練者」と、こりゃもう勝っちゃったな、というくらいの怒涛の引きなのだ。……でも、勝てなかった。なんでだろ。多分「楽園の贈り物」×2なんかでとにかくマナを爆裂させるデザインがそこまでデッキに求められていなかったことがもっさりした原因だとは思うのだが……なんでそこまでマナを増やしていたかといえば、最後の最後で登場した神話レア「残酷な現実」もデッキインされているからである。まぁ、どうせならやれることは全部やっておかないとね。実際、出ちゃえば強いのは間違いないし。デッキ、タノシイ、ダイジ。

 

 

5位 【Alessi】 緑白 <排斥 オケチラの従者 オケチラの碑>

 こっちのデッキが楽しかったかは知らない。いわゆる「何となく戦えるレベルの肉を並べて殴るだけ」というシンプルなセレズニアコンセプト。「仕える者たち」が続々盤面に並んでがっちりとスクラムを組むその姿は、潔いというか、見映えがしないというか。まぁ、それでも緑のクリーチャーがでかいのは事実なのだし、「大いなるサンドワーム」にまで辿り付いてしまえばたとえ脳筋でもゲームは終わる。「苦刃の戦士」→「頭巾の喧嘩屋」のお約束ムーブもきちんと確保しているし、実はこれだけでもビートスピードはそれなりになるのだ。実際私はそれで押し潰されて負けているのだが、世の中この程度の陣営なら捌いて削り切れるデッキの方が多かった様子。そんなもんなんですかね。なお、せっかく最後なのでどうでもいい記録だが、今回の環境は全部で10試合。なんとこちら、そのうち8試合で白を使っている。この8/10はもちろん誰のどの色と比べても最多使用率である。序盤は黒白ゾンビを「やらされ」、中盤以降はこの緑白タイプのデッキが多かった気がする。結局、人間なんだかんだで個性は出てるもんなんですよ。本人が望んでるかどうかは分からんが。

 

 

6位 【Serra】 赤白 <名誉ある門長 不帰/再帰 感電>

 終わり悪ければ全て悪し。後半は勝率も伸び悩み、なんとも消化不良のフィニッシュとなってしまった。今回は鉄心石腸のボロス決め打ちで勝負。1引きがマルチカラーの時点で、テコでもそこから動かないのがこの男のスタイルである。まぁ、おかげでいつも通りに色を被されてめでたく沈んでいるわけだが、上のピックは「奇怪なドレイク」からの不意打ち赤なので1パック目で予測するのが難しく、やはり「被せられた」印象が強い。2つ上の優勝者がうまいこと3パック目でもおいしいカードをそこそこ遅い順目で引けているのに対し、上2人が赤を絞り取っているためにどうにもピリッとしない引きになるのでポジションは不利である。ただ、流石に決め打ちするのが早過ぎる気はするけどな。1パック目4引きで「捷刃のケンラ」は流石にどうなんだ。この時点で白の収穫がほぼゼロだったのだから流れの良かった黒への切り替えのチャンスがあっただろう。更に何故か2パック目では1引き「不帰/回帰」(ダブルシンボル)→「魂刺し」と黒をつまんでおり、この一瞬だけ何かが変化している様子。完全に手番損なので、なんだかすごく勿体ない。動くにせよ動かないにせよ、全部一手遅れてしまっている印象。でも何でだろう、優勝者とのボロス対決だけは制してるんだよな。あと、勝率が振るわない中、何故か最多優勝のアイツにだけはシーズンを通して勝ち越しているという謎データも。やっぱ相性ってあるよね。なんかこう、デッキがどうこういう以前の、人としての。

 

 

今回のピック表

 

Sangriter】(白赤)→【Thraxi】(青赤)→【Serra】(赤白)

                          

Chrolony】(黒緑青)←【Alessi】(緑白)←【Mei】(緑黒白)

 

 

追加コーナー

【成長するカ()ド 第5回・ゼンディカー〜エルドラージ覚醒編】

 早いもので5回目ですね。ただ、案じていた通り、雨のせいでカードにダメージをくらいそうになったので本当に冷や冷やしました。今後も湿気でカードにダメージが多い季節だし、気苦労が多そうである。今回くらいで全体枚数が100枚近くになった人が多いのではなかろうか。弱いカードも少しずつ抜け始め、ようやく統率者っぽいまとまりも出てきたくらいか。ただ、なかなか100枚デッキに慣れていないため、今問題になっているのが土地のバランス。緑を使ってる連中はマナなんてナンボでも調整出来るから気にしてないみたいだけど、そうでない人間は本当にマナフラッド・スクリューのどっちが起こってもおかしくないのでデッキを回してても何割かが事故で終わってしまうのがストレスである。解決出来る方法ってあるのかなぁ。

 

 

 次回以降ですが、まず、来週(もう今週だけど)は新環境に突入して感想戦などやることが多そうだし、場所が確保出来ない恐れもあるとのことで、このあたりで新カードの提供は一週お休みにしたいと思います。デッキを回したい人は改めて調整作業をやってみてください。2週間後に持っていくセットはまだ決めてないのだけど、どこかで挟んでおかなきゃいけないので、そろそろ手をつけようかと思っているのが……

 

「ミラディンの傷跡」ブロック

 

です。アーティファクトセットだと全員で同じカードを奪い合う可能性があるので面倒なんだけども、なんとか話し合いながら調整してください。「ワームとぐろエンジン」がほしい人はじゃんけんです(6枚ある気がする)。感染や金属術関係はスルーしていいカードが多そうだし、そこまでカードのチェックに時間はかからないと思いたい。

 

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