最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
次回予告の不穏さで全部吹き飛んでしまう、第17話。できることならチセとエリアスはずっと睦まじくあってほしいものだが……そうもいかないのが世の辛さよ。 クリスマスプレゼントのおかげでいろんな部分でライフハックを果たすことができたチセ。エリアスからもらったクマは(ビジュアルはともかく)魔力の過剰生成を制御できる機構が組み込まれていたし、何よりもアンジェリカから送られたブレスレットはダイレクトにスレイベガの問題を制御してくれるものらしい。ようやく、少しずつではあるがチセの延命へ向けての処置が進んでいるということだろうか。このまま技術革新が進み、チセが自らの魔力を管理できるようになれば、魅入られた魔法の子としての恩恵を受けつつ、天寿を全うできる世界が訪れるのかもしれない。 しかし、残念ながら物事は穏やかに終わるわけではない。たまたま連れ立って外出したチセたちを待ち構えていたのは、「灰の目」の気まぐれによって窮地に立たされたとある姉弟。赤の他人には違いないが、チセはどうしても「姉」の感情に寄り添ってしまうところがあるようだ。チセ自身はあまり弟のことを覚えていないかもしれないが、家族を大切に思う気持ちは、最近また心の奥底から感じられるようになっている。そんなチセが、必死に弟を探す姉を無視するわけにもいくまい。気まぐれな人助けと言うだけならエリアスはゴーサインを出さなかったかもしれないが、エリアスがチセに憑依して一通り交渉を行い、一応「魔法使いと人との契約」の形式は成立した様子である。エリアスはここ最近、ちゃんとチセの意志を尊重してあげる姿勢ができているのがいいね。憑依形態の時のチセさん、無駄に格好いい(種﨑敦美による自然な変化が素敵)。 灰の目ってやつは、結局何を狙っている存在なのかは未だによくわかっていない。前回の狼騒動も気づいたら終わっていたし、明確にチセたちを害することが目的というわけでもなさそうだ(今回の姉弟にチセが関わったのも偶然だし)。しかし、人間に寄り添い、人間が困ったり慌てたりする様子を見て楽しむ隙を伺うような存在ではあるらしい。幼い姉・ステラは本当に単なる気まぐれでこんな災難に巻き込まれてしまったということだ。まー、ティタニアの「取り替え児」のことを考えれば、イギリスでは人がいなくなるのなんて割と普通のことなのかもしれないけど(偏見)。 灰の目の気まぐれは、さらにチセとエリアスの関係性にまで及び、エリアスを奪い去ってチセ一人で「求めるもの」を探せというミッションにすり替わる。ただ、なんとなくチセができるギリギリの範囲でタスクを制限することで彼女の限界線を図ろうとしているようにも見える。前回自分が仕込んだ獣化能力がきちんとゴールに向かう道筋になっているあたり、本当に気まぐれで困らせようとしているだけなのかどうかもちょっとわからない。ただ、チセはとにかく持ちうるものを全て使い切って、自分の目的を果たすだけだ。エリアスの方はというと、灰の目に絡め取られて動きにくかったというのもあるのだろうが、特にチセを心配したという様子でもなく、「彼女ならなんとかするだろう」くらいの様子で構えていたのは意外である。その間にイーサンと遊んでる時にナチュラルにチセの顔を借りたりしているし、なんだか2人の間の境界が曖昧になっているような印象もあるな。 今回得られた教訓は2つ。1つは、血の繋がりという曖昧なものでも、人はそれをかけがえのないものだと感じるということ。エリアスは「夫婦や家族がよくわからない」と言っていたが、今回チセが姉弟の危機を救うために奔走する姿を見て、何か強い力を感じることができただろうか。そして2つ目は「人の言葉や文字には強い力がある」という灰の目の言い分。「いらない」と言ってしまえば関係性は断ち切れる。「死んでしまえとでも言っていれば面白かったのに」っていう灰の目の煽り、なんだか現代のTwitter文化に通じるものがありますね。言葉というものを、もっと大切に扱っていきましょう、ということである(なんか違う)。 今回のお話がめでたしめでたしで終わっただけに、どうしても次回予告の中身がなぁ……残り話数も少なくなってきたが、最後の騒動は一体どんなものになるのだろう……。 PR |
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