最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「異世界はスマートフォンとともに。」 3 何かの原液をただひたすら喉奥に流し込まれる感覚……勘弁してください。もう、それはお腹いっぱいのヤツです。 なんかもう、視聴後に元気に「異世界転生の時間だぁぁぁ!」とかいう雄叫びを上げることすらままならない状態になってしまった。なんだろねこれ。教本か何かじゃないかな。「異世界転生ってのは、こういう要素を書く物語なんだよ」っていうパーツを、とにかく並べている作品。そこには一切のオリジナリティが存在せず、ただひたすら「みんな、異世界転生ってこういうやつだよね?」という確認作業だけが続く。ソシャゲ始めた直後のチュートリアルを延々見せ続けられているような印象だ。そしてチュートリアルならば「さぁ、ここからがこのゲームのオリジナル要素で最も売り出したい要素なんだけど……」ってんでセールスポイントの説明にはいくらか力も入れてくれるもんだろうが、今作にはそうしたセールスポイントが(少なくとも現状では)一切見あたらないため、本当に何の熱も籠もらない状態で淡々と説明が続くのである。なんだこれ、新手の地獄か。 そして、説明されている「テンプレ」も、適当にその辺に転がっているものを組み合わせたものなので、各々の要素が「断片」でしかなく、1つの世界、1つの作品としてつながってこない。前のシーンと次のシーンの整合性を考える気がまるで無いような、そんな鉄の意志すら感じられる。例えば「何か1つだけお願いをきくよ」と言った神様が、スマホのあれこれを全部面倒見てくれた後で、ついでに身体強化も全部やっちゃったという無茶苦茶。もう、それでいいじゃん。スマホ関係無いじゃん。一応神様の台詞からすると「不注意で殺しちゃったから、次の世界では死なないようにしとくわ」という配慮ということだが、もう、その時点で異世界転生としてはやり過ぎてるレベルだから本当にスマホがどうでもいい。「何で異世界に転生するの?」→「そういうルールです」という説明も全く説明になっていないし、主人公が「冷静」と評されていた部分も、単に作品の齟齬にツッコミを入れずに受け流すだけの操り人形だからそうなっているだけだ。どこの世界に意志無き操り人形に最強の力を与えて振り回すだけの物語を見たい人間がいるものか。 他にも「文字が読めないのに言葉は通じる」なんていうのも本当に馬鹿にしてるとしか思えない設定。「言葉が通じる」という設定であるなら、それはおそらく神様の力で言語関係をクリアしたからに他ならない。「たまたま日本語と全く同じ言語体系と語彙体系を持つ言語」なんてものが産み出される可能性はゼロなのだ。もし、その条件が満たされたなら文字体系も同じになっていなければおかしい。おかげで「生クリームは通じるけどアイスクリームは誰も分からない」とか、「アイス? 氷のこと?」と尋ねるなど(この世界には英語と日本語のどっちがあるというのだ)、もう何も考えたくないという世界設定の浅薄さがいくらでも出てくるのである。世の中、もうこれで設定が充分っていう状況なんですかね。怖気が走りますわ。 映像部分は、シナリオの熱の無さをそのまま反映したような淡々としたテイスト。別に作画崩れが云々とかいうものではないが、当然のように魅力に乏しく、ただひたすら「事実」のみを語ることに終始する。チュートリアルだからあいだは適当なアイキャッチでバンバン繋ぐので、1話目から総集編みたいな構成。アニメーションに求められる魅力が何一つ存在していない気がする(女の子のエロすらない)。頑張って魅力を探すと……まれいが中心で諸々のキャストがコーラスに入るっていうエンディングの構成くらいかな……。 もう、ここまで潔い作品は本当に久しぶり。逆の意味で、オラわくわくしてきた。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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