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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 エンディングがDパイ4人歌唱になってるのがイイヨネ、第6話。コーラスで参加している名緒さん、今回殺されたみたいな扱いになってたけど、ラストシーンでは「やっぱりひそねが帰ってくる家は名緒さんなんだなぁ」っぽい演出になっていたので許してあげてください。なんで名緒さん本人が四人に対して上から目線なのかはわからんけども(そういう人だよな)。

 普通にいい話、っていう展開。別にドラゴンでなくてもいいだろうし、その辺の飼い犬、飼い猫でも成り立つような「ペットと飼い主の友情物語」展開であった。単にペットの方が飼い主をお腹の中に飲み込むだけで、あとはいたって普通の友情形成。不覚にも星野さんが「ノーマ!」って呼ぶところはウルっときてしまったし、こういう素直なお話を楽しめる余裕があるのは結構なことである。

 だがしかし、今作はそんな単純な単発エピソードで幕引きにするわけにはいかない要素がいろいろと転がっている。一番の問題は「何故あの島にいたドラゴンたちは飛ばなかったのか」という部分であり、今回はいい話風にまとめられているのでラストパートはごまかされたが、その実、ノーマが飛ぶことになった理由は未だよく分かっていない。「星野さんが素直になって友情形成できたからうんたら」って言い出したら、島に来た初日からノーマはいうこと聞いてるはずだし、二人の間に何か決定的な変化がなければ、島での離陸は不可能だったはずだ。そして、ノーマの飛行を皮切りに残りの3体も次々に帰路に着いたのも不思議なところ。ノーマが何か結界じみたものを打ち破ったおかげで残りも飛べるようになった、っていう理解でいいのかな。ノーマが飛んだ時に意味ありげに祠の石碑が傾く描写があったが……事務次官や上の人間は「島の理由」を全て知った上で今回の試験を導入しているわけで、ふわっとした「友情や愛情」以外にももうちょっと具体的なトリガーはありそうなんだよな。何か決定的な要因を見逃してないかしら……。

 そして、単体で見れば「いい話」だった星野さんのお話も、ドラゴンという存在を4体まとめて総体だと認識するとまだまだ解決したとは言い難い。たまたまノーマは尽くしてくれるタイプのドラゴンだったというだけの話なのだろうか。少なくとも二人(1人と1頭)の関係性は、ひそねとまそたんの間では絶対成立しない関係性のように思える。ドラゴンに個性があるのは当然のことだが、それでも事務次官が「Dパイになるためには条件が必要」と明言していた部分は、どのドラゴンでも共通して持っている性質であるはずだ。「人間の精神的依存を勝ち取る」のが目的であるとするなら、やっぱりノーマの行動原理は少しゆがんでいるような気がするのだが……。別にいいのかなぁ。星野さんが一番自分のことを見てくれる方策が、「ただ黙って彼女のいうことに従う」だということまでノーマが理解しているのだとしたら……いい話っぽく見えて、実は割とホラー要素があるよね。結局、命令したり、操ったりしているのは、人なのか竜なのか……。

 まぁ、そんなシリアスなことを考える必要がある作品でもないのだろうけども……。とりあえず、次週には名緒さんの首(仮)の2号機が作られていることに期待しよう。

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