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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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5月26日 ドラフト模様(DOM×3)

ピック順 【Chrolony】→【Sea-chcken】→【Tanaka】→【Alessi】→【Thraxi】→

 

 おっ、333号目だぞ。だからなんだって話だが。数多のキリ番踏みつけて、ドラフト通信今日もゆく。

 本来ならメンツが足りなくて中止になるはずだったドラフトですが、窮状を見て奴が駆けつけてくれたぞ。いや、たまたま来たくなっただけらしいけども。割とホイホイ来るようになると、いけない西のおっさんみたいな扱いになるから注意が必要だ。

 

 

 




 

 

   AL TH SC TA CH

AL ー  ×  ◎  ◎  ×  2ー2 3

TH ○  ー  ○  ◎  ×  3ー1 2

SA ×  ×  ー  ×  ○  1ー3 5

TA ×  ×  ○  ー  ×  1ー3 4

CH ○  ○  ×  ○  ー  3ー1 1

 

 

1位 【Chrolony】 緑赤 <火による戦い 包囲攻撃の司令官 ケルドの軍監>

 長らくの悲願を果たし、ようやく今環境では初優勝。デッキメイクも前回果たせなかったグルールランプでのリベンジということもあり、本人の中でも文句なしで達成感に満ちた試合だったようだ。まぁ、ぶっちゃけると緑がほぼ独占状態だったというのが最大の勝因なのでデッキ云々よりもピックの方の影響がでかいのだが。開封パックが地獄のような緑赤パックだったのだが、ほぼ全部一周して帰って来るとかいうわかりやすい状況。もうね、五人戦はこれだからね。ただ、よく見てみるとリベンジランプとは言っても前回と違って重いマナ域でのフィニッシャーは驚くほど少ない。キッカーして決め手になるカードは「ベイロスの大喰らい」と「火による戦い」だけであり、むしろデッキで注目すべきは「腐食軟泥」×2などで序盤戦をかなり意識した仕上がりになっている部分なのではなかろうか。どうしてもランプ構成は引きムラが出てしまい、勝てる試合はぶん回るが噛み合わないと紙束感が出やすい。そこでこのデッキの場合、決め手になるようなクソ重たいカードは最小限にとどめ(というか1枚も入ってない)、序盤で回せるカード、そして中盤以降に引いても強いカードという絞り方で、複数枚採用されているカードも多いのでいつでも満遍なくカードが使えるようにできているのだ。また、サイドボードに仕込まれた「空を射抜く」×4など除去の性能が高く、赤緑の特権である「ケルドの略奪者」などの「そこそこの肉」でも相手の脅威を全て捌ききれば充分フィニッシャーたりうるのである。「包囲攻撃の司令官」が出たのはラッキーだが、これがなくてもデッキとしては成立していただろう。今後の2マナ域のあり方を考える上では面白いサンプルデッキである。

 

 

森×8 山×7 結束の記念像

 

<クリーチャー類> 14

ラノワールのエルフ×3 ラノワールの斥候

ギトゥの年代記編者 腐食軟泥×2

ケルドの軍監 クローサのドルイド

炎矢師、ハラー ベイロスの大喰らい 

ケルドの略奪者×2 包囲攻撃の司令官

 

<その他> 10

冒険の衝動×2 シヴの火

壊れた絆 灰からの成長×2

火による戦い ドミナリアの大修復

焦熱の介入×2

 

 

 

2位 【Thraxi】 赤白青 <永遠の大魔導士、ジョダー 多勢の兜 シヴの火>

 大量の「空を射抜く」によって優勝決定戦を制されたのでとても悔しいが、これも強いデッキでした。今回もテーマとしては「いつものようにグダグダするんじゃなくて、なんとか速いタイプのデザインを」という意識で挑もうとしたドラフト。その割に1引きが3色のジョダーっていう時点で暗雲立ち込めすぎなんだけども。しかし、その後は赤の流れが見えたこともあって少しずつボロスカラーでの基盤固めが進み、中盤あたりでは「叙爵」と「炎のチャンピオン」によるブン回りビートに狙いを定める。低マナ域に決め手となるクリーチャーがいないのなら、「叙爵」や装備品、それに「秘儀での飛行」で強引に作り出してしまえばいい、という発想である。結果的には「叙爵」×2「秘儀での飛行」×2に「世界の盾」も揃えたオーラ・装備品ビートが完成。隙を見せた相手には「チャンピオン」が一瞬で二桁ダメージを叩き出すことも。まぁ、ぶっちゃけ3パック目で拾った「刃の翼ヴェリックス」が強すぎたんですけどね。1度もキッカーコストを払ったことはないんだけど、「多勢の兜」の力で双子じゃない本人トークンが登場しまくったのは笑った。なお、「流石にこんだけ早く引けば決め打ちできるんじゃね?」と思って2引きした「アンティキティー戦争」はサイドボードで寝てるよ。

