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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「NEW GAME!!(第2期)」 5

 今期のきらら作品枠。前クールはお休みだったので「うらら迷路帳」に続く作品ってことになりますかね。まぁ、2期目なので取り立てて触れるべきポイントもないのだけども。

 基本的には前作から何も変わっていない。動画工房の提供する徹底的に萌え方向に充実した作画、キャラの見せ方。本当にこれに文句を言ったら罰が当たるくらいに恵まれた作画体制である。丸っこいキャラの動かし方は心得たもので、今作の場合はあんまり「漫画的に」なりすぎると一応の「社会人ストーリー」という骨子との齟齬が目立つ恐れがあるのだが、そうした現実と地続きの部分を阻害しない程度に見せてくれる「萌え」の方向性は非常に正しいし、見応えのあるものだ。

 ただまぁ、ぶっちゃけ今作はそれで全てを語り終わってる感があるんだけども。やっぱり描いてる中身がなー。社蓄のデスロードは別にアニメで見たくないんだよなー。女の子がきゃっきゃうふふしてる姿が見たいなら、もっと別な(メンタルに悪影響を及ぼさない)良い作品があるわけで、わざわざ世間の世知辛さをフラッシュバックさせるような真似をせずともよいのだ。今作の場合、なまじ「苦しい現実」にリンクしているために、萌え方向に完全に振り切れず、どこか喉に引っかかった魚の骨みたいな違和感がある。例えば今回の1話目に限っても、ひふみんの成長を描く部分がいくつかあったのだが、面接シーンなどで彼女の欠点が改めて確認されると、「まともな対人コミュニケーションも取れないような人間が就職面接を乗り越えて会社に入ってる時点で激甘だよな……」とか余計なことが気になる。社会の厳しさ、労働の難しさを描かなければ個性が出せない作品のはずなのに、萌え漫画にする手前、どこかで絶対に甘ったるいのである。この「ズレ」が作品独自の強みだと解釈することも出来るだろうが、残念ながら私の場合は「そんなん無くていいのでもっと八神さんがガンガン百合の花を咲かせるシーンを下さい」という感想しか出てこないのである。

 というわけで、個人的には主人公部分はかなりどうでもいいので、後はコウ×りんの夫婦の行く末を見守るだけのアニメです。コウの尻を執拗に追い回す冒頭のカットは良いと思います。以上です。

 

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