最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
ウアァァア! めぐっちゃん!!(7話ぶり、2度目) 最終話! 常に我々の予想を超えてくる女! めぐっちゃんで始まりめぐっちゃんで締めたぞこのアニメ。すげぇなヲイ。 大団円でしたわー。ドラマとしての最大のクライマックスは先週だったので、今回はエピローグといえばエピローグ。しかし、それぞれが今回の旅で培ったものが一体なんだったのかを確認できるという意味では、まさに集大成のエピソードである。本当に素敵な旅だった。 報瀬は髪を切った。「ある意味で失恋」と日向が言っていたように、髪を切ったことは何かとの別れを暗示するかのようだ。母親の死をこれ以上ない形で受け入れることになった報瀬は、その決別から大きく成長し、まっすぐに前を向き、新たな目標を手に入れた。母親の影を追うばかりだったこれまでの生活に別れを告げ、これからは自分の意思で、自分の力で再びの南極を目指す人生の旅が始まる。また1からアルバイトでお金も貯めるだろう。正式に観測隊に入るために、あらゆる努力を惜しまないだろう。その先には、母が見た本当のオーロラも待っている。自分たちよりもずっと先を進んでいる吟たちも待っている。それでももう、その場所は決して手の届かない場所ではないのだ。「宇宙よりも遠い場所」は、今や彼女には地続きの故郷だ。 日向は新しい友情と、人生観を手に入れた。歪んだ集団生活でくしゃくしゃになっていた彼女の「友達」感覚は、南極で綺麗さっぱり洗い流され、かけがえのない友情で上書きされた。高校に戻るというわけではなかろうが、これからも彼女はバイトを続けるし、その持ち前の優秀さでもって、今後の人生もうまく渡り歩いていく。そして、事あるごとに傍迷惑な「友達」から連絡が入るに違いない。「今度はあそこへ行こう」「次はこっちに行くから用意をしろ」。そんな厄介な友達が、一切気を遣う事なく、日向に無理難題を押し付けにくる。そんな関係こそが、日向が何よりも望んだ触れ合いである。緯度も嵐も乗り越えて、たどり着いた南極よりも遠い場所なんて、日向には存在しない。 結月も新しい友情を手に入れ、仕事の新しい意義を手に入れた。特殊な世界で生きてきた彼女にとって、人付き合いはビジネスの延長線上。ずっとそのまま続くと思われた外界との関係も、あまりに特殊すぎる南極大陸で脆くも打ち崩された。ズケズケと土足で入ってくる無遠慮な奴ら。証書も念書もなしに友達になっちゃう身勝手な奴ら。死なせたくて仕方ないどうしようもない連中の生き様に、結月は同世代の女の子のたくましさを見る。まだまだ自分は未熟者で、知らない世界、知りたい世界がたくさんあったことを知る。そして、そんな自分が精一杯仕事を続けていれば、それが人の心に伝わり、「空よりも遠い場所」へとつながっていく。南極で待つ自分のファンに向けて、彼女はこれまで以上に、仕事熱心に我が道を突き進むことだろう。 キマリの日常は、また静かな女子高生のそれへと戻っていく。しかし、明らかに「これまで」と「ここから」は違う。帰りたくないと思えるほどに惹かれてしまった南極の純白。どこへ向かえばいいのかもわからずにがむしゃらに反対行きの電車に乗ろうとしていたあの頃とは違って、彼女の視線は、ただまっすぐに「宇宙よりも遠い場所」へ向けられている。一人きりなら夢物語でしかないそんな視線も、友達がいれば現実になる。彼女はそれを自らの手で、身体で、魂で知ったのだ。めぐっちゃんだってすぐに自分の殻を突き破ってみせた。次の機会があるならば、今度こそ自らの手で摑み取ろうではないか。向かうべきは、あの空の向こう側。自分の足で、歩き続けた非日常の先。そう、この4人で。 PR |
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Thraxi
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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