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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「ダメプリ ANIME CARAVAN」 5→5

 なんでこんなにシリアス展開になってしまったんや(困惑)。でもまぁ、別に作品世界は破綻してない……いや、してるけども。ナレクにシリアス任せちゃったら駄目だろ。

 というわけで、なんか後半はあんまり望まぬ方向に進んでしまった作品ではあるのだが、それでもキャラとしては方向性が変わっただけで悪くなったというほどでもないので許容範囲内なのかな。真っ当なファンは序盤のナレクと後半のナレク、どっちが見たいキャラクターだったんでしょうか。アニメシリーズとしては「アニの影響で色んな王子が真面目に政治のことも考えられるようになったよ」という成長物語として処理できるのでむしろ正しい方向性ではあるんだけどね。

 一応「プリンス」がテーマの作品なので、単なる駄目男の更生物語というだけではだめなんだよね。「王子」として真っ当な働きができるようになるためにはそれこそ革命レベルの事件が必要だ、ってんで、一度国をひっくり返すくだりが入るわけだ。多分、こうして「ちゃんと頼れるところもあるんだよ」っていう側面を見せた方が正しいファン層には訴えかけるものがあるんだろう。ギャグ中心で見たい人間としても「そんな茶番に騙されへんで」という気持ちはありつつも、「あのバカ王子がちゃんと成長したなぁ」という満足感も確かにあるんだ。ナレクが最後に肖像画を叩き斬られるシーンとか、「そうなるだろうな」って薄々わかっててもやっぱり感動してしまう。

 多分、こうして男性視聴者目線からでも問題なく見られたのは、やっぱりアニのキャラがわかりやすかったからなんだろうな。脳筋朴訥田舎お姫さんっていうキャラ設定がずるい娘である。そりゃま、こういう子にタカビー野郎ども惚れちゃうってのもお約束のシチュエーションですからねぇ。イロモノっぽく見えて、少女漫画設定としてはベタの極みだったのだ。

 あとはまぁ、各キャラが格好良く、可愛く描けてればそれでOK。個人的にポイントが高かったのはやっぱりアニ役が矢作パイセンだったところで、こういうトバしかたのパイセンにハズレはない。こんな声でも人妻なんだぜ……。あ、あとグリまる。モフルンみたいな声しやがって……。

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