 

 

 

3位 【Alessi】 青白黒 <艦の魔道士、ラフ・キャパシェン エイスサーの滑空機 ボーラスの手中>

 「五人戦じゃなかなか色を絞り込んでも結果が出せない」ということで、こちらも3色に散ったデッキになっている。まぁ、タッチカラーくらいなら問題はないのだが、私のデッキとこちらのデッキは割と均等に散ってしまい、「土地を引かんかったら諦めるだけや」という捨て鉢3色になっている。捨て鉢な分だけカード単体のカロリーは当然高めで、「ラフ・キャパシェン」を筆頭に、レジェンドから繰り出される「ヨーグモスの不義提案」は毎度毎度極悪である(インスタントで撃たれるとなおさら)。その他のパーツは本当にエスパー3色からいいとこ取りのごった煮風味だが、意外なことにこんな中で大きな仕事を果たしたのは「逃亡者、梅澤哲子」だった。除去が多いデッキなので1/3でちまちま殴るだけでも意味があるし、「エイスサーの滑空機」など意外に該当するクリーチャーが多いのでクロックが馬鹿にならない。コモンの中では影が薄い「守衛官」も、哲子に見ててもらえれば一線級になれるのだ。幸か不幸かそこまで事故らしい事故は見せなかったが、やはりいいとこ取りなので全体としての主張は薄く、アド取り合戦に正面から付き合ってくれない相手にはやんわりと負けてしまった。この辺りの「シナジーか、質か」みたいな問題はどんな環境でも悩ましいところよな。

 

 

 

4位 【Tanaka】 白青 <勇敢な考古学者 セラの天使 封じ込め>

 試合後に「なんで負けるんだろう」と頭をひねり始めているのは良い兆候。これまではビギナー気分で負けを甘受していたわけだが、「勝てるとはずだったのに」と思い始めたらそれはもう沼の第一歩。さぁ、もうビギナー扱いは終わりだ。いや、今まで一度たりともそんな扱いしたことなかったけど。今回は「勇敢な考古学者」というそれなりに軸になりそうなカードからスタートしての白青。「氷の干渉器」2枚なんて鬼畜な武器を持ち、地上は主に「アカデミーの修士魔道士」なんかでさばきつつ、「ペガサスの駿馬」率いるフライヤー軍団でフィニッシュに持っていくという、古式ゆかしい白青戦術である。「雲読みスフィンクス」などの最低限の駒は揃っているし、しっかり回せるデッキのように見えたのだが……勝ちがついてこなかった。なんかね、傍で見てた試合はほとんどが土地4枚で止まってて手札に「祝福の光」とか「冷水カミツキガメ」を抱えて死んでいく展開が多かったね。1試合目は土地16枚で回していたらしいのでしょうがない部分もあるが、途中から17にしてもイマイチの感はあった。まぁ、もしかしたらいくら重たい環境とはいえ、4マナ以上にカードを割きすぎた部分はあるのかもしれない。アイシーだって軽いカードではないしなぁ。あとはやっぱり細かいプレイング。最終的な勝ち筋を見出し、「今できること」以外の長期目標を見据える(当座のライフを守る、とか、クロックを追加して押す展開にする、とか)というのが今後の課題になるのではなかろうか。

 

 

 

5位 【Sea-chcken】 黒緑赤 <センギアの純血、カザロフ センギアの純血、カザロフ 不純な捧げ物>

 なんとまぁ、ツインカザロフが開封パックから。さすがにこの流れは決め打ちするしかないのだね。とはいえ、実はこの環境の赤黒って「除去が強い」という特徴こそ明確だが、はっきりとデッキが向かう方向が見えるわけではないので案外構築が難しい。こちらのデッキは赤の流れが良くないと見たのか、途中から緑に流してメインは黒緑になっている。「菌類の勢力範囲」や「胞子冠のサリッド」といったサリッド戦術のキーカードが多く、ハマればカザロフなど使わずともそれだけでゲームが決められそうな陣容である。とはいえ、サリッド方向が見えたのはピック中盤からだし、例によって五人戦なのでそこまで集中してパーツが集まるというわけでもない。何故か「ネズミの群棲」が3枚集まったとか、色々と分からない方向にコンセプトが散った結果、ブラザー(本人たち談)との最下位決定戦でも破れ、わざわざ遊びに来てくれたのに容赦ない結果になっている。まぁ、そのあとの麻雀で(少なくとも俺は)接待したからいいじゃん。

 

 

 

 

今回のピック表

 

Chrolony】(緑赤)→【Sea-chcken】(黒緑赤)→【Tanaka】(白青)

                     

Thraxi】(赤白青)  ←  【Alessi】(青白黒)

 

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